人を助ける

家族や友達がポルノグラフイーのとりこになっていることを知ったら,あなたは落胆し,裏切られたと感じ,悲しむことでしょう。このようなとき, ビショップと話すことによって励ましを得られます。また,ふさわしい神権者から神権の祝福を授けてもらうとよいでしょう。他人の行動について自分を責めてはなりません。人はそれぞれ自分自身の行いに対して責任があるのです。

あなた自身の霊的な力を絶えず増し加えることによって友達や家族を助けることができます。あなたの生活の中にある福音の光は,あなた自身を高め,さらに愛する人の生活から闇を追い払ううえで大いに役立ちます。御霊を伴侶とするよう努力するなら,主はあなたを導いてくださるでしょう。祈り,聖文を研究し,神殿に参入することによって,主の助けを求めてください。

友達や家族に働きかけるときに,以下の原則も役に立ちます。

注意深く耳を傾ける。ショックを受けていることや怒りの気持ちを表に出してはなりません。性急に忠告を与えることのないようにしましょう。愛を込め,信頼を示しながら,話し合います。
親切で,愛情深くあってください。しかし, 適切でない行為を容認したり,それに加わったりしてはなりません。
批判的な気持ちを抱いたり,相手を管理しようとしたりしてはなりません。あなたが批判的であったり,懲罰的な態度を執ったりすると,友達や家族は問題について話さなくなる可能性があります。批判されると,助けを求める代わりに,問題を隠したくなるかもしれません。
悔い改めるための努力をサポートしてください。問題と闘っている友達や家族に,信頼していることを伝えてください。その人のために祈ってください。本人が問題の解決策を考え出すことができるよう助けてください。その解決策には,悔い改めて,ポルノグラフイーを避ける具体的な方法などが含まれます。また,ビショップに話すよう勧めてください。
長所や善い行いを具体的に称賛してください。
誘惑を退ける方法について一緒に話し合ってください。
赦ゆるすことを学んでください。

友達や家族がビショップと話して,ピショップが目に見える形のはっきりとした罰を科さなかった場合,あなたは問題が真剣に検討されなかったのではないかという印象を持つかもしれません。ビショップは御霊に頼って個人個人を助ける最善の方法を決めていることを理解してください。