救い主が教導の業を始められたころのことです。主がどのような御方であるかを知る人はまだ多くありませんでしたが,それは変わろうとしていました。
一日のうちに,イエスは以下のすべてを行われました:
- 会堂で教えられました。
- 一人の男性から汚れた霊を追い出されました。
- シモン・ペテロのしゅうとめを癒されました。
- 主が行ったそのほかの奇跡を耳にしてやって来た人々にミニスタリングをされました(マルコ1:21-34参照)。
マルコによると,「町中の者が戸口に集ま〔り〕」(マルコ1:33)ました。突如として,イエスに時間を取ってほしい,目を向けてほしいと望む人が大勢現れたのです!
そこで翌朝,イエスは忙しい一日に向けてしっかりと準備をされました。「朝はやく,夜の明けるよほど前に,イエスは起きて寂しい所へ出て行き,そこで祈……られた。」(マルコ1:35)
救い主が一人になって祈り,霊的に充電する時間を必要とされたのであれば,わたしたちはどれほどそのようにする必要があるでしょうか。どんなに忙しくても,主のために時間を取ることをいつも覚えておくべきです。