デジタル版のみ
天の御父とイエス・キリストを通して苦しみから解放される
天の御父とイエス・キリストはわたしたちを落ち込ませるどんな束縛からもわたしたちを解放してくださいます。
ニーファイは次のように教えています。「主の深い憐れみは,信仰があるために主から選ばれたすべての者のうえに及び,この人たちを強くして自らを解放する力さえ与える。」(1ニーファイ1:20)
この解放の力は,わたしたちをあらゆる種類の束縛から解放してくれます。十二使徒定員会のL・トム・ペリー長老(1922-2015年)はモルモン書の中で,人々が救われる様々な例の描かれ方に関して次のように教えています。
「モルモン書に記されている話の多くは,解放に関する話です。リーハイが家族とともに荒れ野へ立ち去ったのは,エルサレムの滅亡から救い出されるためでした。ヤレド人の話は解放についての話であり,ミュレク人の話もそうです。息子アルマは罪から解放されました。ヒラマンの若い兵士たちは戦いで救われました。ニーファイとリーハイは獄から救い出されました。解放というテーマは,モルモン書の至る所に見ることができます。」聖文の中でだれかが解放された例として,ほかにどのようなものを思いつきますか。
モルモン書の中の人々や社会と同じように,わたしたちも皆,人生において神によって解放されることが必要です。以下は,天の御父とイエス・キリストを通してわたしたちが受けることができる強力な救いの御手を感じた人々の経験の例へ飛べるリンクです。話を読む際,あなたを落ち込ませている重荷について考え,天の御父とイエス・キリストがあらゆることについてわたしたちに与えてくださる解放の力を経験するために,天の御父があなたが人生においてどんなことを行うよう望んでおられるかを知るために霊感を求めて祈ってください。
喪失と困難な時期からの解放
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「信仰の肖像」の中で,レイチェル・ライトホールは,火事で自宅を失った後,天の御父とイエス・キリストを信じる信仰を示し,神がわたしたちに望んでおられるように悲しむことを学ぶことが,家族にとってどのような助けとなったかを分かち合っています。
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「証の貯蔵庫」の中で,一人の女性が,父親の罪深い生活について知った後,キリストについての小さな証を時間をかけて築くことが助けとなったことを分かち合っています。
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「万事を御存じである御方の知恵によって」の中で,クリストファー・ディーバーは,自分と友人の父親が亡くなった後,キリストの言葉がどのように平安をもたらしたかについて語っています。
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「輝かしい新たな章」の中で,シルビー・コーネットは,夫を亡くした後,事故により身体が不自由になって仕事を辞めることになりました。その後,神殿において天の御父とイエス・キリストに近づくことがどのように彼女を力づけてくれたかについて話しています。
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「送らなかった手紙への答え」の中で,エリザベス・アレンは,兄弟の一人が自殺したことによって苦しんでいたときに抱いていたすべての疑問に,主がどのように答えてくださったかについて話しています。
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「イエス・キリストはわたしたちが偏見から感じる痛みを御存じです」の中で,ソニア・Nは,救い主に頼り,救い主の模範に倣うことが,何十年にもわたって続いていた偏見の苦痛を克服するうえでどのように助けとなったかを分かち合っています。
罪からの解放
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「過去にとらわれていませんか?」ジェフ・ベイツは,毎週聖餐の聖約を更新しながら変わろうと心から決意することが,何年もの間とらわれていた罪を克服するうえでどのように助けになったかを分かち合っています。
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「救い主の癒しの力は性的な罪の悔い改めにどう及ぶのか」の中で,ヤングシングルアダルトワードの元ビショップであったリチャード・オスラーは,ヤングアダルトが性的な罪の結果を克服するうえでイエス・キリストとその贖罪の力が助けとなる様子を見てきたことについて語っています。
予期せぬ状況からの解放
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「娘の障害が恵みについて教えてくれたこと」の中で,ジェフリー・S・マクレランは,救い主の恵みがわたしたちの打ち砕かれた心をどのように癒してくれるかについて話しています。ブルーナ・ゴンサルべス寄稿の「救い主の恵みは,わたしと体の不自由な家族の双方にどのように働くのでしょうか」の中に記されている二人の姉妹の同じような経験も読んでみてください。
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「同性にひかれる気持ちを持った切断患者として経験したキリストの力」の中で,シェイラ・ルイス・レオンは,キリストのもとに来て,キリストにあって平安を見いだすうえで,わたしたちが人生で直面する困難がどのようにわたしたちの助けとなるかについて述べています。
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「2度目の離婚の後に前進する」の中で,ローガン・スティールは,次に何をすべきか分からないとき,救い主を導き手として救い主とともに簡単なステップを踏むことが,前進するうえでどのように助けとなったかについて語っています。
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「あなたが愛するならば,主が救ってくださる」の中で,クリスタ・ロジャーズ・モーテンセンは,子供たちが教会を離れた後に子供たちの心が変わるように祈っていたとき,キリストが自分の心を変えられるようどう助けてくださったかを語っています。「兄弟が教会を離れたとき,わたしの心はどのように変わったか」の中で,アニャ・ドッグ・マティーセンは兄との関係において,同じような経験を分かち合っています。
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「希望と癒しの完全な三角形」の中で,アンジェラ・アンドレア・フェルナンデス・リオスは,信仰と祈り,断食,および神権の力が神の力を通して,どのように自分の家族に奇跡をもたらしたかを述べています。
うつ病,孤独,悲しみからの解放
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「うつ病であることをやっと認めることができました。イエス・キリストがわたしを暗闇の中から救い出してくださいました」の中で,ニーファイ・タンガリンは天の御父とイエス・キリストと自分の周りの人々に頼ることで,深刻なうつ病のさなかにあって,どのように希望と癒しを見つけることができたか述べています。
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「主が傍らに立っていてくださいました」の中で,エロディー・マコーミックは,夫が兵役のために1年間留守をしている間,天の御父が周りの人々の奉仕を通して,どのように彼女を孤独から解放してくださったか分かち合っています。
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「独身であることで,神が自分のために備えてくださった計画全体を信頼することを思い出す」の中で,一人のシングルアダルトが,自分の人生に対する神の御心を求め,神の計画と導きを信頼することによって,結婚していないことの悲しみをどのように克服したかを述べています。
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「社会的隔離措置が行われる中でモルモン書がどんな助けになったか」の中で,ウラルディアン・カッシア・バンデイラ・バロス・ダ・シルバは,社会的隔離が行われているときにあって,聖文にある神の言葉を読むことで得た力について話しています。
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「一人で教会に入った後,霊的なサポートを見いだす」の中で,マーカス・グラントは,天の御父が人を遣わすことによってどのように力を与えてくださったかを分かち合っています。
世の支配からの解放
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「なぜわたしたちはここにいるのだろう」の中で,グレゴリオ・リベラは,新しい場所に引っ越して,神にかかわる事柄に再び焦点を当て,家族として主に近づくことができるように主がどのようにリベラと妻に促しを与えてくださったのか分かち合っています。
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「ぜひ戻って来てください」の中で,カルロス・フェレイラは,世の中のことで家族が落ち込んでいるときにイエス・キリストの福音において再び活発になることが,家族に祝福をもたらすうえでどれほど必要なことであったかを分かち合っています。