だい17しょう
さいしょのかんとく
(1831年2月)
ニューヨークしゅうには,わるい人もすんでいました。かれらは教会いんをばかにし,おいはらいたいと思っていました。イエスはジョセフ・スミスに,ニューヨークしゅうから出て,オハイオしゅうのカートランドへ行くようにめいじられました。
ジョセフ・スミスとおくさんのエマ,シドニー・リグドン,エドワード・パートリッジの4人は,カートランドへ行きました。ジョセフとエマは,教会いんのニューエル・K・ホイットニーの家にみをよせました。
カートランドには,1,000人の教会いんがいました。みんな神にしたがおうとどりょくしていましたが,ふくいんをよくりかいしていませんでした。
ジョセフは,どうしたらよいか天父にいのりました。イエスはジョセフにけいじをあたえて,かんとくをめしなさいと言われました。かんとくは,自分の時間をつかってせいとたちを教え,たすけます。教会でさいしょにかんとくにめされたのは,エドワード・パートリッジです。
イエスはジョセフに,かんとくのしごとについてお教えになりました。かんとくは,くらをまもるせきにんがあります。食ベものやきるものをくらにおさめるのは,せいとたちのせきにんです。食べものやきるものにこまっている人がいたら,かんとくがあたえます。
かんとくは,教会のお金もあずかります。せいとたちから出されたお金をうけとり,そのお金で教会のひょうをはらうのです。まずしいせいとにお金をあたえることもあります。
かんとくは,せいとたちをあいし,たすけなければなりません。また,しんけんしゃたちと会って,せいとたちをたすけるために何をしているか,聞かなくてはなりません。
教会に入って来る人がふえたので,もっとかんとくがひつようになりました。そこで,ニューエル・K・ホイットニーが2番目のかんとくにめされました。
かんとくは,ワードのせいとたちのしどうしゃです。しぶちょうは,しぶのせいとたちのしどうしゃです。
今では,たくさんのかんとくがいます。