「キリストのこうたんげき」『フレンド』2023年12月号,26-27
キリストのこうたんげき
この台本を使って,イエス・キリストのこうたんの物語を話しましょう。
ナレーター:ある夜,ベツレヘムでのこと,マリヤとヨセフはとまる場所をさがしていました。マリヤにはもうすぐ赤ちゃんが生まれるのです。その赤ちゃんは,世の救い主となられるイエス・キリストです。
〔ヨセフとマリヤは宿屋の主人のところに行く。〕
ヨセフ:お願いします。今夜とまれる安全な場所が必要なんです。
宿屋の主人:部屋はありません。でも,動物たちがいる馬小屋でよければ,とまってもかまいませんよ。
〔ヨセフとマリヤは馬小屋に行く。〕
ナレーター:マリヤは馬小屋で幼子イエスを産みました。
〔マリヤが幼子イエスをだく。〕
ナレーター:近くの野原では,羊飼いたちが羊の番をしていました。
〔羊飼いたちが羊の横に立つ。〕
ナレーター:天使が羊飼いたちのもとにやって来ました。最初,羊飼いたちはおそれました。
〔天使が羊飼いたちの方へ行く。〕
天使:おそれるな。今日,あなたがたのために救い主がお生まれになった。このかたこそ主なるキリストである。
ナレーター:天使は羊飼いたちに,あなたがたは幼子イエスがかい葉おけの中にねているのを見つけるだろうと言いました。さらに多くの天使がやって来て,歌いました。それから羊飼いたちはベツレヘムの馬小屋へ行きました。
〔羊飼いたちはマリヤ,ヨセフ,幼子イエスのところに行く。〕
羊飼い:わたしたちの救い主だ!みんなに知らせなくては!
〔羊飼いたちがマリヤ,ヨセフ,幼子イエスのもとを去る。〕
ナレーター:博士たちもまた,幼子イエスのことを知りました。主を見つけるために,星について行きました。
〔ナレーターが星をかかげる。博士たちは星にしたがってマリヤ,ヨセフ,幼子イエスのところに行く。〕
ナレーター:博士たちはイエス様を礼拝しました。
博士たち:聖文には,主がいつかおいでになると書いてある。わたしたちの王におくり物をささげよう。
ナレーター:今年のクリスマス,わたしたちもイエス様におくり物をすることができます。わたしたちは主を愛することができます。人に奉仕することができます。世界に主の光を分かち合うことができます!