主は悲しみの時にわたしを助けてくださいます

去年は若い女性のキャンプに行きたくありませんでした。その3週間前に祖父が亡くなっていたので，わたしはみんなから離れて，一人になりたかったのです。キャンプ場に着くころには，来るべきではなかったと感じていました。

ですが，初日に，わたしたちのワードで，決して忘れられないディボーショナルがありました。年長の若い女性の一人が，喜びを見いだすことについて話をしました。最初は，あきれた顔をしてしまいました。喜びなんてない状況で，どうやって喜びを見いだせるというのでしょうか。

でも，その子はわたしがそれまで考えたことがなかったことを言いました。ほかのどこにも喜びを見いだせないように感じるときでも，救い主に喜びを見いだすことができると言ったのです。わたしたちの現世の生活は，時として悲しみや絶望，怒り，試練，そして絶え間ない苦しい戦いに満ちています。主以外には喜びを見いだすのが難しいときがあります。

若い女性のキャンプでの経験は完璧なものだったわけではありませんでしたが，わたしは喜びを見いだしました。救い主に頼ることによって，聖文の中に，自然の中に，そして天の御父に祈ることのできる静かな時間の中に，喜びを見いだしたのです。この原則はそれ以来，多くの試練を乗り越える助けとなってきました。喜びがまったくないと感じるときでも，救い主の完全な愛はわたしたちに届くと知っていることに，心から感謝しています。

エリーズ・B（アメリカ合衆国，ミズーリ州）