心をすさませることなくより良い者となる

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目を閉じる若い女性

イラスト／デビッド・グリーン

神の子供であるわたしたちはこの地上という荒れ野で，度々過ちを犯し，賢明ではない選択をし，疑いや落胆によって落ち込んだ気持ちになります。現代という困難な時代がわたしたちを精錬し，わたしたちが修正や導きやつながりを求めて神に頼るきっかけになることを，わたしたちの愛にあふれた御父は御存じでした。

神の幸福の計画には，わたしたちを強め，神と結びつけてくれる聖約が含まれています。忠実な兄弟と姉妹の例を用いながら，ニール・L・アンダーセン長老はわたしたちに，聖約の民であるとはどのような意味かを教えています（6ページ参照）。

幸福，レジリエンス，家族の繁栄について研究し，プレゼンテーションを行ってきた中で，わたしは神の影響が人々の生活の細部に至るまでどのように及ぶかを，さらにはっきりと知ることができました。16ページにあるメッセージで，わたしはすべてが失われたと思えるときに希望と広い視野をもたらしてきた4つの言葉を分かち合っています。

聖約の道に平安があるのは，この細くて狭い道がまっすぐに「平和の君」であられるイエス・キリストにつながっているためです。主こそが道であられます。そして主の道は，「この世に〔おける〕平和〔と〕来るべき世に〔おける〕永遠の命」につながっているのです（教義と聖約59：23）。

愛を込めて，

デビッド・シュラム

ユタ州立大学，人間発達・家族研究学准教授