2017
仕事の面接のときに受けた霊感あふれる答え
2017年10月


仕事の面接で受けた霊感あふれる答え

ジブライル・パディーラ・ドス・サントス

(ブラジル,サンパウロ)

man standing on clock

写真/Getty Images

ステーク自立支援委員会の委員長の割り当てを受けたとき,自分も十分な収入を得られる仕事に就いていないことに気づきました。そのことに気づいてから,より良い仕事の機会を求めるようになりました。

わたしはもっと良い仕事を見つけたいという望みを新たにし,履歴書を書く際に助けてもらいました。新しい履歴書を何社かに送ったところ,程なくして面接の連絡が来ました。

ある会社の面接官は,ステーク会長会の顧問としての務めが履歴書に書かれていることに注目し,こう尋ねました。「教会での奉仕とはどういうものか,5秒で教えていただけますか。」

わたしは,教会のある組織の指導者であり,2,500人以上の人の指導と福祉に対して責任を負っていることを伝えました。面接官は興味を抱き,こう言いました。「次の質問について1分間考え,5秒で答えてください。その2,500人の人々をどのように導くのですか。」

わたしは,その瞬間が面接の合否を決定づけることを悟りました。天の御父に助けを祈り求めると,自立支援グループで学んだことをすぐに思い出したので,自信がわいてきました。

1分たったとき,面接官は「2,500人をどのように指導しているのですか」と尋ねました。

わたしは「彼らが目標を立てるのを助けます」と答えました。

面接官は立ち上がって握手を交わし,「採用決定です」と言いました。

神がこのようにわたしの手を取って導き,祈りにこたえてくださったことは驚くべきことです。救い主が自立支援プログラムを作るよう指導者に霊感を与えてくださったことに感謝しています。自立支援プログラムの簡潔で,霊感あふれるプロセスのおかげでわたし自身が祝福されるとともに,ステークの多くの人々も祝福を受けるのを見てきました。自立の原則が人の生活を高める力を持っていることに強い確信を持っていたので,新しい職場で15人の部下をまとめる管理職に就いたとき,わたしは部下にも自立の原則を教え始めました。

わたしは成長し,夢にも思わなかったほど能力を伸ばし,今は自分や家族を養える給料をもらっています。このプログラムは,毎日さらに自立することでより良い自分になるのを助けてくれます。