聖文の物語
だい57しょう:新しいしどうしゃ(1844年7月-8月)


だい57しょう

新しいしどうしゃ

(1844年7月-8月)

Nauvoo Temple
Saints speaking together

よげんしゃジョセフ・スミスがしんで,教会にはだいかんちょうがいなくなりました。せいとたちには,だれがつぎのしどうしゃになるのか,分かりませんでした。

Apostles serving missions

しとのほとんどは,でんどうのために遠くにいっていました。

Sidney Rigdon leaving Nauvoo

シドニー・リグドンは,ジョセフ・スミスのふくかんちょうでした。しかし,主にしたがわず,ノーブーをはなれていました。

Sidney Rigdon returning to Nauvoo

シドニー・リグドンは,ジョセフがしんだことを耳にすると,ノーブーにもどって来ました。ジョセフのあとをついで,教会のしどうしゃになりたかったのです。

Apostle returning from mission

ブリガム・ヤングやほかのしとたちも,つぎつぎにでんどう地から帰って来ました。しとの会長であったブリガム・ヤングは,つぎのだいかんちょうがえらばれるまでは,しとが教会をみちびくことになっている,と言いました。

Sidney Rigdon speaking loudly

教会いんはしゅうかいをひらきました。まずシドニー・リグドンが立って,自分がだいかんちょうになるべきである,と言いました。

Brigham Young appearing as Joseph

つぎに,ブリガム・ヤミグが立ちました。ブリガム・ヤングは,しとが教会をみちびくべきである,と話しました。せいれいがくだって,まるでジョセフ・スミスが話しているかのようでした。また,少しの間,その顔がジョセフ・スミスのようになりました。これによって,人びとは,しとが教会をみちびくべきであることを知りました。シドニー・リグドンはおこって,家に帰って,自分の教会を作りました。