2017
タニエラ・B・ワコロ長老
2017年5月


タニエラ・B・ワコロ長老

中央幹部七十人

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タニエラ・B・ワコロ長老

タニエラ・B・ワコロ長老は1994年3月にバプテスマを受けてから,人生のすべてをささげて主に仕えてきました。

ワコロ長老は1967年,フィジーのラウ諸島の小さな島ロマロマでタニエラ・ボザ・ワコロ,テマレシ・ブアドロモ・ワコロ夫妻の6人の子供の末子として誕生しました。「わたしは非常に貧しい家で育ちましたが,家族の中で互いに抱いていた愛は豊かにありました」とワコロ長老は言います。

12歳のとき,ワコロ長老は実家を離れて,全寮制の学校に入りました。そこには12歳から19歳までの少年500人が在籍していました。「わたしにとって,すばらしい訓練の場でした。そこで自己鍛錬を学んだのです」と長老は言います。

ワコロ長老は当時改宗したばかりだったアニタ・ハーバータ・モイモイと1年以上にわたって交際し,1987年8月22日にフィジーのスバで結婚しました。

ワコロ長老の改宗はすぐには実現せず,ワコロ夫妻が結婚して最初の8年間,多くの宣教師と会いました。「8年で宣教師のレッスンを4回通して聞きました」と長老は言います。「24人の宣教師と会いました。」

その宣教師の一人が教会の名前について簡単な質問をしたことにより,ワコロ長老はバプテスマに対する考えが変わりました。「教会には,それをお創りになったなった御方の名前が付いていなければならない。わたしはそれで決意しました。」

ワコロ長老とワコロ姉妹は,1995年にトンガ・ヌクアロファ神殿で結び固められました。ワコロ夫妻には二人の子供がいます。

バプテスマ後,長老に速やかに奉仕の機会が訪れました。バプテスマの2週間後,彼はワード若い男性会長会に,さらには妻とともにセミナリーを教える責任に召されました。1年もたたないうちに,ワコロ長老は支部会長の召しを受けました。その後はステーク会長会顧問,ステーク会長,地域七十人として奉仕しました。中央幹部七十人に召されたとき,長老はアーカンソー州リトルロック伝道部を管理していました。

ワコロ長老は経営学と行政学を学び,経営学の博士号を取得しました。最近では,教会のフィジー・サービス・センターのマネージャーを務めていました。

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