新約聖書 2023年
『わたしに従ってきなさい—日曜学校用』を活用する


『わたしに従ってきなさい—日曜学校用』を活用する」『わたしに従ってきなさい—日曜学校用:新約聖書 2023年』

『わたしに従ってきなさい—日曜学校用』を活用する」『わたしに従ってきなさい—日曜学校用:2023年』

『わたしに従ってきなさい—日曜学校用』を活用する

日曜学校で教える準備をする

4:54

家庭における個人と家族の学習は,福音学習の中心となるべきです。これはあなたにも,クラスの参加者にも当てはまることです。あなたが教える準備をするときに,まず自分自身で聖文から学ぶ経験をすることから始めましょう。福音に従って生活し,聖文を調べ,聖霊の導きを求めることが,最も重要な備えとなるでしょう。

『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』は,あなた自身の個人学習と教える準備の両方において重要となります。このリソースは,聖文にある教義的な原則をより深く理解するのに役立ちます。またこのリソースは,個人と家族の聖文研究を改善するために『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』を活用するよう,あなたが参加者に促し,勧めるうえでも役立ちます(その助けとして,このリソースにある「個人と家族の学習を助けるアイデア」を参照してください)。その際は,家庭の事情があって定期的に家族の聖文研究や家庭の夕べを行うことのできない参加者に十分配慮してください。

準備をする際,あなたが教える参加者について様々な思いや促しがもたらされるでしょう。聖文にある原則がどのように参加者の生活を祝福するかについて,洞察が与えられます。参加者が自分で聖文を学ぶときにこれらの原則を見いだせるよう促すための導きが与えられるでしょう。

教えるためのアイデア

教える準備をする際,このリソースにある教え方の概要を参照することで,さらなる霊感を受けられるでしょう。これらのアイデアを事細かな指示としてではなく,自分で霊感を得られるようにするための提案として捉えてください。あなたはクラスの参加者を知っており,ともにクラスで学んでいくうちにさらによく知るようになるでしょう。主も彼らを御存じで,彼らが家庭で行っている福音学習を基とできるよう助ける最善の方法を,霊感によってあなたに教えてくださいます。

準備するうえで,『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』教会機関誌に載っているアイデアを含め,ほかにも多くのリソースを利用できます。利用可能なリソースの詳細については,このリソース内のセクション「その他のリソース」を参照してください。

留意すること

  • 福音の学習が最も効果的なのは,家庭を中心とするときです。あなたには教師として,参加者の家庭における福音学習を支援し,励まし,それを基として学べるようにするという重要な責任があります。

  • 真実の教義を理解し,応用するとき,クラスの参加者はイエス・キリストと主の福音に対する改心を深めることでしょう。聖霊から受ける印象を書き留めてそれに従うように勧めてください。

  • 教えることは講義をする以上のことであり,また単に話し合いを進める以上のことです。あなたの役割の一つは,参加を促して教化し,聖文に基づいたレッスンを行うことです。また,あなたが聖文を読んで霊感により学んだことを分かち合うべきです。

  • 参加者の多くが,あなたがクラスで取り上げるのと同じ聖句を家庭で研究するときに意義深い経験をしていることを覚えておいてください。参加者が家庭で学んでいることを分かち合ってもらう機会を頻繁に設けることで,参加者の聖文研究をサポートすることができます。

  • 天の御父は,あなたが教師として良い働きができるよう願っておられます。そのために,教師評議会集会をはじめ,あなたの助けとなる多くのリソースを提供してくださっています。これらの集会では,あなたが直面する問題についてほかの教師とともに評議することができます。また,キリストのように教える原則について話し合い,練習することもできます。

  • 人は教える機会があるときに最もよく学びます。時折,青少年も含めて,クラスの参加者にレッスンの一部を教えてもらうことを検討してください。その際には,クラスの参加者の必要や能力を考慮して決定してください。クラスの参加者に教えてもらうときには,時間を取って,その人がこのリソースと『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』にあるアイデアを使って事前に準備ができるように助けてください。クラスで何を教えるかに関しては,教師として召されているあなたに最終的な責任があることを覚えておいてください。

このリソースには,年間を通じた各週の教える概要が含まれています。日曜日に総大会やステーク大会などの理由で日曜学校が行われないときには,クラスの参加者は,『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』に概説されたスケジュールに沿って,新約聖書を家庭で読み続けるよう奨励されています。日曜学校が行われるときには,あなたはレッスンを飛ばすか,複数の概要を一つにまとめるかを選ぶことができます。