だい40しょう カートランドしんでんでうけたじげん (1836年4月) ある日曜日の午後,せいとたちは,カートランドしんでんでしゅうかいをひらきました。しとがせいさんをしゅくふくし,ジョセフ・スミスとふくかんちょうが,それをくばりました。 (教義と聖約110しょうの前書き) それから,ジョセフ・スミスとオリバー・カウドリは,二人だけでしんでんのあるばしょへ行き,ひざまずいて,いのりをささげました。いのりおわると,すばらしいことがおこりました。イエスがお見えになったのです。その目は,ほのおのようにかがやき,かみは雪のように白く,顔は日の光よりもかがやいていました。 (教義と聖約110しょうの前書き,1-3) イエスは言われました。「わたしはすくいぬしである。わたしはしんだものであり,よみがえりである。しんでんをたてた人びとよ,大いによろこびなさい。わたしはこのみやをうけ入れる。ここは,わたしのせいなる家である。わたしはたびたびここをおとずれ,せいとに語るであろう。しかし,せいとがしんでんをけがすなら,わたしはあらわれないであろう。」 (教義と聖約110:4-8) ジョセフとオリバーはまた,てんしに会いました。はじめにあらわれたのはモーセです。モーセは,イスラエル人をエジプトからみちびき出した人です。モーセのことは,『旧約聖書』と『高価な真珠』にのっています。モーセは二人にとくべつなしんけんの力をさずけました。これによって,二人はイスラエル人のしゅうごうをたすけることができました。 (教義と聖約110:11) つぎに,エライアスがあらわれました。エライアスは,アブラハムのしんけんの力をもって来ました。神はそのむかし,アブラハムをしゅくふくされ,とくべつなしんけんの力をおあたえになっていました。アブラハムの家のものは,いつのじだいにも,そのしんけんをうけられることになっていたのです。教会の正しい人びとは,アブラハムの家のものになります。 (教義と聖約84:33-34;110:12;アブラハム2:8-11;そうせい12:2-3;13:16) その後,二人はエリヤに会いました。エリヤもむかしのよげんしゃです。エリヤは,せんぞのことをしらべ,せんぞのためにしんでんのわざをするようにと言って,二人にとくべつなしんけんの力をさずけました。この力は,正しいかぞくをたすけるものです。この力によって,かぞくはたがいにむすばれ,えいえんにともにいることができます。 (教義と聖約2:2;110:13-16;れつ王上17しょう一れつ王下2しょう;マラキ4:5-6)