「11.若い女性」『総合手引き—末日聖徒イエス・キリスト教会における奉仕』(2024年)
「11.若い女性」『総合手引き』
11.
若い女性
11.1
目的と組織
若い女性の組織は,神のみもとに戻る備えができるように神の子供たちを助けます。神との聖約を守ろうと努めるとき,若い女性は「義と神の力とをもって,大いなる栄光のうちに武装」することができます(1ニーファイ14:14)。
11.1.1
目的
若い女性の組織は,若い女性が神聖な聖約を交わして守り,イエス・キリストと主の福音への改心を深められるように支援します。
若い女性のクラスの目的は,若い女性が協力して神の救いと昇栄の業に携わることができるように助けることです。クラスにおいて,若い女性はほかの人々に奉仕し,聖約に伴う責任を果たし,一致を育み,教義を学び,教義に従って生活します。
11.1.2
若い女性のテーマ
若い女性のテーマは,若い女性一人一人が自らの神聖な特質を理解し,イエス・キリストに改心するうえで助けになります。若い女性と成人指導者は,日曜日の集会の冒頭やほかの若い女性の集まりで,このテーマを復唱します。テーマは以下のとおりです。
「わたしは天の両親から愛されている娘であり,わたしには神から受け継いだ特質と永遠の行く末があります。
わたしはイエス・キリストの弟子として,主に似た者となるよう努力します。個人の啓示を求め,それに従って行動し,主の聖なる御名により,人々にミニスタリングします。
わたしはいつでも,どのようなことについても,どのようなところにいても,神の証人になります。
わたしは昇栄にふさわしい人となるために努力する中で,悔い改めの賜物を大切にし,日々進歩しようと努めます。わたしは信仰により,家庭と家族を強め,神聖な聖約を交わして守り,聖なる神殿の儀式と祝福を受けます。」
11.1.3
クラス
若い女性は,12歳になる年の1月から若い女性のクラスの一員となります。
若い女性のクラスは,年齢別グループによって編成されています。年齢別グループとは,ある年度内に同じ年齢になるすべての若い女性を指します。一つのクラスに複数の年齢別グループが含まれることもあります。若い女性が新しいクラスに進級するのは,そのクラスの年齢になる年の1月です。
ビショップリックと成人の若い女性指導者は,年齢に応じてクラスをどのように編成するか,祈りをもって決定します。また,若い女性がリーダーシップを発揮する機会について検討します。クラスの規模にかかわらず,各クラスには会長と,可能であれば一人か二人の顧問と一人の書記が必要です。若い女性が十分にいるユニットでは,各クラスに十分な人数を配置して,クラス会長会がクラスの会員に奉仕できるようにします。
どのクラスも,「若い女性」という統一した名称で呼ばれます。ワードに複数のクラスがある場合,年齢別グループを用いてクラスを区別します。
11.2
神の救いと昇栄の業に携わる
神は,すべての人が以下のことを行うことにより,キリストのもとに来て,御自分の業を助けるように招いておられます。
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イエス・キリストの福音に従って生活する。
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助けの必要な人々の世話をする。
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福音を受け入れるようすべての人を招く。
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家族を永遠に結ぶ。
クラス会長会は,成人指導者のサポートを受けながら,この業を成し遂げるのを助ける方法について,ともに評議します。神の救いと昇栄の業について詳しくは,第1章を研究してください。
11.2.1
イエス・キリストの福音に従って生活する
11.2.1.1
親と指導者の役割
親には,自分の子供に福音を教え,福音に従って生活するよう助けを与える責任があります(教義と聖約68:25-28参照)。ビショップリック,若い女性の指導者とクラス会長会は,親がこの責任を果たせるように次のことを行って支援します。
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若い女性と家族の間のコミュニケーションを促す。
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青少年の活動が,家族を支援し,家族に祝福をもたらすようにする。
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親が娘たちを,神殿のエンダウメントや専任宣教師としての奉仕(若い女性が望む場合),神殿結婚,母親としての務めに備えさせることができるように助ける。
指導者は,福音に従って生活するための支援を家族から得られない青少年に配慮するべきです。
親と指導者は,青少年の良い模範となるように努めます。また,さらにイエス・キリストのようになろうと努力する青少年に,助言や導きを与えます。「子供と青少年」プログラムは,そのような取り組みの助けとなります(ChildrenandYouth.ChurchofJesusChrist.org参照)。
11.2.1.2
福音学習
若い女性の指導者とクラス会長会は,家庭で福音を学ぶように若い女性と家族を励まします。指導者は福音を研究し,自分が学んだことを若い女性に分かち合います。また,家庭で学んでいることを教会で分かち合うようクラスの各員に勧めます。
若い女性のクラスは,信仰を強め,一致を育み,家族と家庭を強め,神の救いと昇栄の業に携わるための計画を立てるために,日曜日に集まります。クラス会長会は,成人指導者の支援の下に,日曜日の集会を計画します。
クラスの集会は,毎月第2日曜日と第4日曜日に開きます。時間は50分です。集会は,祈りによって始めます。クラス会長会の一員が,司会を務めます。司会者は,テーマを暗唱し,割り当てやほかの事柄についてともに評議する際に,クラスを導きます。
その後,クラスの一員か成人指導者が,福音に関する指導を行います。クラス会長会は,だれが教えるべきか成人指導者と相談します。集会の概要は,『わたしに従ってきなさい』に記載されています。集会は,祈りによって終えるべきです。
ワードに若い女性のクラスが複数ある場合は,別々に集会を行います。ただし,特別な必要がある場合,集会を合同で行うことができます。時にはビショップリックと若い女性会長会の調整により,若い女性と若い男性が合同で日曜日のレッスンを行うこともできます。
若い女性は,セミナリーに参加するように奨励されています(15.1参照)。
11.2.1.3
奉仕と活動
クラス会長会は,成人指導者の支援の下に,奉仕や活動を計画します。これらは,神の救いと昇栄の業を成し遂げるのに役立つものでなければなりません。奉仕と活動は,証を築き,家族を強め,クラスの一致を育み,ほかの人々を祝福する機会をもたらすものであるべきです。また,霊的,社会的,身体的,知的という個人の成長の4つの分野をバランスよく行う必要があります。
青少年のほとんどの活動は,日曜日終日と月曜日の夕べ以外の時間帯に開き,通常は毎週行います。地域によっては,距離や安全性,その他の要因により,毎週活動を行うのが現実的ではない場合もあります。そのような地域では,活動の頻度を減らすことができますが,一般的に,少なくとも月に一度は行うべきです。 活動は,ChurchofJesusChrist.orgから入手できる「奉仕と活動プランナーサンプル」で計画することができます。
特に年長の青少年向けの奉仕や活動の中には,若い男性と若い女性の両方が参加したほうがよいものもあります。
青少年は,より大きなグループで交流することから多くを得ることができます。時には,複数のワードの青少年が奉仕や活動のために一緒に集うこともできます。また,ステークや地方部は時々,青少年のための奉仕や活動を計画することができます(20.3.2参照)。
成人指導者は,活動が安全に行われるように支援します(safety.ChurchofJesusChrist.org参照。本手引き20.7も参照)。すべての活動には,少なくとも二人の信頼できる成人指導者が立ち会うべきです(11.6.1参照)。
詳しくは,YoungWomen.ChurchofJesusChrist.orgを参照してください。利用可能な地域では,JustServe.orgも参照してください。これらのリソースには,奉仕と活動のアイデアが紹介されています。
年に一度の活動。通常の青少年の活動に加えて,若い女性は毎年以下の活動に参加することもできます。
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年度初め近くに行う青少年と親のための集会。この集会は,若い男性と若い女性が別々に行うことも,合同で行うことも可能です。また,ワードやステーク単位で行うこともできます。この集会は,祭司定員会のビショップ補佐および最年長の若い女性クラス会長会が計画して実行します。その年に12歳になる若い女性は,この集会で所属を表すエンブレムを受け取ることができます(11.6.3参照)。詳しくは,ChildrenandYouth.ChurchofJesusChrist.orgを参照してください。
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若い女性キャンプ(『若い女性キャンプガイド』参照)。実現可能であれば,若い女性は年間を通じて,ほかにも泊まりがけのキャンプや行事,活動に参加できます。
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ワードやステークのユースカンファレンスまたは「青少年の強さのために(FSY)カンファレンス」。FSYカンファレンスについて詳しくは,FSY.ChurchofJesusChrist.orgを参照してください。ワードおよびステークのFSYの召しと責任について詳しくは,FSYLeader.ChurchofJesusChrist.org(アメリカ合衆国およびカナダ)または『FSY計画ガイド』(その他のすべての地域)を参照してください。
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少なくとも年1回行われる,『青少年の強さのために—選択の指針』にある原則を強調する活動。この行事には,若い男性と若い女性の両方が参加できます。親を招待することもできます。
年齢条件。親の承認があれば,若い女性は12歳になる年の1月から,宿泊を伴う若い女性のキャンプに参加できます。また,14歳になる年の1月から,ダンス,ユースカンファレンス,FSYカンファレンスに出席することができます。
活動費の支払い。必需品を含め,活動の費用はワード予算で賄います。交通費や経費は度を超えたものであってはなりません。
例外として,キャンプなどの複数日にわたる活動の費用を賄うだけの資金がワード予算にない場合,指導者は費用の負担を助けるよう参加者に求めることができます。しかし,費用の支払いに協力できない若い女性が,参加を妨げられないようにします。さらに資金が必要であれば,ビショップは年に一度,資金獲得活動を認可することができます(20.6.5参照)。
ビショップリックは,若い女性と若い男性のための予算や活動が,十分かつ均等であるようにします。若い女性の予算は,ワードの若い女性の人数に基づいて定められています。アロン神権定員会の予算は,ワードの若い男性の人数に基づいて定められています。
FSYカンファレンスの資金調達に関して,詳しくはFSY.ChurchofJesusChrist.orgを参照してください。
11.2.1.4
個人の成長
さらに救い主のようになろうとする努力の一環として,青少年は,霊的,社会的,身体的,知的に成長するための目標を設定するように勧められています(ルカ2:52参照)。青少年は,取り組む必要のある事柄を見つけるために霊感を求めます。また,親の助けを得ながら計画を立て,その計画に従って行動し,学んだことについて振り返ります。指導者も,必要に応じて支援します。しかし,若い女性の目標や進捗状況を監視すべきではありません。親や指導者は,目標を提案することはできますが,青少年が自分の目指すべき目標について自分で霊感を求められるようにします。
青少年は毎年,四つの各分野につき,少なくとも二つの目標を達成するように奨励されています。青少年は,『個人の成長—青少年ガイドブック』や「福音実践」アプリを使って,目標を定め,記録することができます。
詳しくは,ChildrenandYouth.ChurchofJesusChrist.orgを参照してください。
11.2.2
助けの必要な人々の世話をする
若い女性は,家庭の中で家族とともに,あるいは青少年の活動の時間や自分自身で,定期的に人々に奉仕する機会を持つ必要があります。奉仕のアイデアについては,ChildrenandYouth.ChurchofJesusChrist.orgを参照してください。利用可能な地域では,JustServe.orgに地域社会で奉仕する機会が提案されています。
11.2.2.1
ミニスタリング
ミニスタリングとは,救い主のように人々の世話をすることです。若い女性は,14歳になる年の1月からミニスタリングの割り当てを受けることができます。詳細については第21章を参照してください。
11.2.3
福音を受け入れるようすべての人を招く
若い女性は,「いつでも,どのようなことについても,どのような所にいても,……神の証人になる」ときに,福音を受け入れるようすべての人を招きます(モーサヤ18:9)。それを実行できる方法を幾つか以下に挙げてみます。
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イエス・キリストの弟子として良い模範を示す。
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友人や家族に自分の証を分かち合う。
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あまり活発でないクラスの会員にミニスタリングを行う。
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教会や青少年の活動に友人を招く。
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「子供と青少年」プログラムに参加するよう友人を招く。指導者は,これらの青少年の親と密接に協力して,親がこのプログラムを理解し,親子でどう携わりたいか決められるように助けます。
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宣教師からレッスンを受けるよう友人を招く。
親や指導者は,生涯を通して福音を分かち合う備えができるように若い女性を助けることができます。それを実行できる方法を幾つか以下に挙げてみます。
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天の御父の幸福の計画,イエス・キリストの贖罪,福音の回復について個人的な証を得るように若い女性を励ます。
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教会で奉仕する機会を与える。
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クラス集会やほかの場で福音を教える機会を与える。
若い女性が専任宣教師として奉仕することを希望している場合,親や指導者は備えができるように助けます。これには,専任宣教師として働くことから得られる祝福や伝道で期待されている事柄について教えることも含まれます。
この準備の一環として,ビショップリックやステーク会長会は,宣教師準備クラスを開くことができます。このクラスのおもなリソースは,聖文,『宣教師の標準—イエス・キリストの弟子として』,『わたしの福音を宣べ伝えなさい—イエス・キリストの福音を分かち合うためのガイド』です。このクラスは,日曜日の定例集会中には開きません。
Missionary.ChurchofJesusChrist.orgには,宣教師として奉仕する備えをしたいと思っている若い女性のために,役立つその他のリソースが用意されています。詳しくは,第23章と第24章を参照してください。
11.2.4
家族を永遠に結ぶ
若い女性は様々な方法で,家族が永遠に結ばれるのを助けることができます。その方法を幾つか以下に挙げてみます。
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親を敬い,家庭においてキリストのような生活の模範を示す。
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自分自身の永遠の家族を持つための準備をする。
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有効な神殿推薦状を保持する。
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聖約を交わして守り,永遠の結婚を含む神殿の儀式を受けるために備える。
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親族や先祖について学ぶ(『わたしの家族—わたしたちを一つにする思い出』参照)。
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神殿儀式が必要な先祖を見つける(FamilySearch.org参照)。
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状況が許す限り頻繁に,死者のためのバプテスマと確認に参加する。
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索引作成プロジェクトに参加する(FamilySearch.org/indexing参照)。
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ビショップリックからの召しに応じて,神殿・家族歴史相談員を務める(25.2.4参照)。
11.3
ワード若い女性におけるリーダーシップ
11.3.1
ビショップリック
ビショップの最も重要な責任は,自分のワードの若い世代の世話をすることです。ビショップと顧問は,彼らの名前を覚え,各家庭の事情を把握します。また,若い女性一人一人と少なくとも年に2回面談を行います(31.3.1参照)。
ビショップは,ワードの若い女性組織に対して責任を負っています。ビショップは若い女性会長と定期的に面談し,ビショップリック集会で若い女性に関する事柄について報告します。
ビショップと顧問は,定期的に若い女性の集会,奉仕,活動に参加します。若い女性のクラスが複数ある場合,ビショップは,自分や顧問に特定のクラスを担当するように割り当てることができます。
11.3.2
成人の若い女性会長会
ビショップは,成人女性をワード若い女性会長として召して,任命します。ユニットの規模が十分大きければ,会長は顧問として召す成人女性を一人か二人推薦します(第30章参照)。ビショップリックは,会長からの推薦について検討し,召しを行います。
規模の小さいユニットでは,若い女性会長が若い女性組織に召された唯一の成人指導者となる場合もあります。この場合,若い女性会長は親と協力して,若い女性のための指導や活動を計画準備します。また会長は,すべての集会や活動に,少なくとも二人の信頼できる成人が立ち会えるようにします。可能な場合は,顧問と書記を召すべきです。
支部に若い女性会長がいない場合,若い女性会長が召されるまで,扶助協会会長が若い女性のための指導を計画準備することができます。
若い女性会長には以下の責任があります。顧問は会長を補佐します。
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ワード評議会の一員として働く。(1)評議会の一員としてワードで必要とされている事柄に対処し,解決策を見つけるのを助け,(2)若い女性の代表として奉仕する(29.2.5参照)。
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ワード青少年評議会の一員として奉仕する(29.2.6参照)。
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若い女性一人一人にミニスタリングを行う。
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若い女性で奉仕する姉妹をビショップリックに推薦する。
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ほかの若い女性指導者やクラス会長に各自の責任について教える。
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ビショップの関与を必要としない問題,または虐待を伴わない問題について若い女性の相談相手になる(32.3,31.1,31.3.1,38.6.2参照)。
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クラス会長会が各自のリーダーシップの責任を果たせるように助言や導きを与える。若い女性会長会は,それぞれが担当するクラスを支援し,監督する。
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ミニスタリングで成人の姉妹の同僚を務める若い女性を支援する(21.2.2参照)。
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定期的に若い女性会長会集会を開き,ビショップと面談する。
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若い女性組織の記録,報告,予算,財政を監督する。
11.3.3
書記
ユニットの規模が十分大きければ,若い女性会長は成人の姉妹を若い女性書記としてビショップに推薦します。若い女性書記には,以下の責任があります。
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若い女性会長会が会長会集会のアジェンダを準備できるよう助ける。また,これらの集会に出席し,議事録を作成し,割り当ての進捗状況を把握する。
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クラス書記を指導し,出席記録をつけられるよう助ける。
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LCRを使い,扶助協会書記と協力して,若い女性で奉仕している成人の姉妹たちの出席記録をつける。
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予算案の作成と支出の管理において,若い女性会長会を助ける。
11.3.4
クラス会長会と書記
11.3.4.1
召し,支持,任命
若い女性の各クラスには,クラス会長会が必要です。若い女性会長会は,クラス会長として奉仕する若い女性を推薦することができます。ビショップリックの各員は,だれを召すべきか決めるために,祈りをもってともに評議します。
ビショップリックの一員が,クラス会長として奉仕する若い女性を召します。 奉仕する若い女性が十分にいる場合,クラス会長は,顧問や書記として推薦するクラスの一員について祈りをもって検討します。ビショップリックは,会長からの推薦について検討し,召しを行います。
ビショップリックの一員は,これらのいずれかの召しで奉仕するよう若い女性に依頼する前に,若い女性の親に許可を求めます。
これらの召しを伝えた後,ビショップリックの一員は指示を得るために,その若い女性の名前をクラスに提示します。ビショップまたは割り当てを受けた顧問が,その若い女性を任命します。
ビショップリックの一員は,聖餐会でこれらの召しを発表しますが,賛意の表明を得るための名前の提示は行いません。
ビショップリックの一員は,クラス会長会を任命した後すぐに,各自の責任について説明する必要があります。YoungWomen.ChurchofJesusChrist.orgの「アロン神権定員会会長会および若い女性クラス会長会のためのオリエンテーション」および本手引きの第4章を参照してください。
11.3.4.2
責任
クラス会長は,ワード青少年評議会の一員として働きます(11.3.4.4参照)。クラス会長会には,以下の責任もあります。
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神の救いと昇栄の業に携わるためのクラスの取り組みを主導する(第1章参照)。
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クラス集会に出席していない人も含め,若い女性一人一人と親しくなり,彼らに仕える。彼らが必要としている事柄や置かれている状況に気を配ります。
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福音を分かち合い,新会員と教会に再び集うようになった会員を強めるためのワードの取り組みに参加する。若い女性の最年長クラスの会長会の一員は,調整集会に出席します(23.4参照)。
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ワードの神殿・家族歴史活動に参加する。若い女性の最年長クラスの会長会の一員は,調整集会に出席します(25.2.7参照)。
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礼拝堂に入る訪問者や会員を歓迎することにより,ミニスタリングを行えるように青少年を組織する(29.2.1.3参照)。
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日曜日のクラス集会を計画し,司会する(11.2.1.2参照)。
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クラスの奉仕と活動を計画し,実施する(11.2.1.3参照)。
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定期的にクラス会長会集会を開く(11.3.4.3参照)。
クラス書記が召されている場合,書記が集会のアジェンダを準備し,議事録を作成し,出席状況を記録します。
若い女性会長会の一員は,クラス会長会に各自の責任について定期的に教えます(11.3.2参照)。クラスのアドバイザーやスペシャリストは積極的に助けを与える必要があります(11.3.5および11.3.6参照)。
11.3.4.3
クラス会長会集会
若い女性クラス会長会は,定期的に集会を持ちます。クラス会長が,これらの集会を司会します。クラス会長会を支援する割り当てを受けた成人の若い女性指導者も出席します。この集会で,指導者はともに評議し,クラスに対する主の御心について啓示を求めます。アジェンダには,以下の項目に関する話し合いを含めることができます。
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神の救いと昇栄の業を成し遂げるのを助ける
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新会員の支援とあまり活発でない会員への働きかけに特に注意を払いながら,クラスの会員に仕える
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信仰や信条の異なる人々に手を差し伸べる
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クラス集会,奉仕,活動を計画する
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成人の若い女性指導者やクラス会長会の一員による指導者訓練
「会長会集会のアジェンダのサンプル」はChurchofJesusChrist.orgで入手できます。
11.3.4.4
ワード青少年評議会
ワード青少年評議会の目的は,青少年が人々をイエス・キリストのもとに導くのを助けることと,神の救いと昇栄の業の達成を助けることです。
ビショップはワード青少年評議会を管理します。この評議会のメンバーは,以下のとおりです。
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ビショップリック。
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祭司定員会のビショップの補佐の一人,教師定員会会長,執事定員会会長。
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若い女性クラス会長(ワードに若い女性クラスが一つしかない場合はクラス会長会全員)。
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若い女性会長。
ワード青少年評議会は,人々が証を築き,救いの儀式を受け,聖約を交わして守り,献身的にイエス・キリストに従う者となれるように助ける方法について話し合います(モロナイ6:4-5参照)。評議会では,ワードの若い女性と若い男性の必要についてともに評議します。また,それらの必要を満たすための活動について話し合うことができます。ただし,活動の詳細な計画は,定員会やクラスの会長会集会で行うべきです。
ワード青少年評議会について詳しくは,29.2.6を参照してください。
11.3.5
アドバイザー
若い女性会長会は,若い女性アドバイザーを召すようにビショップリックに推薦することができます。各アドバイザーは,若い女性の特定の年齢別グループを担当します。
アドバイザーには,以下の責任があります。
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若い女性会長会が各自の責任を果たせるように助ける。
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クラス会長会が各自の責任について学び,それを果たせるように支援し,指導する。
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必要に応じて日曜日のレッスンを教える。レッスンを教えるよう招かれた若い女性が効果的に準備し,教えることができるように援助する。
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クラス活動に参加する。
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招待されたときには,ワード若い女性会長会集会に出席する。
すべてのクラス集会や活動には,少なくとも二人の信頼できる成人女性が立ち会うべきです。アドバイザーは,ProtectingChildren.ChurchofJesusChrist.orgの訓練を修了する必要があります(11.6.1参照)。
11.3.6
スペシャリスト
必要に応じて,若い女性会長会は,キャンプ,ユースカンファレンス,スポーツなど,特定の行事を支援するスペシャリストを召すようビショップリックに推薦することができます。
すべてのスペシャリストは,ワード若い女性会長会の指示の下で奉仕します。
スペシャリストは,ProtectingChildren.ChurchofJesusChrist.orgの訓練を修了する必要があります(11.6.1参照)。
11.4
若い女性が扶助協会に加入する備えができるように助ける
若い女性は18歳のときに,扶助協会に加入することができます。すべての若い女性は19歳になるまでに,扶助協会に本格的に参加している必要があります。場合によっては,18歳の誕生日より前に扶助協会に参加することもできます。若い女性はそれぞれ,親やビショップと相談して,イエス・キリストを信じる信仰を引き続き強めていくうえで何が最も助けになるか判断します。
親,若い女性,扶助協会の指導者は,各々の若い女性が扶助協会に順調に進めるように,協力して支援します。これらの指導者は,若い女性と扶助協会の姉妹が互いに交わって関係を育む機会を継続的に提供します。
11.5
ステーク若い女性指導者
ステーク会長会の一員は,ステーク若い女性会長として成人女性を召します。ステークの規模が十分に大きい場合,会長は,一人か二人の成人女性を顧問として,別の成人女性を書記として推薦します。ステーク会長会の一員または割り当てを受けた高等評議員が,これらの女性を召して任命します。ステーク若い女性会長会と書記の責任について詳しくは,6.7.1,6.7.1.2,6.7.3を参照してください。
ステーク会長会の顧問の一人は,ステークの若い女性組織に対して責任を負い,ステーク若い女性会長会の働きに対しても責任を負います。また,若い女性に対する責任についてビショップを指導します。
ステーク会長会は,ステーク若い女性会長会とともに働く高等評議員を割り当てます(6.5参照)。
ステークの若い女性会長会と書記は,ステーク青少年指導者委員会の一員として働きます(29.3.9参照)。
11.6
その他の指針と方針
11.6.1
青少年を守る
成人が教会で青少年と接する場合,少なくとも二人の信頼できる成人が同席するべきです。これを可能にするために,クラスを合同で開く必要があるかもしれません。
青少年にかかわる成人は全員,支持を受けてから1か月以内に,子供と青少年を守ることに関する訓練を修了しなければなりません(ProtectingChildren.ChurchofJesusChrist.org)。その後は3年ごとに訓練を受け直します。
これらの指針がミニスタリングの同僚にどう適用されるかについては,21.2.2を参照してください。
11.6.2
障害のある若い女性
クラス会長会は,障害のある若い女性に特別な注意を払います。 このような若い女性を助けることについて詳しくは,disability.ChurchofJesusChrist.orgおよび本手引きの38.8.27を参照してください。
11.6.3
子供と青少年のエンブレム
若い女性は,「子供と青少年」プログラムの一環としてエンブレムを受け取ります。すべての若い女性は,初めて若い女性の一員になったときに,クラス会長会から所属を表すエンブレムを受け取ります。その際に,『個人の成長—青少年ガイドブック』も受け取ります。これはクラス会長会と成人の若い女性指導者が,本人に会って若い女性に歓迎するときに行うことができます。また,年に一度の青少年と親のための集会で行うこともできます(11.2.1.3参照)。
18歳になる年の1月に,若い女性は所属を表す新たなエンブレムを受け取ります。
若い女性は,さらに救い主に似た者となるよう努めることにより,達成のエンブレムを獲得することができます。
エンブレムについて詳しくは,ChildrenandYouth.ChurchofJesusChrist.orgを参照してください。