弟子から弟子へ

どうすればイエス・キリストの弟子になれるでしょうか。それは思っているよりも簡単かもしれません。青少年が分かち合う，生活の中で見た主の弟子の模範について読みましょう。

カイレア・C，13歳

（エクアドル，グアヤス）バスケットボールとバイオリンが好きです。

教会の二人の友達，エリックとマイクは，イエス・キリストの弟子であることの大切さを教えてくれました。彼らの模範のおかげで，ぼくは伝道に出たいという思いが強くなりました。今では，必要としている人たちにイエス・キリストのことを分かち合いたいと思って楽しみにしています。

この二人の友達は，話し方でもキリストの良い模範になってくれています。イエス・キリストに従うことについてたくさんの経験を分かち合ってくれ，それを通して主に近づくように後押ししてくれます。例えば，一人の友達は，何か分からないことがあれば神に尋ねることができると教えてくれました。それと，神がこたえてくださったときにどういうふうにそれが分かるかも教えてくれました。心の中で分かるのです。神が自分に語りかけておられる，自分は正しい道を選んでいる，と御霊が告げてくれるのです。

アイオトゥンデ・ラファエル・A，15歳

（ナイジェリア，オヨ）ダンスやスポーツ，そして宣教師と一緒に教えるのが好きです。

ぼくの友達のエワ（エワオルワの略）は，ぼくにとってキリストの弟子としての模範です。ぼくは前にエワから嫌なことを言われて怒ったことがありました。その後，エワはぼくに赦してほしいと言ってくれました。その経験の中で，ぼくはエワから謙遜さと赦しについて学びました。謝ってくれたとき，エワがとても謙遜だったので，ぼくはエワを赦しました。

ぼくにとって，イエス・キリストの弟子であるとは，天の御父の戒めを守り，神とその御子イエス・キリストを愛し，ほかの人たちのことをもっと考えることです。

ガブリエル・A，12歳

（ナイジェリア，オヨ）サッカーが好きです。

教会のある男の子は以前いじめっ子だったのですが，ある日突然変わりました。それでぼくは思い切って，「どうして変わったの？」と尋ねてみました。すると，祈り，聖文を読み，信仰を持ち，行いを変えようと努力したのだと話してくれました。それはぼくにとって役立ちました。今では，学業のことでも霊的なことでも，決断をしたいと思うときは，たいてい神に祈って導きを求めるようにしています。

その友達は完全ではないかもしれませんが，彼の行いはぼくの心に響きました。今は，ぼくは生活の中で何か一歩を踏み出すときには，だいたいその前に聖文を読みます。友達の模範を通して，ぼくはキリストに近づくことができています。罪を犯したらいつでも，祈りと悔い改めによって主のもとに戻ることができるからです。主のもとに行くことで重荷を下ろすことができるようになりました。