わたしに従ってきなさい 2024年
10月14-20日:「あなたがた〔は〕聖約の子孫……である」3ニーファイ20-26章


「10月14-20日:『あなたがた〔は〕聖約の子孫……である』3ニーファイ20-26章」『わたしに従ってきなさい—家庭と教会用:モルモン書 2024年』

「10月14-20日 3ニーファイ20-26章」『わたしに従ってきなさい—家庭と教会用:2024年』

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ニーファイ人に御姿を現されるキリスト

ニーファイ人に御姿を現されるキリストのイラスト/Andrew Bosley

10月14-20日:「あなたがた〔は〕聖約の子孫……である」

3ニーファイ20-26章

人々がイスラエルの家などの言葉を使うのを耳にするとき,あなたはそれが自分のことについて話しているように感じるでしょうか。ニーファイ人とレーマン人はイスラエルの文字どおりの子孫であり,「イスラエルの木の一枝」でしたが,彼らは「親木から分けられて……さまよっている」(アルマ26:361ニーファイ15:12も参照)と感じていました。しかし,救い主は彼らに,自分たちが主にとって失われた者ではないことを知ってほしいと思われました。主はこう言われました。「あなたがたは……イスラエルの家に属する者であり,……聖約を受けている者である。」(3ニーファイ20:25)主は今日あなたにも同様のことを言われるかもしれません。バプテスマを受け,主と聖約を交わすすべての人はイスラエルの家に属する者であり,「聖約を受けている者」だからです。言い換えれば,イエスがイスラエルの家について語られるときには,あなたのことについて話しておられるのです。「地のすべての部族」(3ニーファイ20:27)を祝福するようにという指示は,あなたに向けたものです。「再び目覚めよ,力を着よ」(3ニーファイ20:36)という招きは,あなたに向けたものです。そして,「わたしの慈しみはあなたから去ることなく,わたしの平和の聖約は動くことがない」(3ニーファイ22:10)という主の尊い約束は,あなたに向けたものなのです。

家庭と教会で学ぶためのアイデア

3ニーファイ20-22章

末日に,神は驚くべき業を行われる

3ニーファイ20-22章で,救い主は御自分の聖約の民の将来について預言しておられます(特に3ニーファイ20:30-32,39-4121:9-11,22-29参照)。これらの節を読むとき,ラッセル・M・ネルソン大管長の次の言葉を思い出してください。「わたしたち〔は〕主の聖約の民に含まれて……います。これらの約束の成就に個人的に携われることは,わたしたちの特権です。何とすばらしい時代に生きているのでしょう。」(「散らされたイスラエルの集合『リアホナ』2006年11月号,79)あなたにとって特に胸躍る預言はどれですか。それらの成就を助けるために,あなたは何ができるでしょうか。

霊感を与える言葉を探す。聖文の言葉に強い印象を受けて,それが自分のために特別に書かれたかのように感じることがあるかもしれません。そのような言葉があったら,自分の聖典で印を付けたり,学習帳に書き留めたりするとよいでしょう。

3ニーファイ22章24章

主は御自分に立ち返る人に憐れみをかけられる

3ニーファイ22章と24章で,救い主はイザヤとマラキから,火の中の炭,清められた銀,結婚,天の窓など,鮮やかなイメージと比喩に満ちた言葉を引用しておられます(特に3ニーファイ22:7-8,10-1724:10-12,17-18参照)。これらの比喩から,神とその民との関係,そして神とあなたとの関係について,どのようなことが学べるでしょうか。これらの章で述べられている約束は,あなたの生活や家族の生活の中でどのように成就してきましたか。

3ニーファイ23:6-13

霊的な経験を書き留めることは,わたしの家族に祝福をもたらす

3ニーファイ23:6-13に記されている救い主とニーファイのやり取りについて,どのようなことが印象に残りましたか。あなたがこれまで付けてきた記録を救い主が調べられたとしたら,主はあなたにどのようなことをお尋ねになると思いますか。どのような重要な出来事や霊的な経験を書き留めるべきでしょうか。そうすることはなぜ大切なのでしょうか(3ニーファイ26:2参照)。

3ニーファイ23章26:1-12

救い主はわたしに聖文を調べるように求めておられる

3ニーファイ20:10-1223章26:1-12を読みながら,救い主は聖文についてどのように感じておられるか深く考えてください。聖文を調べることと単に読むことは,どのように違うでしょうか(3ニーファイ23:1参照)。

3ニーファイ24:7-12

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什分の一を納めると天の窓が開く

神の民はいつも什分の一を納めるように命じられてきました(創世14:17-20マラキ3:8-11参照)。3ニーファイ24:7-12を研究しながら,神が御自分の民に什分の一を納めるよう求められる理由について考えてください。次の質問が研究の指針となるでしょう:

  • 什分の一の律法とは何でしょうか。教義と聖約119章参照。この啓示にある「利益」とは収入を意味します。収入のあるすべての会員は,什分の一を納めるべきです。)什分の一はほかの種類の献金とどのような点で異なっているでしょうか。

  • 什分の一は何に用いられるでしょうか。「福音トピックス」の「什分の一」の項(福音ライブラリー)に,その一部が挙げられています。教会員が什分の一を納めていることによって,あなたはどのような祝福を受けてきたでしょうか。

  • 什分の一の律法に従って生活する人には,どのような祝福がもたらされるでしょうか3ニーファイ24:7-12参照)。デビッド・A・ベドナー長老のメッセージ「天の窓」(『リアホナ』2013年11月号,17-20)で,その幾つかが述べられています。特に,必ずしも金銭的でない祝福を見つけてください。あなたは自分の人生でこのような祝福が注がれるのを経験したことがありますか。それはどのようなときでしたか。

ビデオ「やもめのレプタについて教えられるイエス」(福音ライブラリー)を視聴するか,マルコ12:41-44を読むのもよいでしょう。この話はあなたに何を教えているでしょうか。

3ニーファイ25:5-6

主はわたしの心を先祖に向けるためにエリヤを遣わされた

現代において,わたしたちの心は神殿・家族歴史活動を通して「先祖に向け」られています。このことを,あなたはどのように経験してきましたか。3ニーファイ25:5-6教義と聖約110:13-16を読みながら,これが神の計画の中でなぜそれほど重要な部分であるのかを深く考えてください。

家族は永遠に『子供の歌集』98も参照してください。

その他のアイデアについては,今月号の機関誌『リアホナ』および『For the Strength of Youth—青少年の強さのために』を参照してください。

子供を教えるためのアイデア

3ニーファイ23:1,5

わたしは聖文を熱心に調べることができる

  • 3ニーファイ23章にある救い主の指示は,聖文が主にとってどれほど大切であるかを示しています。子供たちがこれを見つけられるように,3ニーファイ23:1,5を読み聞かせ,3回繰り返されている言葉に注意して聞くように言うとよいでしょう。調べることは,ただ読むこととどのように違うのでしょうか。

  • 子供たちと一緒に,好きな聖句を書いて隠すとよいでしょう。その後,順番に互いの隠した聖句を見つけ,一緒に読み,その聖句が意義深いものである理由を話し合うとよいでしょう。

3ニーファイ24:8-12

什分の一を納めると天の窓が開く

  • 子供たちが3ニーファイ24:8-12を調べて,「わたしが什分の一を納めるなら,主は……」という文を完成させる方法を見つけられるように助けます。あなたが什分の一を納めたことによって祝福を受けた経験を分かち合うこともできます。役立つようであれば,幾つかの金額を書き,子供たちがそれぞれの金額に対して納める什分の一(10パーセント)を計算するのを助けるとよいでしょう。

  • 今週の活動ページは,主が什分の一を使ってどのように御自分の教会の会員を祝福されるかについて子供たちが話すのに役立ちます。子供たちに,什分の一によって自分たちがどのような祝福を受けているかを示す絵を描いてもらいます(または教会機関誌の中から写真を見つけてもらいます)。

3ニーファイ25:5-6

天の御父はわたしに先祖について学ぶよう望んでおられる

  • 先祖を探求し,先祖について学ぶよう,子供たちをどのように鼓舞しますか。子供たちが成長したら,先祖のために儀式を行うよう,どのように励ますことができるでしょうか。子供たちが3ニーファイ25:5-6を調べて,末日に起こることを見つけられるように助けるとよいでしょう。年少の子供たちには,あなたがこれらの節を読むときに,「心」という言葉が聞こえる度に,自分の心臓の上に手を置いてもらうとよいでしょう。教義と聖約110:13-16で,この預言がどのように成就したかを読むのもよいでしょう(『福音の視覚資料集』95番も参照)。あなたの心がどのように先祖に向いてきたかを子供たちに話します。例えば,先祖について学び,先祖のために神殿の儀式を行った経験を分かち合うとよいでしょう。

  • 子供たちが両親と祖父母の名前をファミリーツリーに記入するのを助けます。先祖の一人について,どのようなストーリーを分かち合えるでしょうか。可能であれば,写真を見せます。また,「家族は永遠に」(『子供の歌集』40)を一緒に歌い,天の御父の計画において家族が大切である理由について子供たちと話し合ってもよいでしょう。

その他のアイデアについては,今月号の機関誌『フレンド』を参照してください。

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ニーファイとともにニーファイ人の記録を読まれるイエス

「記録を持って来なさい」Gary L. Kapp画

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