「11月15-21日。教義と聖約133-134章:『あなたがたは花婿の来臨に備えなさい』」『わたしに従ってきなさい—初等協会用:教義と聖約 2021年』
「11月15-21日。教義と聖約133-134章」『わたしに従ってきなさい—初等協会用:2021年』
11月15-21日
教義と聖約133-134章
「あなたがたは花婿の来臨に備えなさい」
あなたが教える子供たち,すなわち家庭で学習している子供たちと,学習していないであろう子供たち両方に必要なものを検討してください。学んでいることを互いに教え合えるよう子供たちを助けるには,どうすればでしょうか。
印象を書き留める
分かち合うよう招く
初等協会のレッスンで最近使った絵や写真を見せ,レッスンの内容で覚えていることを子供たちに分かち合ってもらいます。
教義を教える:年少の子供たち
イエス・キリストは再び来られる
133章の中で,主は御自分の再臨について述べ,この栄光に満ちた出来事に備えるよう御自分の民に勧告しておられます。子供たちが救い主の再臨を待ち望めるよう助けるには,どうすればよいでしょうか。
活動案
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一枚の布をカーテンに見立てて,救い主の再臨の絵を布の後ろに隠します(『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』の今週の活動ページの絵や,『福音の視覚資料集』66番を使うとよいでしょう)。子供たちに交代で「カーテン」を引いて,窓の外を見ているまねをしてもらいます。窓の外を見て,イエスが天から降りてこられるのが見えたらどう感じるか分かち合ってもらいます。「あなたがたは花婿を迎えに出なさい」(19節)という言葉を読み,子供たちがその言葉を繰り返して言えるよう助けます。
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子供たちの椅子の下に,イエス・キリストの再臨に備えるためわたしたちにできること(聖文を読む,福音を分かち合う,家族に奉仕するなど)が描かれた絵や写真をそれぞれ隠しておきます。子供たちに絵や写真を見つけてもらい,こうしたことが,救い主が戻って来られるときにお会いする用意をするうえで,どのように役立つか話し合います。
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「主の来られる時」(『子供の歌集』46-47)など,再臨に関する歌を一緒に歌います。救い主に対して抱いている愛や,主が地上に戻って来られることについて感じている気持ちを分かち合います。子供たちにも,感じていることを分かち合ってもらいます。
イエス・キリストは愛にあふれた優しい御方である
これらの節には,主がさまざまな方法で御自分の民に示してこられた「愛にあふれた優しさ」の一部が述べられています。救い主に愛されていることを子供たちが感じられるよう助けるために,何ができるでしょうか。
活動案
主はわたしに法律に従うよう望んでおられる
年少の子供たちには,家庭や学校やほかの場所で従うべきルールが設けられていることがよくあります。主はわたしたちに,地域社会や国の規則や法律を守るよう期待しておられます。あなたは子供たちがそのことを理解できるように助けることができます。
活動案
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子供たちに,ルールを一切守らないで簡単なゲームをしてもらい,その後,ルールに従ってゲームをしてもらいます。ルールはどのように役立ちますか。自分の住む地の法律に対する感謝の気持ちを述べます。
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子供たちが信仰箇条第12条を繰り返して言えるよう助けます。「守り,尊び,支える」などの重要な言葉を強調し,これらの言葉の意味について子供たちと話し合います。法律に従うことがなぜ重要なのかを話します。
教義を教える:年長の子供たち
主はわたしが清くあることを望んでおられる
教義と聖約133章は,周りのこの世的な影響力から自らを清く保つ方法について子供たちが理解するうえで助けとなります。
活動案
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バビロンとは何であり,何を象徴しているかを知るために,子供たちに『聖句ガイド』の「バビロン,バベル」の項(scriptures.ChurchofJesusChrist.org)を読んでもらいます。その後,教義と聖約133:4-5,14-15を一緒に読みます。「バビロンから出なさい」(5節)とは,どういう意味でしょうか。主がわたしたちに避けるよう望まれている場所や状況には,どのようなものがありますか。それらを避けるために,何ができるでしょうか。
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「シオン」と書かれた標識を部屋の片側に置き,「バビロン」と書かれた標識を反対側に置きます。教義と聖約133:4-5,14-15から,シオンやバビロンのことを表している言葉(「悪」,「清く」,「滅び」など)を紙片に書き,子供たちにその紙を一枚ずつ適切な標識の下に置いていってもらいます。
イエス・キリストが地上を統治される
D・トッド・クリストファーソン長老は次のように述べています。「主イエス・キリストの再臨に世界を備えることは,……きわめて重要な事柄で〔す〕。」(「主の再臨に備える」『リアホナ』2019年5月号,81)子供たちがこの重要な業に携わる方法を理解できるよう助けるには,どうすればよいでしょうか。
活動案
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『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』の今週の概要に載っている絵を見せ,子供たちにイエス・キリストの再臨について知っていることのリストを作ってもらいます。次に,教義と聖約133:19-25,46-52を使って,リストに追加してもらいます。再臨は義人にとって喜びの日であるという証を分かち合います。
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19節を子供たちが理解できるように,花嫁が結婚式に向けてどのように準備するかを説明します(最近結婚した人がいれば,手伝ってもらうとよいでしょう)。わたしたちはどのような点で,「花婿〔イエス・キリスト〕の来臨に」備えている花嫁に似ているでしょうか。役に立つと思われる場合は,10人のおとめのたとえ話(マタイ25:1-13参照)を子供たちと一緒に確認してください。救い主の再臨に備えることは,なぜ重要なのでしょうか。備えるために,今何ができるでしょうか。
主はわたしに法律に従うよう望んでおられる
世界中に様々な形態の政府がありますが,主はわたしたちが「自分が住む地の……政府を支持し,支える」ことを望んでおられます(教義と聖約134:5)。
活動案
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子供たちに,自分が守っている規則や法律を挙げてもらいます。もしだれもこれらの法律を守らなければ,生活はどのようになるでしょうか。分からない言葉や言い回しを子供たちが理解できるよう助けながら,教義と聖約134:1-2を一緒に読みます。主はなぜわたしたちが政府や法律を持つように望んでおられるのでしょうか。
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信仰箇条の第11条と第12条の文を細かく分けて,一つずつ別の紙片に書きます。紙片を混ぜ合わせ,子供たちに協力して正しい順番に並べてもらいます。わたしたちは,これらの信仰箇条で教えられている事柄を信じていることを,どのように示せるでしょうか。
家庭で学ぶよう励ます
子供たち一人一人に,家に帰って家族の人に尋ねる質問を一つ与えます。例えば,救い主の再臨について学んだのであれば,「イエス様の再臨に備えるために,わたしたちには何ができますか」と尋ねることができるでしょう。