「わたしたちの人生のための啓示」『歴代大管長の教え―ラッセル・M・ネルソン』
第14章
わたしたちの人生のための啓示
個人の啓示を受ける皆さんの現在の霊的な能力をさらに伸ばすように,強くお勧めします。
ラッセル・M・ネルソンの生涯から
ラッセル・M・ネルソン大管長は,忠実な友人の祈りへの答えとして受けた啓示について次のように語っています。
「たいていの人は祈りがもたらす穏やかな力を味わった経験があります。わたしはユタ州南部出身のステーク祝福師のおかげで,そういう経験をしました。初めて診察室で彼に会ったのは40年以上前のことで,当時,心臓外科手術はまだ始まったばかりでした。聖徒と呼ぶにふさわしいこの男性は心臓の障害で大変苦しんでいました。
彼は助けを求め,心臓の弁さえ治療すればよくなると考えていたのです。
精密検査の結果,障害のある弁が二つあることが分かりました。外科手術で片方は治せますが,もう一方は無理でした。それで,手術はしない方がよいということになり,この知らせを聞いて彼は大いに落胆しました。
その後もこの祝福師は何度かやって来ましたが,同じ結論を伝えることしかできませんでした。ついに彼はわらにもすがる思いで,感情を高ぶらせながら言いました。『ネルソン先生。わたしは助けを祈り求め,あなたのもとへ導かれて来ました。主はどうやってその弁を治せばよいかわたしには示してくださらないでしょう。しかしあなたにならお示しになれるはずです。あなたなら理解できるからです。もし手術してくださるなら,主はあなたにどうすればよいか教えてくださいます。どうかわたしに必要な手術をしてください。そしてあなたに必要な助けを祈り求めてください。』
この兄弟の強い信仰はわたしの心を大きく揺さぶりました。その願いをまた拒むことなどできませんでした。二人で熱心に祈った後,わたしは手術を行うことに同意しました。一生を決める重要な日に備えて何度も何度も祈りました。しかし三尖弁の逆流をどう処置すればよいのか答えは出ませんでした。手術が始まってからでさえ,助手に『どうするつもりですか』と聞かれました。
『分かりません。』そう答えました。
手術が始まりました。一つ目の弁の狭窄を取り除いてから,二つ目の弁を調べました。弁膜自体に傷はありませんが,拡張して正常に機能していませんでした。よく調べているうちに,一つのメッセージが心にはっきりと聞こえてきました。『リングを縮小しなさい。』わたしはそのメッセージを助手に伝えました。『もしリングをうまく縮小して正常な大きさにできれば,弁膜組織は十分残ります。』
でも,どうすればいいのでしょう。ウエストの大きいズボンをベルトで調節するような具合にはいきませんし,馬に鞍を着けて腹帯で締めるようにもいきません。そのときです。鮮明なイメージが心に浮かび上がってきて,どのように縫い合わせればよいのか,プリーツやタックをどこにつければよいのか,どのように仕上げればよいのかが分かったのです。そのとき心に浮かんだイメージを今でも思い出すことができます。どこを縫い合わせるべきかを示す点線まで完全に覚えています。手術は心に描いたとおりに終了しました。弁の調子を試してみましたが,血液の漏れは驚くほど減少していました。助手は言いました。『奇跡です。』
わたしは答えました。『祈りに対する答えです。』
患者の快復は速く,満足のいくものでした。この出来事は,ただこの兄弟が奇跡的に助かっただけではなく,同じような症状を抱える人々にも手術で助かる道が開かれたことを意味しました。わたしには何の功績もありません。信仰深い祝福師と,祈りにこたえてくださった神こそたたえられなければなりません。」
この経験について,ネルソン大管長は後にこう述べています。「わたしたちのあらゆる義にかなった求めにおいて,主は聖霊の示しを通して助けてくださいます」
ラッセル・M・ネルソンの教え
神はほんとうに皆さんに語りかけたいと思っておられるでしょうか。そのとおりです
御霊が繰り返しわたしの思いに刻みつけてくださったことの一つは,主が御自分の思いと御心をどれほど喜んで明らかにしたいと願っておられるかということです。啓示を受けるという驚くべき特権は,神が御自分の子供たちにお与えになる最も偉大な賜物の一つでありながら,わたしたちのだれもがこの特権にあずかることができます。
あなたがどのような人であれ,人生における導きと指示を求めて,天におられる自分の父に祈ることができるのです。促しを受けるという形で主に耳を傾けられるようになれば,大きなことについても小さなことについても神の導きを受けるようになるでしょう。
神はほんとうに皆さんに語りかけたいと思っておられるでしょうか。そのとおりです。「全能者が末日聖徒の頭に天から知識を注ぐのを人が妨げようとするのは,人がそのか弱い腕を伸べて,定められた水路を流れるミズーリ川をとどめようとするようなもの」です〔教義と聖約121:33〕。
あなたは自分の状況について個人の啓示を受けることができる
主は,皆さんが預言者,聖見者,啓示者として支持する人々を通して,御自身の教会を導いておられます。それはとても神聖なプロセスです。とても神聖なことなので,わたしたちはそれについてあまり話しません。しかし,それはわたしたちだけのものではありません。わたしが人生における自分の責任について個人の啓示を受けることができるのと同じように,皆さんも人生における務めについて個人の啓示を受けることができます。
啓示は現実のものであること,そしてそれはわたしにとっても皆さんにとってもまったく変わりがないことを,わたしは証します。わたしが自分の状況について個人の啓示を受けることができるのと同じように,皆さんは,自分自身の状況について実際に個人の啓示を受けることができるのです。
それがどれほどの奇跡かを想像してみてください。……わたしたちは天の御父に祈り,導きと指示を受けることができます。危険や心を迷わせるものに対する警告を受けることができ,自分の力だけでは成し得なかったことを達成できるようになるのです。実際に聖霊を受けて,主の促しを見分け理解するようになると,大きなことについても小さなことについても導かれます。
神は御自身の方法で,御自身の時に,あなたに語りかけてくださる
わたしたち一人一人は,自身が責任を負っていることや自分の影響の及ぶ活動範囲,すなわち家庭内の母親,父親,子供たちについて個人の啓示を受ける権利があります。今,わたしは教会全体に対する啓示を受けています。……それは常に主の時刻表によるものであり,決してわたしの時刻表ではありません。
啓示はすべて一度にもたらされるとは限りません。徐々に与えられることがあります。「主なる神はこう言われる。『わたしはここにも少し,そこにも少しと,教えに教え,訓戒に訓戒を加えて,それを人の子らに与えよう。わたしの訓戒を聴き,わたしの勧めに耳を貸す者は,知恵を得るので幸いである。わたしは受け入れる者にさらに多く与え〔る〕。』」(2ニーファイ28:30)忍耐と根気強さは,わたしたちの永遠の進歩に欠かせません。
神の啓示は,神の永遠の律法と常に一致しています。神の教義と矛盾することは決してありません。神を適切な形で敬うとき,啓示を受ける力は増します。
霊的に生き残るために,啓示を受けることを学ばなければならない
わたしたちは複雑で争いの激化する世に住んでいます。ソーシャルメディアに常にさらされ,24時間やむことのないニュースの嵐が容赦なく襲いかかります。真理を攻撃する無数の声や人の哲学をふるいにかけたいと思うなら,啓示を受けられるようにならなければなりません。
救い主,贖い主イエス・キリストは,今から再びおいでになる時までの間に,最も力強い業を幾つかなされるでしょう。わたしたちは,父なる神と御子イエス・キリストが尊厳と栄光のうちにこの教会を管理されることを示す奇跡的なしるしを見るでしょう。しかし,導き,指示し,慰める,変わることのない聖霊の影響力がなければ,これから先,霊的に生き残ることはできなくなるでしょう。
今は,かつてなかったほど,御霊がどのように語りかけるかを知る必要のある時です。聖霊は神会における使者です。聖霊は,御父と御子があなたに伝えたいと思っておられる考えをあなたの思いに伝えてくださいます。聖霊は慰め主です。あなたの心に安らかな気持ちを与えてくださいます。あなたが主の言葉を聞き,読むとき,聖霊は真理について証し,真実である事柄を確認してくださいます。
あなたは個人の啓示を受ける方法を自分で学ぶことができる
だれしも疑問を持っています。真理を学び,理解し,認識することは,現世の経験の重要な部分です。わたしは人生の多くを研究に費やしてきました。皆さんも,霊感を受けた質問を尋ねることにより最もよく学ぶことができるでしょう。
今まさに,皆さんの中にはどのような人生を送ればよいか悩んでいる人がいるでしょう。自分の罪が赦されたのか分からない人もいるかもしれません。……
教会が行っていることの理由が分からない人もいるかもしれません。祈りの答えを得る方法をよく知らない人も大勢いるでしょう。
天の御父と御子は,聖霊の働きを通して皆さんの疑問にこたえる用意ができておられます。しかし,その答えを受けるふさわしさを身につけ,答えを得る方法を学ぶのは皆さん自身です。
では,何から始めればよいのでしょう。まず,聖なる場所でもっと時間を過ごしてください。神殿は聖なる場所です。毎週日曜日に聖餐の聖約を新たに交わす礼拝堂もそうです。また,アパートや寮,家庭,部屋を聖なる場所として,妨げとなる世の闇から逃れることのできる安全な場にしてください。
祈りは鍵です。何をやめるべきか,何を始めるべきかが分かるよう祈ってください。御霊と豊かに交わるために,自分の環境に何を加え,何を取り除くべきか祈ってください。
識別の賜物を主に願い求めてください。それから,その賜物を受けるにふさわしくなれるよう生活し,取り組んでください。そうすれば,世の中で複雑な出来事が起こっても,真理とそうでないものをはっきりと知ることができるでしょう〔2ニーファイ31:13〕。
愛をもって奉仕しましょう。道に迷っている人や霊に傷を負っている人への愛に満ちた奉仕により,心が開き個人の啓示を受けることができます。
今よりずっと多くの時間を,御霊のある場で過ごしましょう。つまり,御霊を伴侶としたいと願う友人とさらに多くの時間を過ごすということです。また,ひざまずいて祈り,聖文を読み,家族歴史に取り組み,神殿に参入するためにもっと時間を費やすということです。自分の時間を常に惜しみなく主にささげるときに,主は残りの時間を豊かにしてくださることを約束します。
皆さんは……個人的な啓示を受ける方法を自分で学ぶことができるのです。このこと以上に,皆さんの生活に大きな違いをもたらすものはありません。
わたしはあなたに,隣りに座っている人ではなく,あなたに約束します。あなたがこの世界のどこにいようと,聖約の道のどこにいようと,たとえ今この瞬間,聖約の道の真ん中を歩んでいなかったとしても,わたしはあなたに約束します。もしあなたが,聖霊のささやきに耳を傾ける方法を学ぶという重大で霊的な技術を育むために,必要とされる霊的な務めを誠実に,かつ絶え間なく行うならば,人生で必要とされるすべての導きを受けるでしょう。あなたの疑問に対する答えが,主御自身の方法と時に応じて,与えられるでしょう。……
自分の人生が神によって導かれていることを理解するなら,様々なチャレンジに遭遇し,度々落胆することがあったとしても,喜びと平安を感じることでしょう。
神の御前にへりくだってください。天のお父様に心を注ぎ出してください。御父に頼って答えと慰めを求めてください。
心配事や恐れ,弱さについて,イエス・キリストの御名によって祈ってください。そうです,心の切なる思いについて祈ってください。その後で耳を傾けてください。心に浮かんだ考えを書き留めてください。感じたことを記録し,それに従って,促しを受けたとおりに行動してください。来る日も来る日も,年月を重ねて,このプロセスを繰り返すときに,「啓示の原則が身について」〔『歴代大管長の教え—ジョセフ・スミス』132〕くるでしょう。
啓示を受ける霊的な能力を伸ばす
個人の啓示を受ける皆さんの現在の霊的な能力をさらに伸ばすように,強くお勧めします。なぜなら,主はこう約束しておられるからです。「あなたは求めれば,啓示の上に啓示を,知識の上に知識を受けて,数々の奥義と平和をもたらす事柄,すなわち喜びをもたらし永遠の命をもたらすものを知ることができるようになるであろう。」〔教義と聖約42:61〕……
天を開くために何よりも強力な組み合わせは,清さを増すこと,完全に従順であること,熱心に求めること,モルモン書に記されたキリストの御言葉を日々味わうこと〔2ニーファイ32:3参照〕,そして神殿・家族歴史活動に一定の時間を割くことです。
確かに,天が閉じていると感じるときもあるでしょう。しかし,わたしは約束します。皆さんが引き続き従順であり,主が授けてくださるすべての祝福に感謝を表し,主がよしとされる時を忍耐をもって尊ぶときに,皆さんの求める知識と理解を与えられるでしょう。主が皆さんのために用意しておられるすべての祝福が,奇跡でさえも,やがてもたらされるでしょう。個人の啓示によって皆さんにそれが起こります。……
愛する兄弟姉妹の皆さん,啓示を受ける霊的な能力を伸ばすように,切にお願いします。……聖霊の賜物を享受するために,そしてもっと頻繁に,もっとはっきりと御霊の声を聞くために求められる霊的な業を行うことを選んでください。
天から情報を得るには,まず確固とした信仰と心からの望みを持たなければなりません。「〔イエス・〕キリストを信じながら,誠心誠意」求める必要があるのです〔モロナイ10:4〕。「誠意」とは,神から授けられる導きに従おうと心から思っているということです。
聖霊のささやきに気づく能力を磨き,啓示を受ける力を高めるには,ふさわしさが必要です。ふさわしさは完全さを求めるものではありませんが,清さを増すためには努力しなければなりません。
主は日々の努力,日々の改善,日々の悔い改めを期待しておられます。ふさわしければ清くなり,清ければ聖霊を受けるにふさわしくなります。「自分の導き手として聖なる御霊を受け」るとき(教義と聖約45:57),わたしたちは個人の啓示を受けるにふさわしい者になります。
もし何かが天の導きを受ける扉を開くのを妨げているなら,悔い改める必要があるかもしれません。悔い改めることによって扉が開かれ,主の声をより頻繁に,よりはっきりと聞くことができるようになります。
毎日生活の中で主のために時間を取って世の誘惑に対抗する
人を引きつけるこの世の声と圧力は,数多くあります。しかし,人を欺き,誘惑する声はあまりにも多く,聖約の道からわたしたちを引き離すことがあります。その結果が必然的に招く悲しみを回避するために,わたしは今日,毎日欠かさず生活の中で主のために時間を取って世の誘惑に対抗するよう,皆さんに切にお願いします。
皆さんの得る情報のほとんどがソーシャルメディアやそのほかのメディアからである場合,御霊のささやきを聞く能力は低くなるでしょう。また,日々の祈りや福音学習を通して主を求めていなければ,好奇心をそそるけれども真実ではない考え方の影響を受けやすくなるでしょう。ほかの点では忠実な聖徒でさえ,バビロンの楽団が奏でる一定のリズムのために道を踏み外すかもしれません。
兄弟姉妹の皆さん,どうか主のために時間を取ってください!聖霊が常に伴侶となるような事柄を行うことにより,自分の霊的な基盤を堅固にして,時の試練に耐えられるようにしてください。
天の御父はとても寛大です。御父は,あなたの家族,召し,仕事,苦悩,心配事など,あらゆることについて皆さんを助けたいと思っておられます〔アルマ34:18-27参照〕。ですから,啓示を求め,啓示を受ける生活をしてください。
主は皆さんを御存じであり,愛しておられます。主は,皆さんの救い主であり,贖い主であられます。主は,御自身の教会を導いておられます。皆さんが毎日欠かさず生活の中で主のために時間を取るならば,主は皆さんを個人の生活において導いてくださるでしょう。
招きと約束
啓示の原則を身につける
神の御前にへりくだってください。天のお父様に心を注ぎ出してください。御父に頼って答えと慰めを求めてください。
心配事や恐れ,弱さについて,イエス・キリストの御名によって祈ってください。そうです,心の切なる思いについて祈ってください。その後で耳を傾けてください。心に浮かんだ考えを書き留めてください。感じたことを記録し,それに従って,促しを受けたとおりに行動してください。来る日も来る日も,年月を重ねて,このプロセスを繰り返すときに,「啓示の原則が身について」〔『歴代大管長の教え—ジョセフ・スミス』132〕くるでしょう。
個人の啓示を受けるあなたの現在の霊的な能力をさらに伸ばす
個人の啓示を受ける皆さんの現在の霊的な能力をさらに伸ばすように,強くお勧めします。なぜなら,主はこう約束しておられるからです。「あなたは求めれば,啓示の上に啓示を,知識の上に知識を受けて,数々の奥義と平和をもたらす事柄,すなわち喜びをもたらし永遠の命をもたらすものを知ることができるようになるであろう。」〔教義と聖約42:61〕……
天を開くために何よりも強力な組み合わせは,清さを増すこと,完全に従順であること,熱心に求めること,モルモン書に記されたキリストの御言葉を日々味わうこと〔2ニーファイ32:3参照〕,そして神殿・家族歴史活動に一定の時間を割くことです。
確かに,天が閉じていると感じるときもあるでしょう。しかし,わたしは約束します。皆さんが引き続き従順であり,主が授けてくださるすべての祝福に感謝を表し,主がよしとされる時を忍耐をもって尊ぶときに,皆さんの求める知識と理解を与えられるでしょう。主が皆さんのために用意しておられるすべての祝福が,奇跡でさえも,やがてもたらされるでしょう。個人の啓示によって皆さんにそれが起こります。……
愛する兄弟姉妹の皆さん,啓示を受ける霊的な能力を伸ばすように,切にお願いします。……聖霊の賜物を享受するために,そしてもっと頻繁に,もっとはっきりと御霊の声を聞くために求められる霊的な業を行うことを選んでください。
主のために時間を取る
人を引きつけるこの世の声と圧力は,数多くあります。しかし,人を欺き,誘惑する声はあまりにも多く,聖約の道からわたしたちを引き離すことがあります。その結果が必然的に招く悲しみを回避するために,わたしは今日,毎日欠かさず生活の中で主のために時間を取って世の誘惑に対抗するよう,皆さんに切にお願いします。
皆さんの得る情報のほとんどがソーシャルメディアやそのほかのメディアからである場合,御霊のささやきを聞く能力は低くなるでしょう。また,日々の祈りや福音学習を通して主を求めていなければ,好奇心をそそるけれども真実ではない考え方の影響を受けやすくなるでしょう。ほかの点では忠実な聖徒でさえ,バビロンの楽団が奏でる一定のリズムのために道を踏み外すかもしれません。
兄弟姉妹の皆さん,どうか主のために時間を取ってください!聖霊が常に伴侶となるような事柄を行うことにより,自分の霊的な基盤を堅固にして,時の試練に耐えられるようにしてください。
霊的な業を行うなら,必要な指示はすべて与えられる
皆さんは……個人的な啓示を受ける方法を自分で学ぶことができるのです。このこと以上に,皆さんの生活に大きな違いをもたらすものはありません。
わたしはあなたに,隣りに座っている人ではなく,あなたに約束します。あなたがこの世界のどこにいようと,聖約の道のどこにいようと,たとえ今この瞬間,聖約の道の真ん中を歩んでいなかったとしても,わたしはあなたに約束します。もしあなたが,聖霊のささやきに耳を傾ける方法を学ぶという重大で霊的な技術を育むために,必要とされる霊的な務めを誠実に,かつ絶え間なく行うならば,人生で必要とされるすべての導きを受けるでしょう。あなたの疑問に対する答えが,主御自身の方法と時に応じて,与えられるでしょう。……
自分の人生が神によって導かれていることを理解するなら,様々なチャレンジに遭遇し,度々落胆することがあったとしても,喜びと平安を感じることでしょう。