手引きと召し
30.教会の召し


「30.教会の召し」『総合手引き—末日聖徒イエス・キリスト教会における奉仕』(2024年)

「30.教会の召し」『総合手引き』

右手を挙げる人々

30.

教会の召し

30.0

はじめに

天の御父は,イエス・キリストに神聖な使命を与えられました(ルカ4:18-19ヨハネ6:383ニーファイ27:14-16参照)。救い主も,教導の業を行う中で,弟子たちに重要な責任を託されました(ルカ10:1-9参照)。同様に,主は今日,主の僕からの霊感による招きを通して,教会で奉仕するように男女を召されます。このような奉仕の機会は,「召し」と呼ばれています。

召しは,神の子供たちに仕えることによって,神に仕える喜びを感じる機会を会員にもたらします(モーサヤ2:17参照)。召しはまた,会員が信仰を増し加え,主に近づく助けにもなります。

教会において特定の召しを自分から求めるのは適切ではありません(マルコ10:42-45教義と聖約121:34-37参照)。また,教会員は,ある召しから別の召しへと「昇進する」わけでもありません。ある召しで奉仕した後,さらに重大な責任や目立った召しを受けることを期待するべきではありません。どのような召しに就いているかよりも,召しを忠実に果たすことのほうが重要です。主は,御自身の教会で献身的に奉仕するすべての人を高く評価されます。

本章では,会員が教会で奉仕するために召される方法と,その召しから解任される方法について説明します。また本章にある「召しの一覧表」には,特定の召しを行い,その召しに会員を支持し,任命することに関する情報が記載されています(30.8参照)。

30.1

召す人を決める

30.1.1

一般的な指針

教会で奉仕する人々は,神から召されています(ヘブル5:4信仰箇条1:5参照)。指導者は,召すべき人を決めるにあたり,御霊の導きを求めます(4.2.6も参照)。以下についても考慮します。

  • 会員のふさわしさ(面接で判断する)。

  • 会員がほかの人々を祝福するために持っている,あるいは伸ばすことができる賜物や能力。

  • 健康状態や仕事などの会員の個人的な状況。

  • 召しが会員の結婚生活や家族に与える影響。

それぞれの召しは,奉仕を受ける人々や会員自身,会員の家族に祝福をもたらすものであるべきです。召しはまた,会員に成長の機会をもたらします。

会員は,教会で奉仕するために払った犠牲に対して祝福を受けます。しかし,召しが個人や家族に過度の負担を強いるものであってはなりません。また,召しによって,会員が職場での責任を果たすうえで支障をきたすことのないようにするべきです。

通常,各会員が奉仕する召しは,ミニスタリングブラザーやミニスタリングシスターのほかに,一度に一つだけにします。例外はまれであり,祈りをもって検討するべきです。設定可能なすべての職を埋める必要はありません。

指導者は結婚している会員に召しを伝える場合,配偶者がその召しについて認識し,支持していることを確認します。

また,若い男性や若い女性に召しを伝える場合は,親や保護者から事前に承認を得ます。

ビショップは召しを提示する前に,本人の会員記録を注意深く確認し,注意書きや公式の会員資格の制限が記載されていないことを確認します。会員記録がワードに届く前に召しを提示する必要がある場合,ビショップは,その会員の前のビショップに連絡します。

ステークの指導者は,召しを提示する前に本人のビショップに相談して,会員のふさわしさや,会員が奉仕する際に影響を及ぼす可能性のあるその他の状況(上記のような状況)について話し合います。

30.1.2

新会員の召し

奉仕の機会は,会員が霊的に成長する助けとなります。また,ともに奉仕することにより,会員同士が親しい関係を築く助けにもなります。これは,新会員にとって特に重要です。

ワードの指導者は,新会員がバプテスマと確認を受けたらすぐに,奉仕する機会を与えます。新会員が持っている能力は様々です。指導者は,新会員が個人的に成長し,ほかの人々に祝福をもたらす助けとなる方法で奉仕するように,祈りをもって招きます。すぐに召しを受ける備えができている会員もいれば,召しを受ける備えをするのに役立つ一時的な割り当てを望む会員もいるかもしれません。23.2および23.6.1も参照してください。

30.1.3

会員でない人の召し

教会の会員でない人は,オルガニストや音楽指揮者,活動の計画を手伝う召しなど,一部の責任に召すことができます。ただし,会員でない人は,教師,定員会や各組織の会長会,初等協会の音楽指導者として召すべきではありません。

会員資格が公式に制限されている人や取り消された人は,召しを受けることはできません(32.11.3および32.11.4参照)。

30.1.4

守秘義務

召しと解任は神聖なものです。このため,指導者は,検討中の召しと解任に関する情報を内密に保ちます。指導者は,召しと解任の神聖さに見合った時と場所を選んで,そのような情報を伝えます。

例えば,ある召しが検討されている本人には,召しを告げるまでその件を知らせないようにします。これは,召しが行われなかった場合に,気まずい思いをさせないようにするためです。

また,配偶者やその役職に対して責任のある組織の会長会など,知る必要のある人々だけが,賛意の表明を得るために名前を提示する前に,その件について知らされます。

30.1.5

召しの推薦と承認

「召しの一覧表」には,それぞれの召しについて,推薦できる人と承認する人が記載されています(30.8参照)。場合によっては,定員会や組織の指導者が,ステーク会長会やビショップリックに対して推薦を行います。各指導者は祈りもって,推薦すべき人について霊感を求めます。ビショップリックやステーク会長会に相談することもできます。

ビショップとステーク会長は,推薦がそれぞれ祈りをもって行われたことを認識しながら,慎重に検討を重ねます。ビショップリックやステーク会長会は,召すべき人について霊感を受ける最終的な責任を負っています。必要に応じて,もう一度推薦を行うように求めることもできます。

ビショップやステーク会長が,推薦された人とは別の人を召すように霊感を受けたとしても,出された推薦が霊感によるものではなかったという意味ではありません。ビショップやステーク会長は,推薦した人が知り得なかった情報を持っていた可能性があります。

子供に読み聞かせている女性

30.2

召しを伝える

奉仕の召しを受けることは,会員にとって意義深い,霊的な経験となるべきです。主に仕えるための召しは,神聖で喜びに満ちた機会となります。指導者はこのことを,召しを伝える方法によって伝えます。何気ない調子で召しを伝えるべきではありません。

「召しの一覧表」には,それぞれの召しを伝えることのできる人が記載されています(30.8参照)。必要な承認を得た後,権限を与えられた指導者は,その会員が奉仕できる状況にあることを確認するために,会員と話し合います。指導者はまた,その会員が奉仕するのにふさわしく,進んで奉仕する意志があることも確認するように努めます。

指導者は,召しを伝える際に,その召しが主から来たものであることを説明します。必要に応じて,会員自らが御霊の確認を得られるように,その召しについて祈りをもって検討する時間を与えることもできます。

指導者は,以下を行うこともできます。

  • 召しの目的,重要性,責任について説明する。

  • 会員が第一に,自分が奉仕する人々に焦点を当てられるように助ける(該当する場合,指導者は「指導者と書記のためのリソース」から,奉仕対象となる人々のリストを提供する)。

  • 召しを果たすときに主の御霊を求めるように会員を励ます。

  • 主が会員を助けてくださり,忠実に奉仕する会員を祝福してくださることを証する。

  • その召しについて訓練と支援を与えてくれる人を会員に伝える。

  • 会員の取り組みについてだれに報告するか伝える。

  • 出席すべき集会と利用できるリソースについて会員に知らせる。

  • その召しを果たすのに必要な時間を把握できるように助ける。

  • 召しに関する特別な懸念事項や課題となる点について話し合う。

  • 会員が抱いている質問に答える。

会員が結婚している場合,指導者は,召しを伝えるときに同席するように配偶者を招きます。

その召しが子供や青少年にかかわるものである場合,指導者は,子供と青少年を守ることに関する訓練を修了する必要があることを会員に説明します。この訓練は,ProtectingChildren.ChurchofJesusChrist.orgで受けることができます。会員は,支持を受けてから1か月以内にこの訓練を修了し,その後は3年ごとにこの訓練を受けるべきです。

30.3

召しを受けた会員を支持する

教会のほとんどの職に召された人の名前は,奉仕を始める前に,賛意の表明を得るために提示されるべきです(教義と聖約28:1342:11参照)。会員は,奉仕するために召された人を支持することにより,その人を支援し,喜んで協力する意志があることを表明します。

「召しの一覧表」には,賛意の表明が必要かどうか,また,だれが賛意の表明に参加するかが明記されています(30.8参照)。召しを監督した指導者やその指導者から権限を与えられた神権指導者は,賛意の表明を受ける人の名前を提示します。

賛意の表明を取る人は,最初に,その役職から解任される人を発表します(該当する場合)。そして,その人の奉仕に対して感謝の意を表すように会員に求めます(30.6参照)。

賛意の表明を求めるために名前を提示するにあたって,権限を与えられた神権指導者は,本人に立つように求めます。指導者は,以下のような言葉を使うとよいでしょう。

「〔姓名〕は〔役職名〕として召されました。〔彼または彼女〕を支持してくださる方は,手を挙げてその意を表してください。〔少し待つ。〕反対の方がいれば,その意を表してください。〔少し待つ。〕」

名前を提示された人も,賛意の表明に参加するべきです。複数の人の名前を提示する場合,まとめて賛意の表明を取ることができます。

信頼の置ける会員がその召しに反対した場合,管理指導者または割り当てを受けた神権指導者は,集会後にその会員と個人的に面会します。指導者は,その会員が反対している理由を理解するように努めます。またその会員に,名前が提示された人がその役職で奉仕する資格を失うような行為をしたことについて知っているかどうか尋ねます。反対している会員が,そのような行為について知らないのであれば,召しを受ける人を支持し,支援するように勧めます。

忠実な会員のみが,賛意の表明に参加できます。しかし,教会員でない人や忠実でない会員が,名前が提示された人の行為について懸念を抱いている場合は,集会後,ビショップやステーク会長に個人的にその懸念を伝えることができます。

30.4

召しを受けて奉仕する会員の任命

教会のほとんどの役職に召される人は,任命を受けるべきです。「召しの一覧表」は,任命を行うことのできる人が記載されています(30.8参照)。任命は通常,会員が賛意の表明を受けた後,奉仕を始める前に行います。

会員をある召しに任命するとは,その召しを果たす権能を与えることを意味します(3.4.3.1参照)。任命には,御霊に導かれるままに与える祝福と約束も含まれます。詳しくは,18.11を参照してください。

神権の祝福を受ける女性

30.5

奉仕期間

指導者はできるかぎり,会員が奉仕する相手と強固な関係を築くのに十分な期間,その召しにおいて奉仕できるようにします。会員には,自らの責任において,学び成長するための時間が必要な場合もあります。これは,扶助協会や長老定員会の会長だけでなく,青少年や子供の指導者にとっても特に重要です。指導者の理想的な奉仕期間はそれぞれ異なりますが,多くの場合,2年から5年で十分です。

30.6

会員を召しから解任する

ほとんどの場合,指導者が召しを解任するように主から霊感を受けたときに,会員は召しから解任されます。ステーク会長や伝道部会長のような一部の会員は,通常,定められた期間を終えてから解任されます。また,個人的な事情や家族の事情など,その他の理由で解任されることもあります。

会長やビショップが解任されると,顧問たちも自動的に解任されます。書記や教師のように,組織内のその他の人々は,自動的には解任されません。

教会の召しの解任は,召しを伝えた人と同じレベルの権能を持つ人が行います。例えば,ビショップリックの一員が召しを伝えた場合は,ビショップリックの一員が解任について伝えます。

解任を伝えることは,指導者が感謝の気持ちを表し,会員の奉仕における神の御手を認める重要な機会となります。指導者は,公に発表される前に,その会員と個人的に会って解任について知らせます。指導者は,召しを果たす中で学んだことを分かち合うように,会員に勧めることもできます。解任が発表される前に解任について知らせるのは,それを知っておく必要のある人だけにとどめておきます。

権限を持つ神権指導者は,その人が賛意の表明を受けたのと同じ状況の場所で,解任について発表します。指導者は,以下のような言葉を使うとよいでしょう。

「〔姓名〕は〔役職名〕から解任されました。〔彼または彼女〕の奉仕に対して感謝してくださる方は,手を挙げてその意を表してください。」

指導者は,反対する人がいるかどうかは尋ねません。

30.7

ビショップを召し,聖任し,任命する

ステーク会長会は,ビショップとして召す兄弟,あるいは解任する兄弟の推薦を行います。推薦は,「指導者と書記のためのリソース」(LCR)を通して大管長会に提出します。ステーク会長会の一員,書記,または幹部書記が,この推薦を作成することができます。ただし,推薦を提出できるのは,ステーク会長だけです。

ビショップの責任は重要です(7.1参照)。ビショップには,高潔で,道徳的に清く,霊的に成熟した,救い主に忠実な人が求められます。ステーク会長会は,推薦する人について御霊の確認を求めます。ビショップとして奉仕する人を推薦するときには,1テモテ3:2-7を入念に考慮します。ワードの会員からの提案は求めません。ビショップの資格について詳しくは,LCRに記載されています。

ステーク会長は,新しいビショップを召す前に,大管長会から書面により,推薦の承認を得なければなりません。この承認を得たら,ステーク会長は,ワードの会員が聖餐会で賛意の表明を行った後に,ビショップの聖任と任命を行うことができます。ステーク会長がビショップを解任する際も,大管長会の承認が必要です。ステーク会長は,これらの責任を委任することはできません。

ビショップに召される人が大祭司でない場合,ステーク会長は,その人がビショップに聖任される前に,必ず大祭司に聖任されるようにします。以前にビショップとして聖任されていれば,ワードのビショップとしての任命だけが必要です。ビショップの顧問に召される男性は,大祭司でない場合,任命を受ける前に大祭司に聖任されます。

大管長会は,ビショップとして奉仕する人の推薦を承認した後,その人の聖任と任命を行う権限をステーク会長に与えます。ステーク会長は,以下のように行います。

  1. その人の姓名を呼ぶ。

  2. メルキゼデク神権の権能によって執行することを宣言する。

  3. その人をビショップに聖任する(以前に聖任されていない場合)。

  4. ワードを管理する者として,またアロン神権および祭司定員会の会長として任命する。その際,ワードのアロン神権者と若い女性に対するビショップの責任を強調します(7.1.2参照)。

  5. ビショップの職に付随するすべての鍵,権利,力,権能を授ける。その際,特に,イスラエルの一般判士,ワードの管理大祭司としてビショップが果たすべき義務に触れます(7.1.1および7.1.3参照)。

  6. 御霊に導かれるままに祝福の言葉を告げる。

  7. イエス・キリストの御名によって終える。

地域七十人や中央幹部も,大管長会から承認を得て,ビショップの召しや聖任,任命を行うことができます。

30.8

召しの一覧表

以下の表には,抜粋したワードとステークの召しの一覧が載っています。その他の召しや奉仕の機会については,本手引きのほかの箇所に記載されています。

ワードやステークは,この表に載っている召しをすべて割り当てる必要はありません。指導者は,ユニットの必要と奉仕可能な人々に基づいて,どの召しを割り当てるか決定します。

30.8.1

ワードの召し

役職

推薦

承認

支持

召しと任命

役職

ビショップ

推薦

ステーク会長会(LCRを使用)

承認

大管長会と十二使徒定員会

支持

ワードの会員

召しと任命

ステーク会長(大管長会の承認を得た後,30.7参照)

役職

ビショップリック顧問

推薦

ビショップ

承認

ステーク会長会および高等評議会

支持

ワードの会員

召しと任命

ステーク会長または割り当てを受けた顧問

役職

ワード書記(必要に応じてワード書記補佐)

推薦

ビショップリック

承認

ステーク会長会および高等評議会

支持

ワードの会員

召しと任命

ステーク会長または割り当てを受けた顧問,もしくは高等評議員

役職

ワード幹部書記(必要に応じてワード幹部書記補佐)

推薦

ビショップリック

承認

ステーク会長会および高等評議会

支持

ワードの会員

召しと任命

ステーク会長または割り当てを受けた顧問,もしくは高等評議員

役職

長老定員会会長

推薦

ステーク会長会(ビショップと相談のうえ)

承認

ステーク会長会および高等評議会

支持

ワードの会員

召しと任命

ステーク会長

役職

長老定員会会長会顧問

推薦

定員会会長(ビショップと相談のうえ)

承認

ステーク会長会および高等評議会

支持

ワードの会員

召しと任命

ステーク会長または割り当てを受けた顧問,もしくは高等評議員

役職

長老定員会のその他の召し

推薦

定員会会長会

承認

ビショップリック

支持

定員会の会員(定員会会長または割り当てを受けた顧問が定員会集会で名前を提示)

召しと任命

定員会会長または割り当てを受けた顧問

役職

ワードの組織の会長(扶助協会,若い女性,初等協会,日曜学校)

推薦

ビショップリック

承認

ビショップリック

支持

ワードの会員

召しと任命

ビショップ

役職

ワードの組織における会長会顧問

推薦

組織の会長

承認

ビショップリック

支持

ワードの会員

召しと任命

ビショップまたは割り当てを受けた顧問

役職

ワードの扶助協会,若い女性,初等協会,日曜学校におけるその他の召し

推薦

組織の会長会

承認

ビショップリック

支持

ワードの会員

召しと任命

ビショップまたは割り当てを受けた顧問

役職

ワード伝道主任(長老定員会会長会の一員がこの役割を果たすことも可能。その場合は,別途,召しや支持や任命を受ける必要はない)

推薦

ビショップリック(長老定員会会長および扶助協会会長と相談のうえ)

承認

ビショップリック

支持

ワードの会員

召しと任命

ビショップまたは割り当てを受けた顧問

役職

ワード宣教師

推薦

ビショップリックまたは長老定員会および扶助協会の会長

承認

ビショップリック

支持

ワードの会員

召しと任命

ビショップまたは割り当てを受けた顧問

役職

ワード神殿・家族歴史主任(長老定員会会長会の一員がこの役割を果たすことも可能。その場合は,別途,召しや支持や任命を受ける必要はない)

推薦

ビショップリック(長老定員会会長および扶助協会会長と相談のうえ)

承認

ビショップリック

支持

ワードの会員

召しと任命

ビショップまたは割り当てを受けた顧問

役職

ワード神殿・家族歴史相談員

推薦

ビショップリックまたは長老定員会および扶助協会の会長

承認

ビショップリック

支持

ワードの会員

召しと任命

ビショップまたは割り当てを受けた顧問

役職

祭司定員会会長補佐

推薦

ビショップ(祭司定員会会長として)

承認

ビショップリック

支持

定員会の会員(ビショップまたは割り当てを受けた顧問が定員会集会で名前を提示)

召しと任命

ビショップ

役職

教師定員会会長,執事定員会会長

推薦

ビショップリック

承認

ビショップリック

支持

定員会の会員(ビショップまたは割り当てを受けた顧問が定員会集会で名前を提示)

召しと任命

ビショップまたは割り当てを受けた顧問により召され,ビショップにより任命される

役職

教師定員会会長会顧問および定員会書記,執事定員会会長会顧問および定員会書記

推薦

定員会会長

承認

ビショップリック

支持

定員会の会員(ビショップまたは割り当てを受けた顧問が定員会集会で名前を提示)

召しと任命

ビショップまたは割り当てを受けた顧問

役職

若い女性クラス会長

推薦

ビショップリック(若い女性会長会と相談のうえ)

承認

ビショップリック

支持

クラスの会員(ビショップまたは割り当てを受けた顧問が若い女性集会で名前を提示)

召しと任命

ビショップまたは割り当てを受けた顧問

役職

若い女性クラス会長会顧問およびクラス書記

推薦

クラス会長

承認

ビショップリック

支持

クラスの会員(ビショップまたは割り当てを受けた顧問が若い女性集会で名前を提示)

召しと任命

ビショップまたは割り当てを受けた顧問

役職

ワード福祉・自立スペシャリスト(必要に応じて)

推薦

ビショップリック

承認

ビショップリック

支持

ワードの会員

召しと任命

ビショップまたは割り当てを受けた顧問

役職

ワードリソースセンタースペシャリスト(必要に応じて)

推薦

日曜学校会長

承認

ビショップリック

支持

ワードの会員

召しと任命

ビショップまたは割り当てを受けた顧問

役職

ワード音楽コーディネーター

推薦

ビショップリック

承認

ビショップリック

支持

ワードの会員

召しと任命

ビショップまたは割り当てを受けた顧問

役職

通訳者(必要に応じて)

推薦

ビショップリック

承認

ビショップリック

支持

ワードの会員

召しと任命

ビショップまたは割り当てを受けた顧問

役職

その他のワードの召し

推薦

ビショップリック

承認

ビショップリック

支持

ワードの会員

召しと任命

ビショップまたは割り当てを受けた顧問

  1. まれに,ワードの会員が支持を受ける前に,召しにおける奉仕を始める必要が生じる場合があります。そのような場合,ビショップリックの一員は,可能な限り速やかに,追認を得るために名前を提示します。また,30.3に記載されている手順を適用します。これには,ワードの会員に,その提示に反対する機会を与えることも含まれます。

  2. 神殿で奉仕している現職の結び固め執行者は,ビショップリックに召すべきではありません。結び固め執行者は,教会の大管長の指示の下で召されます。

日曜学校のクラス

30.8.2

支部の召し

役職

推薦

承認

支持

召しと任命

役職

支部会長

推薦

ステーク/伝道部/地方部会長会

承認

ステーク会長会および高等評議会,または伝道部会長会

支持

支部の会員

召しと任命

ステーク/伝道部会長(または割り当てを受けた場合は地方部会長)

役職

支部会長会顧問

推薦

支部会長

承認

ステーク会長会および高等評議会,または伝道部会長会(または,伝道部会長から権限を与えられた場合は地方部会長会)

支持

支部の会員

召しと任命

ステーク/伝道部/地方部会長,または割り当てを受けた顧問

役職

支部書記,書記補佐,および幹部書記

推薦

支部会長会

承認

ステーク会長会および高等評議会,または伝道部会長会(または,伝道部会長から権限を与えられた場合は地方部会長会)

支持

支部の会員

召しと任命

ステーク会長または割り当てを受けた顧問,もしくは高等評議員(ステーク内の支部の場合),地方部会長または地方部会長から割り当てを受けた神権指導者(伝道部内の支部の場合)

役職

長老定員会会長

推薦

ステーク/地方部/伝道部会長会(支部会長と相談のうえ)

承認

ステーク会長会および高等評議会,または伝道部会長会(または,伝道部会長から権限を与えられた場合は地方部会長会)

支持

支部の会員

召しと任命

ステーク/伝道部会長(または割り当てを受けた場合は地方部会長)

役職

長老定員会会長会顧問

推薦

定員会会長(支部会長と相談のうえ)

承認

ステーク会長会および高等評議会,または伝道部会長会(または,伝道部会長から権限を与えられた場合は地方部会長会)

支持

支部の会員

召しと任命

ステーク/伝道部会長,または割り当てを受けた顧問か高等評議員(または,割り当てを受けた場合は,地方部会長かその他の神権指導者)

役職

その他の支部の召し

推薦

30.8.1を参照して,「ビショップ」を「支部会長」に,「ワード」を「支部」に置き換えてください。

承認

30.8.1を参照して,「ビショップ」を「支部会長」に,「ワード」を「支部」に置き換えてください。

支持

30.8.1を参照して,「ビショップ」を「支部会長」に,「ワード」を「支部」に置き換えてください。

召しと任命

30.8.1を参照して,「ビショップ」を「支部会長」に,「ワード」を「支部」に置き換えてください。

  1. 神殿で奉仕している現職の結び固め執行者は,支部会長会に召すべきではありません。結び固め執行者は,教会の大管長の指示の下で召されます。

30.8.3

ステークの召し

召し

推薦

承認

支持

召しと任命

召し

ステーク会長

推薦

割り当てを受けた中央幹部または地域七十人

承認

割り当てを受けた中央幹部または地域七十人

支持

ステーク大会に出席している会員

召しと任命

割り当てを受けた中央幹部または地域七十人

召し

新しいステーク会長会の顧問

推薦

ステーク会長

承認

割り当てを受けた中央幹部または地域七十人

支持

ステーク大会に出席している会員

召しと任命

割り当てを受けた中央幹部または地域七十人

召し

既存のステーク会長会の新しい顧問

推薦

ステーク会長(LCRを使用)

承認

大管長会

支持

ステーク大会に出席している会員

召しと任命

ステーク会長(大管長会から承認を得た後)

召し

ステーク書記(必要に応じてステーク書記補佐)

推薦

ステーク会長会

承認

ステーク会長会および高等評議会

支持

ステーク大会に出席している会員

召しと任命

ステーク会長または割り当てを受けた顧問

召し

ステーク幹部書記(必要に応じてステーク幹部書記補佐)

推薦

ステーク会長会

承認

ステーク会長会および高等評議会

支持

ステーク大会に出席している会員

召しと任命

ステーク会長または割り当てを受けた顧問

召し

高等評議員

推薦

ステーク会長会

承認

ステーク会長会および高等評議会

支持

ステーク大会に出席している会員

召しと任命

ステーク会長または割り当てを受けた顧問

召し

ステーク祝福師(別のステークですでに聖任されている祝福師を含む)

推薦

ステーク会長会(LCRを使用)

承認

十二使徒定員会

支持

ステーク大会に出席している会員

召しと任命

十二使徒定員会から承認を受けたステーク会長,あるいは大管長会または十二使徒定員会の一員

召し

ステーク扶助協会会長

推薦

ステーク会長会

承認

ステーク会長会および高等評議会

支持

ステーク大会に出席している会員

召しと任命

ステーク会長

召し

ステーク若い女性会長,初等協会会長

推薦

ステーク会長会

承認

ステーク会長会および高等評議会

支持

ステーク大会に出席している会員

召しと任命

ステーク会長または割り当てを受けた顧問

召し

ステーク若い男性会長,日曜学校会長

推薦

ステーク会長会は,これらの役職に高等評議員を召す

承認

ステーク会長会および高等評議会

支持

ステーク大会に出席している会員(高等評議員およびこれらの組織の会長として,両方の支持を受ける)

召しと任命

ステーク会長または割り当てを受けた顧問(高等評議員およびこれらの組織の会長として,両方の召しと任命を受ける)

召し

ステークの組織の会長会顧問,書記,その他の役職(必要に応じて)

推薦

ステークの組織の会長(ステーク会長会または割り当てを受けた高等評議員と相談のうえ)

承認

ステーク会長会および高等評議会

支持

ステーク大会に出席している会員

召しと任命

ステーク会長または割り当てを受けた顧問,もしくは高等評議員

召し

ステーク監査員

推薦

ステーク監査委員会委員長(ステーク会長会顧問)

承認

ステーク会長会および高等評議会

支持

支持は不要

召しと任命

ステーク会長または割り当てを受けた顧問(任命が必要かどうかはステーク会長が判断する)

召し

ステークセミナリー教師,インスティテュート教師,スーパーバイザー(必要に応じて)

推薦

ステーク会長会(ビショップおよびセミナリー・インスティテュート職員と相談のうえ)

承認

ステーク会長会および高等評議会

支持

ステーク大会に出席している会員

召しと任命

ステーク会長または割り当てを受けた顧問,もしくは高等評議員

召し

ステーク福祉・自立スペシャリスト(必要に応じて)

推薦

ステーク会長会

承認

ステーク会長会および高等評議会

支持

ステーク大会に出席している会員

召しと任命

ステーク会長または割り当てを受けた顧問,もしくは高等評議員

召し

ステーク通訳コーディネーター(必要に応じて)

推薦

ステーク会長会

承認

ステーク会長会および高等評議会

支持

ステーク大会に出席している会員

召しと任命

ステーク会長または割り当てを受けた顧問,もしくは高等評議員

召し

ステークコミュニケーション・ディレクター,ディレクター補佐,スペシャリスト

推薦

ステーク会長会

承認

ステーク会長会および高等評議会

支持

ステーク大会に出席している会員

召しと任命

ステーク会長または割り当てを受けた顧問,もしくは高等評議員

召し

その他のステークの召し

推薦

ステーク会長会

承認

ステーク会長会および高等評議会

支持

ステーク大会に出席している会員

召しと任命

ステーク会長または割り当てを受けた顧問,もしくは高等評議員

  1. 例外として,新しいステーク役員が,次のステーク大会の前に奉仕を始める必要が生じた場合,聖餐会で支持を受けます。このような支持は最小限にとどめるべきです。ステーク会長会の一員または高等評議員が,支持を求めて名前を提示します。

    まれに,ステークの会員が,ステーク大会や聖餐会で支持を受ける前に,奉仕を始める必要が生じる場合があります。この場合,30.3で述べられている手順を適用し,可能な限り速やかに,追認を得るためにその人の名前を提示します。これには,ステークの会員に,その提示に反対する機会を与えることも含まれます。

  2. 神殿で奉仕している現職の結び固め執行者は,ステーク会長会に召すべきではありません。結び固め執行者は,教会の大管長の指示の下で召されます。

  3. ステーク活動委員会委員長(必要な場合)とステーク建物代表者は,ステーク会長会が高等評議員の中から割り当てます。召しや支持,任命は行いません。

ビショップと話す夫婦

30.8.4

地方部の召し

役職

推薦

承認

支持

召しと任命

役職

地方部会長

推薦

伝道部会長

承認

地域会長会

支持

地方部大会に出席している会員

召しと任命

伝道部会長

役職

地方部会長会顧問

推薦

地方部会長

承認

伝道部会長会

支持

地方部大会に出席している会員

召しと任命

伝道部会長または割り当てを受けた顧問

役職

地方部評議員

推薦

地方部会長

承認

伝道部会長会(または,伝道部会長から権限を与えられた場合,地方部会長会)

支持

地方部大会に出席している会員

召しと任命

伝道部会長または割り当てを受けた顧問(または,伝道部会長から権限を与えられた場合,地方部会長または割り当てを受けた顧問)

役職

その他の地方部の召し

推薦

30.8.3を参照して,「ステーク会長」を「地方部会長」に,「ステーク」を「地方部」に置き換えてください。

承認

30.8.3を参照して,「ステーク会長」を「地方部会長」に,「ステーク」を「地方部」に置き換えてください。

支持

30.8.3を参照して,「ステーク会長」を「地方部会長」に,「ステーク」を「地方部」に置き換えてください。

召しと任命

30.8.3を参照して,「ステーク会長」を「地方部会長」に,「ステーク」を「地方部」に置き換えてください。

  1. 神殿で奉仕している現職の結び固め執行者は,地方部会長会に召すべきではありません。結び固め執行者は,教会の大管長の指示の下で召されます。

  2. 伝道部のない地域では,地域会長会がこの役目を果たします。

30.8.5

軍人会員グループの召し

召し

推薦

承認

支持

召しと任命

召し

軍人会員グループリーダー

推薦

末日聖徒のチャプレンまたは軍人関係ディレクター,もしくは退任するグループリーダー

承認

ビショップまたは支部会長,およびステーク会長または伝道部会長(所属ワードまたは支部,ステークまたは伝道部)

支持

グループの会員

召しと任命

ステーク/伝道部会長,または指名を受けた代表者(必要に応じて,任命なしで召しを果たすことが可能)

召し

軍人会員グループリーダー補佐

推薦

グループリーダー

承認

ビショップまたは支部会長,およびステーク会長または伝道部会長(所属ワードまたは支部,ステークまたは伝道部)

支持

グループの会員

召しと任命

ステーク/伝道部会長,または指名を受けた代表者(必要に応じて,任命なしで召しを果たすことが可能)