アブラハム書しょからの模も写しゃ 第だい三 説せつ明めい 1. 王おうの厚こう意いによって,パロの王おう座ざに座すわっているアブラハム。その頭あたまに神しん権けんを象しょう徴ちょうする冠かんむりをかぶっている。これは天てんにおける大おおいなる管かん理り会かいを象しょう徴ちょうするものである。また,彼かれはその手てに公こう正せいと公こう平へいの笏しゃくを持もっている。 2. 王おうパロ。その名なは頭ず上じょうの文も字じで示しめされている。 3. エジプトでのアブラハムを表あらわす。模も写しゃ第だい一の10でも与あたえられている。 4. エジプトの王おうパロの王おう子じ。手ての上うえに記しるされているとおりである。 5. シュレム。王おうの給きゅう仕じ頭がしらの一人ひとり。その手ての上うえの文も字じに表あらわされているとおりである。 6. オリムラ。王おう子じの奴ど隷れい。 アブラハムは王おうの宮きゅう廷ていで天てん文もん学がくの原げん理りを説といている。