セミナリー
マスター教義の復習20


マスター教義の復習20

理解し,説明する

聖文を読む若い男性

マスター教義の目的の一つは,救い主の教えをよりよく理解し,それを自分の言葉で説明できるようになることです。この課では,新約聖書の様々なマスター教義聖句の真理について理解を深め,説明する機会を得ることができます。

あなたはイエス・キリストについて,どのようなことを知っているだろうか

イエス・キリストについて知っていることを,以下の画像で描写されているイエスの人生の1シーンのみを使用して説明してください:

カルバリで十字架に架けられているキリスト。キリストの左右には,同じく十字架に架けられた2人の盗賊がいます。キリストの母マリヤ,マグダラのマリヤ,そのほかの会葬者やローマ兵を含む大勢の参列者が十字架の周りに集まっています。空には雷雲が立ち込めています。

これらの画像を見て,以下の質問に答えてください:

役者の描写。マリヤは赤ちゃんのイエスを抱き,イエスを見ています。
立って,目の前でひざまずく盲人の目に手を置かれるイエス・キリスト。男性,女性,子供の集団がキリストの周りに集まっています。人々はキリストが盲目の人を癒されるのを目の当たりにしています。背景に石造りのアーチが見えます。
デル・パーソン画「最初の示現」(62470);GAK 403;初等協会の手引き1-04;初等協会の手引き2-38;初等協会の手引き3-10;初等協会手引き5-06;初等協会用手引き6-40;初等協会の手引き7-40;ジョセフ・スミス―歴史1:14-20
  • これら3つの画像には,それぞれどのような出来事が描かれていますか。

  • これらの出来事は,イエス・キリストとイエスの使命に対するあなたの理解に,何をもたらすでしょうか。

救い主がだれであり,なぜあなたにとって重要なのかを真に知るためには,主の人生についての複数の話と,複数の預言者の著作の研究が役立ちます。

同様に,複数のマスター教義に見られる真理を研究し,比較することは,一つの聖句に頼るよりも,救い主の教義をよより深く理解するのに役立ちます。

ボールペンか鉛筆で,紙に書く。1.以下のマスター教義聖句を研究し,対応する質問の答えを学習帳に書いてください:

ヘブル12:9;ヤコブ1:5-6ヤコブ2:17-18を読み,天の御父とわたしたちとの関係について,何を教えているのか考えてください。

  • これら3つのマスター教義聖句を一緒に研究することは,わたしたちの神との関係についてさらによく理解するのに,どのように役立ちますか。

1ペテロ4:6黙示20:12を読み,天の御父の計画における最後の裁きが教えてくれることについて考えてください。

  • これら二つのマスター教義聖句を一緒に研究することは,最後の裁きについてよりよく理解するのに,どのように役立ちますか。

今後も,一緒に研究したいと思う聖句を相互参照したり,関連づけたりするとよいでしょう。

マスター教義聖句を関連づける

ボールペンか鉛筆で,紙に書く。2.以下の活動を行ってください:

  1. 詳しく学びたいと思う新約聖書のマスター教義聖句を一つ選び,聖句の場所と重要語句を学習帳に記入してください。

  2. マスター教義聖句を見つけて,その全体を読み,そこで教えられている教義について理解したことを記録します。

  3. 『マスター教義に関する基本文書』の巻末にあるマスター教義聖句と重要語句の一覧を見てください。

  4. 選択した新約聖書の聖句に関連するほかの聖句コースから,マスター教義聖句を少なくとも二つ見つけて,読んでください。

  5. これらそのほか聖句が,新約聖書の聖句に対する理解をどのように深めるのかを,学習帳に記録してください。