わたしに従ってきなさい
第1日曜日


「第1日曜日の評議会集会」「わたしに従ってきなさい—メルキゼデク神権および扶助協会用」(2017年)

第1日曜日の評議会集会

第1日曜日の評議会集会

毎月第1日曜日に行われる定員会やグループ,扶助協会の集会には,教師が教えるレッスンは含まれません。その代わり,会長会またはグループの指導者が評議会集会の進行を担当します。定員会やグループ,扶助協会のそれぞれが,地元における責任や機会,課題についてともに評議し,互いの考えや経験から学び合い,御霊から受けた印象に基いて行動する方法を計画します。

「啓示はわたしたちの間にあふれています。」1

ニール・L・アンダーセン長老 

評議会集会の前に

  • 指導者は地元における責任や機会,課題を特定し,話し合うテーマを祈りの気持ちで選びます。

  • 一人一人が御霊の導きを求めます。

  • すべての人が考えや経験を分かち合う備えをします。

ともに集う扶助協会の姉妹たち

評議会集会の間

  • 指導者はクラスの人に,前回の集会から得た印象に基づいて行動した経験を分かち合うよう勧めます。

  • 全員でテーマについてともに評議し,互いに耳を傾け合い,御霊の導きを求めます。

  • 指導者は重要な点を要約し,それを行動に表すよう促します。

メルキゼデク神権の評議会集会

評議会集会の後

  • すべての人が,ともに,また個人で,受けた印象と勧めに基づいて行動します。

  • 一人一人が次の集会で経験を分かち合う備えをします。

ハグし合う扶助協会の姉妹たち

「わたしたちは,主の御手である。」2

ディーター・F・ウークトドルフ管長

「わたしに従ってきなさい」インフォグラフィック

祈りのアイコン/ Getty Images

ともに評議する際の原則

評議会はどれも異なっています。主から教えを受けましょう。以下に始めるための原則を幾つかご紹介します:

  1. 評議会集会の目的は,地元における責任や機会,課題についてともに評議し,互いの考えや経験から学び合い,御霊から受けた印象に基づいて行動する方法を計画することである。

  2. 評議会集会は行動へと結びつく必要がある。個人とグループは御霊の導きを受けて,主の業を成し遂げるために集会の枠を超えて行動を起こすべく計画を立てます(教義と聖約43:8-9参照)。

  3. 評議会は話し合いを導きサポートするために,聖文および末日の預言者と使徒,そのほかの中央幹部,中央役員の言葉を用いるべである。そうすることで,定員会やグループ,扶助協会は,霊感を受けた教会の指導者の言葉から,重要な必要について話すことができます。

  4. 話し合いでは,個々の会員または家族について,内密または慎重に扱うべき事柄に触れないようにする。

  5. 会長会またはグループの指導者が評議会集会を担当するが,その人が話し合いのほとんどの時間を使って話すことのないようにする。指導者は話し合いのテーマを紹介し,だれもが御霊の導くままに自分の考えや経験を分かち合うように促します。

  6. だれ一人として参加を強いられていると感じることのないようにする。批判されるのではという恐れを感じることなく,だれもが安心して意見や考えを述べるべきです。

  7. 可能な場所では,円形に座わることで,話しやすい雰囲気の中で率直な話し合いをする助けになるであろう。

第1日曜日の評議会集会のために考えられるテーマ

評議会集会で話し合うテーマに関するアイデアは,ワード評議会や会長会,エリアプラン,会員に仕える中で指導者が受けた印象,また聖霊から受けた印象などからもたらされます。以下のテーマは提案にすぎません。指導者は,取り組むよう促しを感じるそのほかの必要に留意するとよいでしょう。

  • すべての様々な責任の中から,優先度のより高い事柄を最優先させるにはどうすればよいでしょうか。

  • どうすれば神にもっと近づき,生活や家庭において御霊の導きをより豊かに受けられるでしょうか。

  • どのようにして福音を友人や近所の人々に分かち合えばよいでしょうか(アルマ17章参照)。

  • どうすれば不適切なメディアやポルノグラフィーから自分自身と家族を守れるでしょうか(教義と聖約42:22-23参照)。

  • 指導者を助けてワードの子供と青少年を強めるために,何をすればよいでしょうか。

  • 定員会やグループ,または扶助協会における一致を深めるには,どうすればよいでしょうか(モーサヤ18:19-22参照)。

  • どうすれば家族歴史の業や神殿での礼拝にもっと携わるようになれるでしょうか。

  • 疑問への答えや福音へのより深い理解を求めるに当たって,どのようにして主の助けを求めればよいでしょうか。

  • どうすれば親は家庭でより良い指導者となれるでしょうか。

  • どのようにして主と主の福音に対する証を強め,家族が霊的に自立するよう助けることができるでしょうか。

  • 教え,導き,仕えるとはどういうことでしょうか。どのようにして周囲の人々を教え,導き,彼らに仕えますか(1 ペテロ4:11参照)。

できれば,指導者は前もってテーマを会員に知らせ,彼らが話し合う備えをして来られるようするとよいでしょう。

  1. ニール・L・アンダーセン,アダム・C・オルソン「『手引き』の訓練で救いの業が強調される」より,『リアホナ』2011年4月号,76  

  2. ディーター・F・ウークトドルフ「あなたは,わたしの手である」『リアホナ』2010年5月号,68