自分が心配している相手と会話を始めるにはどうすればよいでしょうか

あなたと友人の双方が安心して話せる時間と場所を見つけます。友人に，あなたのことがほんとうに心配なのだと伝えます。最近自分が気づいたことを説明します。例えば，「ここのところ，すごくつらそうだね。」どのように感じているかを話してもらう時間を取ります。相手の言うことに耳を傾けることによって気遣いを示します。相手の気持ちを尊重して，次のように言います。「あなたがそんなにひどく苦しんでいることを気の毒に思います。」「あなたがどれほどつらかったか気づいていませんでした。」

タイミングを見計らって，自殺について考えているかどうか，率直に尋ねます。例えば，「死にたいと思っていますか？」などと尋ねるとよいでしょう。その人が自殺について考えていると答えたら，計画があるのか尋ねます。こう尋ねるとよいでしょう。「自分を傷つけようとしていますか？」その人がそのつもりであると答えたら，直ちに，地域の緊急サービス提供機関または危機ヘルプラインに電話します。

そのつもりはないと答えたら，その人の言うことに耳を傾けることによって気遣いを示します。そして，より多くの支援を提供できる人に話すよう勧めます。そのほかのアイデアについては，このウェブサイトの「危機的状況にある人を助ける方法」を参照してください。

教会と地域社会のリソース

（下記のリソースの中には，末日聖徒イエス・キリスト教会によって作成，維持，管理されていないものもあります。これらの資料は，このトピックについて学ぶ際の追加のリソースとして役立てるように意図されています。教会の教義や教えと一致しない内容については，教会が是認するものではありません〔一部のリソースは英語のみ〕。）

「あなたは御父にとって大切な存在です」ディーター・Ｆ・ウークトドルフ『リアホナ』2011年11月号，19－22
「神聖な計らいにより」ロナルド・A・ラズバンド『リアホナ』2017年11月号，55－57
“Preventing Suicide”（「自殺の予防」）Carol F. McConkie (video, suicide.ChurchofJesusChrist.org)