だい20しょう
せいれいのたまもの
(1831年3月8日)
せいとの中には,せいれいについて分からない人もいました。そこでイエスは,せいれいについてお教えになりました。せいれいは,天父とイエスをたすけるお方です。体はなく,れいのお方です。
せいれいは,正しい人をたすけてくださいます。神のとくべつなおくりものをとどけてくださるのです。どのせいとも,たまものをうけています。たまものは,たすけ合うためにつかうものです。イエスは,どんなたまものがあるか,お話しになりました。
ある人は,せいれいによって,あかしのたまものをあたえられます。かれは,イエスが神の子であり,わたしたちのためになくなられたことを知ります。また,そのあかしをしんじるたまものをさずけられている人もいます。
人をみちびくたまものもあります。
また,正しいれいとわるいれいを見分けるたまものもあります。正しいれいは,神から来ます。正しいれいは,人をしあわせにします。光のようなものです。わるいれいは,サタンから来ます。わるいれいは,人をいやな気もちにさせます。くらやみのようなものです。
ちえのたまものをあたえられている人は,正しいはんだんをすることができます。また,ものごとを学ぶたまものをさずかっている人は,そのちしきをほかの人に教えることができます。ほかの人に正しいはんだんのしかたを教えることができるのです。
ある人は,びょうきをいやされるしんこうのたまものをあたえられ,ある人は,びょうきをいやすたまものをあたえられます。また,せいれいによって,きせきを行うたまものをあたえられる人もいます。きせきとは,神の力をあらわすことです。
外国のことばを話すたまものをあたえられる人もいます。
前もって,何がおこるのかをせいれいから知らせていただくたまものをあたえられる人もいます。
たくさんのたまものをあたえられる人もいます。
かんとくは,だれが,どんなたまものをもっているかを知っています。よいきょうしになれる人はだれか,きせきを行える人はだれか,だれが神をあいし,いましめをまもっているかを知っています。
正しい人は,いろいろなたまものをうけることができます。しかし,ひつようなたまものをうけるには,どりょくしなくてはなりません。たまものはすべて神からあたえられます。