JSマタイ7:1-2。マタイ7:1-2と比較
不義に裁いてはならない。
1 さて,これは,人々に語るようにとイエスが弟子たちに教えられた言葉である。
2 「不義に裁いてはならない。自分が裁かれないためである。義にかなった裁きをしなさい。
4 さらに,あなたがたは彼らに言わなければならない。『あなたが兄弟の目にあるちりを見ながら,自分の目にある梁を認めないのはなぜか。
5 どうして,あなたの兄弟に向かって,あなたの目からちりを取らせてくださいと言い,あなた自身の目の梁を見ずにいられるのか。』」
6 そして,イエスは弟子たちに言われた。「あなたは律法学者,パリサイ人,祭司,レビ人を見たか。彼らは会堂で教えているが,律法や戒めを守っていない。そして,すべての者が道を外れており,罪の下にある。
7 あなたは行って,『あなたがたは自分自身が腐敗の子であるのに人々に律法と戒めを教えるのはなぜか』と彼らに言いなさい。
8 『あなたがた偽善者よ,まずあなた自身の目から梁を取りのけなさい。そうすれば,はっきり見えるようになって,兄弟の目からちりを取りのけることができるようになるであろう』と彼らに言いなさい。
9 世界に出て行き,『悔い改めなさい。天の王国が近づいたからである』と,すべての者に言いなさい。
10 王国の奥義はあなたがたの内にとどめておきなさい。聖なるものを犬にやることや,真珠を豚に投げてやることは,ふさわしくない。彼らはそれらを足で踏みつけるからである。
11 世は,あなたがた自身が負うことのできないものを受けることはできない。だから,彼らに真珠を与えてはならない。そうでないと,彼らは向き直ってあなたがたにかみついてくるであろう。
12 彼らに言いなさい。『神に求めなさい。求めなさい。そうすれば,与えられるであろう。捜しなさい。そうすれば,見いだすであろう。たたきなさい。そうすれば,開かれるであろう。
13 すべて求める者は与えられ,捜す者は見いだし,たたく者には開かれるからである。』」
14 その後,弟子たちはイエスに言った。「彼らはわたしたちにこう言うでしょう。『わたしたち自身は義にかなう者であって,だれからも教えられる必要はない。神がモーセや何人かの預言者の言葉を聞かれたことを,わたしたちは知っている。しかし,わたしたちの言葉を,神は聞かれない。』
15 そして,『わたしたちには自分の救いのための律法があり,わたしたちにはそれで十分である』と,彼らは言うでしょう。」
16 その後,イエスは答えて,弟子たちに言われた。「あなたがたは彼らにこのように言わなければならない。
17 『あなたがたの中に,一人の息子を持つ者がおり,その子が外に立っていて,「父よ,あなたの家を開けて,わたしが中に入って一緒に食事ができるようにしてください」と言うときに,「息子よ,入ってきなさい。わたしのものはあなたのものであり,あなたのものはわたしのものだから」と言わない者がいるだろうか。