「イザヤはなぜイエス・キリストを小羊と表現したのか」『リアホナ』2022年10月号
わたしに従ってきなさい
イザヤはなぜイエス・キリストを小羊と表現したのか
旧約聖書の時代,モーセの律法によって,イスラエルの子らは家畜の群れから「雄牛の全きもの」を犠牲とし,それを「自発的にささげる」(欽定訳〔英文〕レビ1:3から和訳)よう求められていました。よって,イエス・キリストは「ほふり場にひかれて行く小羊のよう」(イザヤ53:7)であると,イザヤは教えました。
動物の犠牲のように,旧約聖書の象徴の多くは,救い主を思い起こさせるためのものです。以下の記述について,それらがどのようにキリストとその贖罪を指し示しているかについて考えてみましょう:
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「世の初めからほふられている」(モーセ7:47)小羊についてのエノクの預言
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進んでイサクを犠牲としてささげようとしたアブラハム(創世22:8-14参照)
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最初の過越(出エジプト12:5-7参照)