「1月21-27日—ヨハネ1章:わたしたちはメシヤを見つけました」『わたしに従ってきなさい—初等協会用:2019年 新約聖書』(2019年)
「1月21-27日—ヨハネ1章」 『わたしに従ってきなさい—初等協会用:2019年』
1月21-27日
ヨハネ1章
わたしたちはメシヤを見つけました
ヨハネ1章を読む際,感じた霊的な印象を書き留めましょう。『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』に載っている今週の概要は,この章を理解するうえで助けとなります。以下に提案されている活動は,子供たちがヨハネ1章の原則を学ぶ助けとなる方法についてのアイデアです。必要に応じて,年長の子供たち向けの活動を年少の子供向けに調整することができます。
印象を書き留める
分かち合うよう招く
イエスについて知っていることを子供たちに話してもらうために,ヨハネ1章に記されている主の役割を,主御自身が果たしておられる場面の絵を見せるとよいでしょう。それから,何が起こっているか(地球を創造しておられる,福音を教えておられる等)を説明してもらいます。
教義を教える
年少の子供たち
イエスは生まれる前,天の御父とともに暮らしておられました
ヨハネは,イエス・キリストが地上での経験をされる前,神とともに住んでおられたと教えています。わたしたちも,生まれる前に神とともに暮らしていました(「家族—世界への宣言」『リアホナ』2010年11月号129 参照)。この真理について,子供たちにどのように教えますか。
活動案
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ヨハネ1:1の「言」はイエスを指していることを説明します。この節を声に出して読み,あなたが「言」と言う度に子供たちに「イエス」と言ってもらいます。「前世」(LDS.org)の線画を見せます。イエス・キリストは地上に来られる前,天の御父とともに住んでおられたことを説明します。
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わたしたちも地上に来る前,神とともに暮らしていたことを子供たちに教えます。「はじめに:天のお父さまの計画」『新約聖書ものがたり』1-5;該当するビデオ(LDS.org);または『聖句ガイド』「前世」の項,www.lds.org/scriptures?lang=jpn&cid=rdscripturesを活用するとよいでしょう。
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一人の親に,クラスに赤ん坊を連れて来てもらい,わたしたちは生まれる前,霊の子供として天の御父とともに天で暮らしていたことを教える機会とします。
イエスは万物を創造されました
大勢の子供たちは,主が創造されたものの中で暮らすことを自然と楽しんでいます。創造主としてのキリストの役割を理解することは,主に対する子供たちの敬虔な態度を深める助けとなります。
活動案
わたしは,イエス・キリストのもとに来て,イエスに学ぶよう人々を招くことができます
ヨハネ1章には,イエスが神の御子であられることを「来て見る」よう人々を招いた弟子たちの話が載っています。小さな子供も,この模範に従うことができます。
活動案
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ヨハネがイエスについてどのようにアンデレを教えたか,そしてアンデレがどのようにペテロを教えたかについて説明します(ヨハネ1:35-42 参照)。あなたがどのように教会について知るようになったかを話す,あるいは新会員を招き,その人がどのようにして教会を知ったかについて話してもらいます。
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ピリポがナタナエルに「きて見なさい」と勧めた話をします(ヨハネ1:43-51)。イエスの絵を箱の中に隠し,一人の子供にそれを「来て見る」ように,また見たものについてほかの子供たちに説明するよう招きます。
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子供たちに今週の活動ページに色を塗ってもらい,それを使って,イエスについて学ぶようだれかを誘うように勧めます。
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子供たちに,おもちゃや贈り物をだれかと分かち合ったときの経験について話してもらいます。わたしたちはどのようにして福音を分かち合うことができますか。福音を友人に分かち合った子供の話をします。例えば,M・ラッセル・バラード長老の,ジョシュアについての話(「フォローアップ」『リアホナ』2014年5月号,78-81)を紹介してもよいでしょう。
教義を教える
年長の子供たち
イエス・キリストは生まれる前,天の御父とともに暮らしておられました
イエス・キリストは,生まれる前から天の御父の計画において重要な役割を果たしておられました。ヨハネ1:1-5を読みましょう。キリストの前世における業について,どのようなことに感銘を受けますか。
活動案
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子供たちに,イエスがお生まれになる前にされたことを何か知っているか尋ねます。ヨハネ1:1-5から答えを探すように言います。ジョセフ・スミス訳ヨハネ1:1-5(『聖句ガイド』内「聖書のジョセフ・スミス訳〔抜粋〕」)を調べると助けになるでしょう。
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「はじめに:天のお父さまの計画」『新約聖書ものがたり』1-5を子供たちに読んで聞かせるか,該当するビデオ(LDS.org)を見せます。イエス・キリストについて理解した事柄を子供たちに尋ねましょう。
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何人かの子供に,自分が作った作品を見せる,あるいは説明する用意をしてクラスに来るよう勧めます。主が創造されたものの絵を幾つか見せ,ヨハネ1:3から,イエスがあらゆるものを創造されたことについて説明します。
イエス・キリストはわたしの光です
光という象徴は,子供たちが救い主とその福音を理解するうえで助けとなります。世界が暗く見えるとき,救い主の光を求めるよう子供たちに促すには,どうすればよいでしょうか。
活動案
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詩篇27:1;ヨハネ1:4-9;モーサヤ16:9および教義と聖約39:1-2を読むよう子供たちに勧め,これらの聖句に共通する言葉を見つけてもらいます。イエス・キリストは,どのような点で光に似ていますか。
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救い主の絵,また懐中電灯などの光を放つ物を見せます。イエス・キリストは,どのような点でこれらの物に似ているでしょうか。わたしたちは,キリストの光をどのようにして人々と分かち合うことができますか。「主は光」『賛美歌』47番,または福音の光に関する別の歌を一緒に歌いましょう。
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暗闇の中で不安を感じるときに何をするか,子供たちに質問します。恐れを感じたら,いつでも救い主に頼ることができることを証しましょう。
イエス・キリストの弟子として,わたしは主に従うよう人々を招きます
ヨハネ1:35-51の例を用い,救い主について学ぶように人々を招くよう,子供たちに勧める方法を検討します。
活動案
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子供たちがヨハネ1:35ー51の中から,救い主について学ぶよう人々を招くために,人々が話したことについて探せるよう助けます。救い主について学ぶよう友人に勧めるために何と言ったらよいか,練習してもらいましょう。
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今週の活動ページを使って,イエス・キリストについてさらに学ぶよう友人や家族を招くための招待状を作るように言います。
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自分が大好きなものについて,クラスで発表してもらいましょう。福音を宣べ伝えることは,大好きなものについて話すことに似ていることを子供たちが理解できるよう助けます。ビデオ「善いものを分かち合う」(LDS.org)を見せてもよいでしょう。
家庭で学ぶよう励ます
イエス・キリストについて学ぶように大好きな人を招くよう,子供たちに勧めます。