2021
どうすれば自分で知ることができるのか
2021年1月号


わたしに従ってきなさい:教義と聖約

どうすれば自分で知ることができるのか

ジョセフ・スミス—歴史1:1-26

(1月4-10日)

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イラスト/ベン・サイモンセン

少年ジョセフは,どの宗教が正しいのかを自分で知りたいと思いました。そこで祈って神に尋ね,神とイエス・キリストから直接答えを受けました。ジョセフは帰宅し,母親に「自分で分かりました」と言っています(ジョセフ・スミス—歴史1:20)。

このジョセフ・スミスの模範から,どのようなことが学べるでしょうか。何が正しいのかを,どうすれば「自分で知る」ことができるのでしょうか。

  • ジョセフは聖書を読むのに多くの時間を費やし,ヤコブの手紙1:5を読んで,祈りの中で神に質問すればよいことを知りました。

  • ジョセフはただ家の中でじっと座って,答えがやって来るのを待っていたのではありません。いろいろな教会に行ってみたのです。様々な宗派の指導者や会員と話して何かが欠けていると感じ,神に尋ねると決意するに至りました。できるかぎり学ぶならば,天の御父から霊感を受けることができるようになります。1

  • 最初の示現で,救い主はジョセフに,現在の宗教はどれも正しくないと告げられました。また,御自分の教会がやがて回復されるとも言われました。これ以上のことを知るには,ジョセフは待たなければなりませんでした。わたしたちも,答えを得るために待たなければならないことがあります。

  1. ラッセル・M・ネルソン「教会のための啓示,わたしたちの人生のための啓示」『リアホナ』2018年5月号,93-96参照