「11月22-28日。教義と聖約135-136章:『彼は,自らの血をもって自分の使命と業を証明した』」『わたしに従ってきなさい—初等協会用:教義と聖約 2021年』
「11月22-28日。教義と聖約135-136章」『わたしに従ってきなさい—初等協会用:2021年』
11月22-28日
教義と聖約135-136章
「彼は,自らの血をもって自分の使命と業を証明した」
教義と聖約135-136章を教える準備をする際,自分の人生に影響を与えてきた原則を探してください。子供たちがこれらの原則を学んで応用するうえで,この概要にあるアイデアがどう役立つか考えてみましょう。
印象を書き留める
分かち合うよう招く
ジョセフ・スミスやジョセフが成し遂げたことについて今年学んだ中で覚えていることを,子供たちに分かち合ってもらいます。子供たちの助けとなるよう,今年の『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』や,以前の活動ページの絵を子供たちに見せてください。
教義を教える:年少の子供たち
ジョセフ・スミスとハイラム・スミスはイエス・キリストの福音のために命をささげた
ジョセフ・スミスとハイラム・スミスの殉教についての話は,この二人の偉大な男性の証と犠牲に対して,子供たちが感謝の気持ちを抱くうえで助けとなります。
活動案
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預言者ジョセフ・スミスと兄のハイラム・スミスがどのようにして亡くなったかを伝えるために,「だい56しょう:よげんしゃ,ころされる」(『教義と聖約物語』201-205)を使ってください。子供の一人に話をしてもよいでしょう。ジョセフ・スミスがまことの預言者であって,主と主の福音のために命をささげたことを証します。
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教義と聖約135:5に記録されている,ハイラム・スミスがカーセージの監獄に向かう前に読んだモルモン書の聖句からの言葉を幾つか子供たちに紹介します。この聖句がハイラムにとってどのように慰めとなったと思うか話してください。不安や悲しみを感じているときに,慰めをもたらしてくれる聖句を分かち合います。
ジョセフ・スミスは神の預言者である
一年を通して,子供たちは主がジョセフ・スミスを通して啓示されたことを学んできました。あなたは,ジョセフの業がどのように自分の生活に祝福をもたらしているかを思い起こして感謝できるように,子供たちを助けることができます。
活動案
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モルモン書,教義と聖約,宣教師や神殿の写真など,預言者ジョセフ・スミスの業を象徴する物を掲示します。教義と聖約135:3の言葉を使って,主がわたしたちの救いのためにジョセフ・スミスを通して行われたことを子供たちに話します。子供たちにその中から一つ選んでもらい,なぜそのことに感謝しているか分かち合ってもらいます。
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子供たちが今週の活動ページに色を塗っている間,「たたえよ,主の召したまいし」(『賛美歌』16番)など,ジョセフ・スミスに関する歌を歌ったり,流したりします。預言者についてあなたが感じていることを分かち合ってください。
神はわたしたちを助けるために戒めを与えてくださる
ジョセフ・スミスの死後,聖徒たちは何年もの間,多くの試練に直面しました。主が聖徒たちに与えられた勧告は,あなたが教える子供たちにとってどのような助けとなるでしょうか。
活動案
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聖徒たちがノーブーを離れ,ウィンタークォーターズに集合したときに直面した難題について,子供たちに幾つか紹介します(『教義と聖約物語』60章,62章,215-217,224-229参照)。ノーブー神殿の絵を部屋の片側に置き,反対側に椅子か机に毛布をかけるなどして簡単な避難所を作ります。子供たちに絵の近くに集まってもらい,ジョセフ・スミスが亡くなってから1年半後に,聖徒たちはノーブーを追い出されたことを説明します。ウィンタークォーターズへの旅を表すために,子供たちに神殿から出て避難所に集まってもらいます。
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教義と聖約136章にあるように,ソルトレーク盆地に向かって旅をする聖徒たちを助けるために,主がブリガム・ヤングに一つの啓示を与えられたことを説明します。136章の中から,年少の子供たちが理解できる勧告の入ったフレーズを幾つか読み聞かせ,旅をしている間に主が聖徒たちに行うよう命じられたことを,子供たちに演じてもらうか,絵に描いてもらいます。例えば,友達から借りたものを返しているところを描いたり,何かをキャンプファイヤーに見立ててその周りで踊りながら初等協会の歌を歌ったりできるでしょう(25節,28節参照)。
教義を教える:年長の子供たち
ジョセフ・スミスとハイラム・スミスはイエス・キリストの福音のために命をささげた
ジョセフ・スミスとハイラム・スミスの犠牲について聞くことで,子供たちの信仰や,自分の証に忠実でありたいという気持ちを強めることができます。
活動案
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ジョセフ・スミスとハイラム・スミスがどのように殺されたかについて,知っていることを子供たちに分かち合ってもらいます。助けが必要であれば,教義と聖約135:1や「だい56しょう:よげんしゃ,ころされる」(『教義と聖約物語』201-205)を参照してもらいます。子供たちに,預言者が亡くなったときに,自分がノーブーで暮らしていたと想像してもらいます。どう感じたと思うか話してもらいます。ジョセフ・スミスについての証を述べ,子供たちにも同じように証を述べてもらいます。
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預言者たちの絵を見せます(『福音の視覚資料集』14番,18番,67番参照)。神が預言者たちに行うよう求められている事柄には,どのようなものがありますか。預言者たちが主の務めにおいて払う犠牲に対して,主は預言者たちを祝福すると約束しておられることを説明します(マタイ10:39参照)。
ジョセフ・スミスは神の預言者である
ほかの預言者たちと同じように,ジョセフ・スミスはイエス・キリストについて証し,主のもとに行く方法をわたしたちに教えてくれました。ジョセフ・スミスが自分の使命をどのように成し遂げたかを子供たちが理解できるよう助けます。
活動案
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教義と聖約135:3を一緒に読み,ジョセフ・スミスが成し遂げたことを子供たちに見つけてもらいます。子供たちが見つけたことをホワイトボードに書き出してください。子供たちにその中から一つ選んでもらい,なぜそのことに感謝しているか分かち合ってもらいます。
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子供たちに,ジョセフ・スミスについてよく知らない友達や愛する人のことをそれぞれ一人思い浮かべてもらいます。もしその人に,「なぜジョセフ・スミスはあなたにとってそれほど大事なの?」と聞かれたら,子供たちは何と答えるでしょうか。その人に対して言うことを子供たちに練習してもらいます。
わたしがもがき苦しんでいるとき,主は祝福してくださる
ジョセフ・スミスが殺された後,聖徒たちはノーブーから追放されました。ブリガム・ヤングが聖徒たちをウィンタークォーターズに導き,聖徒たちはその地で,さらに遠いソルトレーク盆地への旅に備えました。
活動案
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預言者ジョセフ・スミスが殺された後の聖徒たちの経験をまとめます(『教義と聖約物語』58章,60章,62章,209-211,215-217,224-229ページ参照)。家を出て荒れ野に新しい居住地を見つけなければならないとしたらどういう気持ちになるか,子供たちに想像してもらいます。教義と聖約136章では,主がその旅において聖徒たちを助けるために,勧告を与えられたことを説明します。この啓示から,4節,10-11節,18-30節など幾つかの節を子供たちにそれぞれ割り当て,不安や恐れを和らげてくれると思う言葉を見つけてもらいます。
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今日人々が直面している試練について,子供たちに考えてもらいます。そのような試練を経験している人を励ますために,136章の中から分かち合えそうな言葉を見つけてもらいます。聖徒たちが旅の途中で歌った「恐れず来たれ,聖徒」(『賛美歌』17番)という賛美歌の中からも,励ましのメッセージを見つけられるでしょう。
家庭で学ぶよう励ます
子供たちに,預言者ジョセフ・スミスに感謝している理由を,家族や友達と分かち合うよう勧めます。