だい31しょう
ちえのことば
(1833年2月)
ジョセフ・スミスは,教会の男の人たちのために,学校をひらきました。この学校は,「よげんしゃのじゅく」とよばれました。
学校は,オハイオしゅうカートランドのニューエル・ホイットニーの店でひらかれました。ジョセフはそこで,教会のことやしんけん,せいぶんについて教えました。
たばこをすう人が大ぜいいたので,へやはいつもたばこのけむりでいっぱいでした。紙たばこをかむ人もいました。それに,ゆかもよごれました。
そのため,ジョセフのおくさんのエマは,しゅうかいがおわるたびに,いつもへやをきれいにしなければなりません。ジョセフは,人びとがたばこをすうのはよいことかどうか考えました。
ジョセフは,神にたずねました。するとイエスから,けいじがあたえられました。「ちえのことば」として知られているけいじです。イエスは,わるい人がいて,体によくないことをさせようとしていると言われました。そして,体によいものとわるいものをお教えになり,「ちえのことば」をまもるなら,しゅくふくをうけると言われました。
アルコールは人のためによいものではないので,のんではいけません。ふいてきよめるなど,体の外がわにだけ用いるべきです。
どんなたばこも用いてはいけません。イエスは言われました。「たばこは体のためにならず,人間のためによいものではない。」
また,あついのみものものんではいけません。あついのみものとは,お茶やコーヒーのことです。お茶やコーヒーは,体のためによくありません。
人が食べてよいしょくぶつやどうぶつはたくさんあります。わたしたちは,よい食べものがあることを,天父にかんしゃしなければなりません。
イエスは,肉を食べすぎないようにとも言われました。肉は,さむい時や,ほかの食べものがあまりない時に食べるようにします。
すべてのこくるいは,体のためによいものです。米,麦,そば,とうもろこしなどがあります。すべてのくだものや,やさいも,人のためによいものです。
イエスは,せいとはちえのことばをまもらなくてはならない,と言われました。このいましめをまもる人は,しゅくふくされて,けんこうとちえをあたえられ,たくさんのことを学ぶことができます。