モンソン大管長はアロン神権者に何を教えているでしょうか
神権者として交わす誓詞と聖約に不可欠な要素は,生ける預言者を含む主の僕たちを受け入れ,神の口から出る一つ一つの言葉に従って生きることです(教義と聖約84:36,44参照)。トーマス・S・モンソン大管長は,アロン神権者が進んで義務を果たし,またそうするためにふさわしくなるよう教えています。独りで立たなければならないとしても義の原則を擁護するよう勧めています。また,神権を使って周囲の人々に祝福をもたらし,奉仕する方法を理解できるよう望んでいます。
霊的に備える
以下の聖句と資料をよく祈って研究してください。これらは,神権者に対するモンソン大管長の最近の説教です。
「思いやり,慈愛,愛」『リアホナ』2017年5月号,66-67
トーマス・S・モンソン「原則と約束」『リアホナ』2016年11月号,78-79
「聖なるものを託され」『リアホナ』2016年5月号,85
「神権―神聖な賜物」 『リアホナ』2015年5月号,88-90
「戒めを守りなさい」『リアホナ』2015年11月号,83-85
ビデオ―「伝道活動―神権の務め」「一人でも気高く立ち」
若い男性に指導する機会を与える
会長会の一員が,定員会集会の司会をします。彼は定員会のビジネスについて評議する際に若い男性をリードし,(聖文と小冊子『神への務め』から)神権の義務について教え,アドバイザーまたは定員会の会員に福音のレッスンを教えるように招きます。このための準備として,会長会集会の間に定員会集会アジェンダを記入するとよいでしょう。
学ぶ経験を始める
先週のレッスンを復習し,今週のレッスンを導入するために,以下のアイデアから選ぶか,自分でアイデアを考えてください。
一緒に学ぶ
以下に挙げる活動はそれぞれ,定員会の会員がトーマス・S・モンソン大管長から神権者への最新のメッセージを研究するのに役立ちます。御霊の促しに従って,定員会に最も適した活動を一つ,あるいは幾つか選んでください。
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一人一人の若い男性に,モンソン大管長の神権者に対する最近の説教の一つをコピーして渡します(このアウトラインに挙げられている説教を参照)。説教の中で物語を一つ見つけ,定員会に自分の言葉で話し,そこで紹介されている神権の奉仕についての教えを分かち合うよう勧めます。
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モンソン大管長の最近の説教を一つ読み,覚えておきたい言葉を探すように勧めます。一人一人の若い男性に小さなカードを1枚渡し,そこにその言葉を書いてもらいます。定員会の会員に自分たちが書いた言葉を分かち合い,その言葉を選んだ理由を説明してもらいます。
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このアウトラインで提案されているビデオの片方または両方を見せ,一人一人の若い男性に時間を与えて自分の考えや印象を短く要約してもらいます。若い男性に自分が書いたことを分かち合うよう勧めます。これらのビデオで紹介されているモンソン大管長の勧告に従うことは,より良い神権の僕となるうえで,どのように役立つでしょうか。
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若い男性にモンソン大管長が神権の奉仕について教えるために用いている聖句を見つけてもらいます。これらの聖句から学んだことを互いに分かち合うよう勧めます。脚注を使って神権について教えているそのほかの聖句を見つけるよう奨励します。神権の義務を果たす際に,見つけた事柄をどのように応用することができるでしょうか。
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定員会の半分の人たちにモンソン大管長の説教の一つを調べ,神権者にするように言っている事柄を探すよう勧めます。ほかの半分の人たちには同じ説教を調べ,大管長が約束している祝福を探してもらいます。定員会の会員に見つけた事柄を分かち合ってもらいます。大管長の勧告はどのように神権の奉仕に応用できるでしょうか。
若い男性に今日学んだことを分かち合ってもらいます。モンソン大管長の自分たちへのメッセージが理解できたでしょうか。どんな思いや印象を抱いたでしょうか。ほかに質問はないでしょうか。この教義にもっと時間を費やすべきでしょうか。
行動するように勧める
司会をしている若い男性が閉会行事を行います。彼は以下を行うことができます。
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モンソン大管長についての気持ちを分かち合う。
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定員会の会員に,学んだことについての印象を分かち合うよう勧める。
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定員会の会員に,今日学んだことに基づいて,小冊子『神への務め』の「神権の義務」の項に関する計画を立てるか改善するよう勧める。