親のために
神の約束について教える
親愛なる親の皆さん,
主と聖約を交わすことで,わたしたちはそれぞれが神に近づくことができます。今月号は,神がいにしえの時代に御自分の民と交わされた聖約や,わたしたちが今日主と交わす聖約について子供に教えるのに役立ちます。聖約について,そして困難な時期に強くあり続けることについて子供たちと話し合うとき,以下のアイデアが助けになるでしょう。
福音についての話し合い
聖約の民となる
10ページの「福音の基本」にある概念を教えるために,天へと続く道の絵を描くとよいでしょう。その道に沿って,バプテスマなどの重要な儀式と,それに関連してわたしたちが交わす聖約を表す印を描きます。自分の次の儀式に備えるために,子供たちは何ができるでしょうか。すでに交わしている聖約を守ることで,わたしたちはどのようにして,さらに聖約を交わすために備えられていくでしょうか。わたしたちが神と交わす約束は,わたしたちが神の近くにとどまるうえでどのような助けになるでしょうか。
6ページのニール・L・アンダーセン長老の記事で述べられている原則も分かち合うとよいでしょう。神の聖約の民に加わることで,どのような祝福と責任がもたらされるでしょうか。
信仰をもって困難に立ち向かう
レジリエンスを育むことに関する記事(16ページ)から,幾つかの引用文を読んでください。家族に,困難なことを耐え抜いて祝福を受けたときのことを分かち合ってもらいます。それから,次のような質問について話し合いましょう:その困難な時期を通して,神はあなたをどのように助けてくださいましたか。わたしたちが苦しんだり,過ちを犯したり,失敗したりしたときに前に進む助けとなることとして,この記事からどのようなことが学べるでしょうか。将来の困難に備えるために,わたしたちは家族としてほかに何ができるでしょうか。
さらに,42ページのオジェディラン長老の記事も読み,「打ち砕かれた心」(3ニーファイ9:20)を持つとはどういう意味かについて学ぶとよいでしょう。謙遜であることは,わたしたちが困難を克服するうえでどのように役立つでしょうか。
『わたしに従ってきなさい』のサポート
46-48ページには,ノアの箱舟についての詳細や,家族での毎週の『わたしに従ってきなさい』の学習をサポートするそのほかの資料が載っています。
『わたしに従ってきなさい』を家族で楽しく
什分の一は感謝をもたらす
創世14:20には,アブラハムが什分の一を納めたことが書かれています。霊的な祝福は「わたしたちが什分の一の律法を尊ぶときに,天の窓を通して,……わたしたちの生活にあふれるほど与えられるのです」と,デビッド・A・ベドナー長老は教えています(「天の窓」『リアホナ』2013年11月号,18)。
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什分の一の律法に従うことで経験した祝福について,家族で話し合いましょう。
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だれか一人に,挙がった祝福を書き留めてもらいます。
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そのリストを皆で一緒に確認し,それらの祝福がどのように自分たちの生活をより良いものとしてくれるかについて話し合います。
ベドナー長老はさらに次のように教えています。「〔什分の一の律法を尊ぶときに〕わたしたちが受ける,とらえにくくても重要な祝福として,感謝という霊的な賜物があります。この賜物があれば自分が持っているものを正しく評価〔することができます〕。……感謝する人は,満足感を豊かに得ます。」(「天の窓」18参照)あなたの家族はこれまでどのように,感謝を什分の一を納めることによる祝福ととらえてきましたか。
ノアの動物たち——20個の質問
主はノアに,来たるべき洪水にノアと家族を備えさせるための具体的な指示を与えられました。そして「ノアはすべて主が命じられたようにし」ました(創世7:5)。雨が降る兆候はなかったにもかかわらず,ノアは耳を傾け,動物たちを箱舟に集めました。
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ノアと箱舟の物語を簡潔に話します(創世6-8章参照)。動物たちが箱舟に入るのを助ける務めに関して,ノアがどのようなことを命じられたかについて話し合います(創世6:20;7:14参照)。
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ノアが箱舟に連れて来たと思う,様々な種類の動物の名前を挙げてください。
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それから,家族で20個の質問のゲームをしましょう。だれか一人に,箱舟に乗っていた動物を一つ思い浮かべてもらいます。ほかの人たちは順番に,「はい」か「いいえ」で答えられる質問をして,その動物を言い当てることに挑戦します。
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だれかがその動物を言い当てるか,20個の質問が済むまで,質問を続けます。
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動物を思い浮かべる順番が全員に回るまで,ゲームを繰り返します。
話し合い:ノアはどのような方法で,信仰をもって行動したでしょうか。主がわたしたちに行うよう求めておられることに,どのようなことがあるでしょうか。イエス・キリストの教えに従うことで,わたしたちは家族としてどのように祝福されるでしょうか。