総大会指導者集会　2023年4月

ワード評議会に委任することによってビショップが若い世代に注力できるようにする

Ｄ・トッド・クリストファーソン長老とポール・V・ジョンソン長老による教え

1．評議会の役割

1. ビショップは，ワード評議会とワード青少年評議会を指導します。ビショップは，若い世代に力を注ぐことができるようにするためにこの二つの評議会を活用するべきです（『総合手引き—末日聖徒イエス・キリスト教会における奉仕』7.1および7.1.1.3）。

2. ワード評議会を最大限に活用することのメリット：

   • 「働き手が増える」ので，多くの働きができるようになります。

   • 時間と機会が増えれば，ビショップは自分の務め，特に若い世代に関する働きをさらに効果的に行えるようになります。

   • 将来の奉仕の備えとなる経験をする会員が増えます （『総合手引き』4.2.6）。

3. ワード評議会は，以下の点を通して，ビショップリックがワードを導くことができるよう助けるという役割を果たすことができます：

   • ともに評議して啓示を受ける（『総合手引き』4.3および4.4.1）。

   • 評議会で働く原則 （『総合手引き』4.2および4.4）

2．委任

ワード評議会はワードのすべてのリソースを表しています。ビショップは，その務めの大部分をワード評議会とその構成員に委任することができます。

• 救いと昇栄の業の中で長老定員会と扶助協会会長会が果たす役割に，常に目を向けます。

• もっと多くのことを委任します（カウンセリング，急を要するものではない福祉／自立支援の働きなど）。

• 委任を妨げている文化の壁を克服します。

• 委任された責任を果たすことができるよう，評議会の構成員を訓練します。ステークの指導者は，この訓練を施すうえで指導的な役割を果たします。

• 委任の原則を実践します（『総合手引き』4.2.5）。

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