「教えるパターン」『わたしに従ってきなさい—日曜学校用:新約聖書 2023年』
「教えるパターン」『わたしに従ってきなさい—日曜学校用:2023年』
教えるパターン
このリソースの各概要は,分かち合うよう招き,教義を教えるというパターンに従っています。多くの場合,教える中でこのパターンの各要素を同時に取り入れることも,順序を入れ替えて用いることもあるでしょう。例えば,次のことを考えてみてください。分かち合うことは教義を教える機会であり,教義を教えることは分かち合うよう招くことにつながっていくはずです。あなたが教える人たちの必要に合わせて,御霊の促しに従いながら,このパターンへの調整を自然に行うようにしてください。
分かち合うよう招く
毎回のクラスの一部として,それまでの一週間に個人や家族で聖文を研究して学び,また,学んだことを応用する際に得た洞察や経験をクラスの参加者に分かち合ってもらいます。クラス以外の個人での学習が重要であることをクラスの参加者が理解できるよう助けてください。天の御父とイエス・キリストに対する個人の改心は,日曜日の学習だけでなく,日常の経験を通してもたらされます。クラスの参加者は,ほかの人の経験や,イエス・キリストおよび主の福音についての証を聞くとき,自分も同じような経験を得たいと思うようになることでしょう。
全員が各レッスンの聖句を読んでくるとは限りませんし,読んだ人もそれについて分かち合うのをためらうかもしれません。分かち合うことがあるかないかにかかわらず,クラスの参加者全員がクラスにとって価値のある一員だと感じられるようにしてください。
教義を教える
あなたとクラスの参加者は,聖文の割り当てられた箇所で述べられているイエス・キリストとその教義—福音の永遠の真理—に焦点を当てるべきです。『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』は,あなたが教える教義を理解するのに役立ちます。聖文の中の教義について話し合うとき,どの聖句,引用,経験,質問,その他のリソースを分かち合うことができるでしょうか。クラスの参加者が福音の原則を見つけ,理解する助けとして,これらのリソースをどのように活用できるでしょうか。どのようにしたら,参加者が天の御父とイエス・キリストを信じる信仰を築くのを助けられるでしょうか。