新約聖書 2023年
5月28日救い主の再臨に備えるために今何ができるだろうかジョセフ・スミス—マタイ1章;マタイ24-25章;マルコ12-13章;ルカ21章


「5月28日救い主の再臨に備えるために今何ができるだろうかジョセフ・スミス—マタイ1章;マタイ24-25章;マルコ12-13章;ルカ21章」『わたしに従ってきなさい—アロン神権定員会と若い女性クラス用:教義のテーマ 2023年』

「5月28日救い主の再臨に備えるために今何ができるだろうか」『わたしに従ってきなさい—アロン神権定員会と若い女性クラス用:教義のテーマ 2023年』

画像
「主は再び来て治め,統治される」Mary R. Sauer画

「主は再び来て治め,統治される」Mary R. Sauer画

5月28日

救い主の再臨に備えるために今何ができるだろうか

ジョセフ・スミス—マタイ1章マタイ24-25章マルコ12-13章ルカ21章

画像
ともに評議するアイコン

ともに評議する

クラスまたは定員会の会長会の一員が司会をする:約10-20分

集会のはじめに,若い女性のテーマまたはアロン神権定員会のテーマを斉唱します。それから救いと昇栄の業についての話し合いを主導します。以下の質問から一つまたは複数,あるいはあなた自身の質問を使いましょう(「総合手引き—末日聖徒イエス・キリスト教会における奉仕」10.211.2参照)。話し合ったことに基づいて行動する計画を立てます。

  • 福音に従って生活する。前回,わたしたちは何を話し合い,どのような招きや割り当てが行われたでしょうか。わたしたちはそれらの招きや割り当てに従って行動するために何をしてきましたか。

  • 助けの必要な人々の世話をする。孤独を感じている人や,天の御父からの距離を感じている人に手を差し伸べるために,どのようなことを言い,行うことができるでしょうか。

  • 福音を受け入れるようすべての人を招く。ほかの人たちがイエス・キリストの愛を感じられるよう助けるには,どのような方法があるでしょうか。

  • 家族を永遠に結ぶ。家族を強めるのを助けるために,互いにどのようなアイデアを分かち合えるでしょうか。

レッスンの終わりに,必要に応じて次のことを行います。

  • 教えられた原則について証する。

  • クラスや定員会のメンバーに,集会中に立てた計画や招きについて再確認する。

画像
教義を教えるアイコン

教義を教える

成人指導者または青少年が司会をする:約25-35分

自分自身を霊的に備える

あなたが教える青少年は,イエス・キリストの再臨に先立つ終わりの時に生きていることについてどのように感じているでしょうか。確かに現代は苦難の時代であり,逆境,悪事,破壊が顕著ですが,救い主は現世での生涯を終える間際にわたしたちの時代について弟子たちに述べたとき,わたしたちに希望を与えてくださいました。暗闇の時代が来ることを認めつつ,主は再臨の時に御自分の光が「全地を覆う」ことを約束されました(ジョセフ・スミス—マタイ1:22-26参照。教義と聖約45:34-38も参照)。

末日に生きる祝福と機会について青少年が理解を深められるように,どのように助けることができるでしょうか。救い主の再臨に青少年自身と世を備えるよう鼓舞するために,どのようなことができるでしょうか。今週の聖句を研究することに加えて,「福音トピックス」(topics.ChurchofJesusChrist.org)の「イエス・キリストの再臨」の項に挙げられている幾つかのリソースを読むとよいでしょう。

一緒に学ぶ

青少年が今週聖文で読んだ内容を復習する助けとして,「暗い預言」「輝かしい宣言」という見出しをホワイトボードに書くとよいでしょう(ラッセル・M・ネルソン「信仰をもって将来を待ち望む『リアホナ』2020年11月号,73-76参照)。その後,各自でジョセフ・スミス—マタイ1:22-37を読み,救い主が再びおいでになる前に起こる「暗い」ことと「輝かしい」ことを挙げてもらいます。わたしたちがこれらの出来事について知ることが大切なのはなぜでしょうか。青少年が救い主の再臨に備える方法についてさらに学べるよう,以下の活動を行うか,独自の活動を考えてください。

  • サポート資料」にある聖句は,天の御父が御子の再臨に向けてどのように道を備えておられるかを青少年が理解する助けとなります。聖句で述べられている出来事をホワイトボードに書き,一人一人に聖句のいずれかを読んでもらうとよいでしょう。各自が読んだ聖句をホワイトボードの出来事と結びつけ,その聖句についてクラスで話し合うとよいでしょう。これらの出来事は,救い主の再臨に備えるためにわたしたちが果たす役割について,どのようなことを示しているでしょうか。クラスや定員会としてどのようなことをするよう促しを感じますか。

  • ラッセル・M・ネルソン大管長は次のように勧めています。「現代に関する暗い預言と輝かしい宣言の両方に,わたしたちはどう対処すべきでしょうか。主は,その方法を簡単ですが驚くべき言葉をもって教えて安心をくださいました。『備えていれば恐れることはない。』〔教義と聖約38:30〕」(「信仰をもって将来を待ち望む」74)青少年が救い主の再臨によりよく備えられるように,ネルソン大管長がメッセージの中で分かち合っている備えの3つの原則のいずれかを,各自で読んでもらうとよいでしょう。学んだことを分かち合うよう勧めます。ネルソン大管長の勧告に従って,どのようなことを行うように促されていると感じますか。

  • 主の再臨に備える」というメッセージの冒頭で,D・トッド・クリストファーソン長老はイエス・キリストの再臨の後に世界がどのようになるかを説明しています(『リアホナ』2019年5月号,81-84)。青少年に,クリストファーソン長老の説明を読んで,今の世界と対比するように言います。クリストファーソン長老が説明しているような世界で生きる備えをするために,わたしたちが今できることを話し合ってもらうとよいでしょう(メッセージのうち,「まず主の再臨に不可欠なことは」からの4つの段落が役立つでしょう)。救い主の教会は,わたしたちが主の再臨に備えるのをどのように助けてくれるでしょうか。クリストファーソン長老は,教会が「主の再臨に必要な備えを成し遂げるために,特別に力を与えられ,権限を与えられている」3つの事柄を挙げています。クラスのメンバーに,これらの事柄を見つけて話し合ってもらいましょう。

画像
研究している若い女性

備えていれば,救い主の再臨に至るまでの出来事を恐れる必要はありません。

信仰をもって行動する

クラスや定員会のメンバーに,今日受けた印象に従って行動するために何をするか深く考えて書き留めてもらいます。希望があれば,自分の考えを分かち合ってもらってもよいでしょう。印象に従って行動することで,天の御父やイエス・キリストとの関係がどのように強まるかについて考えるよう促します。

サポート資料

救い主の方法で教える

生徒たちに,時々御霊はクラスの話し合いの最中に,まったく声に出して話されていない事柄を教えることがあるということを伝えてください。

印刷