統一と調整
本手引きに記されている多くの提案は地域の実情に合わせて用いることができます。これらの提案の目的を理解するときに,教師や指導者は霊感を受けて,地域の青少年の必要に合った代替案を見いだすことができるでしょう。以下の原則については調整するべきではありません。
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教師と指導者は,該当月に推奨されている単元からレッスンを選択し準備します。彼らは自分たちが教える青少年の必要に基づいてレッスンを選択します。
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可能であれば,教師(セミナリー教師も含む)は互いの努力を連携させ,より高い効果が得られるようにします。
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アドバイザーと教師は救い主が教えられたように教えるよう熱心に努力します。積極的に学習する経験を通して福音を見いだすことができるよう青少年の参加を促します。積極的な学習経験としては,例えば,一緒に聖文を探す,様々な概念について話し合う,個人的な経験,洞察を分かち合い,証をする,などが挙げられます。
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青少年は自分が学んでいることを家族やほかの人々と分かち合うよう勧められています。また彼らは教会の集会や活動で教える機会を与えられるべきです。
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教会における学習はすべて,個人的な霊的経験を奨励し,その上に築きあげ,さらなる霊的経験に導くものとなるべきです。そのような経験は,個人の祈り,聖文研究,瞑想,日々の生活における福音の実践,ほかの人々への奉仕などを通して得られます。最終的には,そのような個人的努力が改心の鍵となります。