マスター教義：2ニーファイ32：8－9

あなたがたは常に祈らなければならない

前回のレッスン「2ニーファイ32：8－9」でわたしたちは，常に祈るならば，天の御父はわたしたちの幸いのためにわたしたちの行いを聖別してくださることを学びました。この課では，2ニーファイ32：8－9の聖句の場所と重要語句を暗記し，教義を説明し，霊的な知識を得るための原則を実際の状況に応用することができるようになります。

説明と暗記

マスター教義聖句の場所「2ニーファイ32：8－9」とその重要語句「あなたがたは……常に祈らなければならない」を復習します。短い物語を作って，聖句の場所の数字を重要語句に結びつけましょう。例えば，「愛理は一日に32時間祈りました」などです。理論上無理のある物語でもかまいません。重要なのは，聖句の場所と重要語句を結びつけられるようにすることです。

1. 以下の活動を行ってください：

   祈ることの重要性を知らない友達と話していると想像してください。2ニーファイ32：8－9の言葉を使って，常に祈る必要がある理由をその友達が理解できるように助けましょう。説明には，常に祈るとはどういう意味だと思うかを入れてください。

実践練習

2. 霊的な知識を得るための原則を一つ選んでください。その原則について覚えていることをできるだけ書いてください。書き終えたら，『マスター教義に関する基本文書』（2022年）にある「霊的な知識を得る」の項の第5－12段落から当てはまる箇所を読み，自分が書いたことと比較してください。自分が書いたものに追加したいものがあるかどうかを確認してください。

3. あなたやほかの人が祈りについて抱く可能性のある疑問や懸念について考えてください。（考えられる質問や懸念について考えるために，「人々が祈らない理由にはどのようなものがあるか」，または「だれかが自分の祈りをより意義深いものとするにはどうすればよいだろうか」と自問するとよいでしょう。）焦点を当てたいと思う質問や懸念を一つ選び，それを書き留めましょう。霊的な知識を得るための原則を使って，その疑問や懸念を抱いている人を助け，それぞれの原則がどのように助けとなるかを書いてください。以下をガイドとして使用できます。

神が定められた情報源を通してさらに理解を深める

• 答えるために，神が定められたどの情報源を使いますか。

答えを準備する助けとして，神が定められた情報源を用いてください。親や教会指導者にメッセージを送って，考えられる答えについて助けを求めるとよいでしょう。または，次のページで聖典や資料を検索してもよいでしょう：ChurchofJesusChrist.org.一部の懸念には，ブリガム・ヤング大管長（1801－1877年）の次の言葉が役に立つかもしれません：

「あなたやわたしが祈りをささげたいかどうかにかかわりなく，祈るべき時が来たら，祈りなさい。もし祈る気分でなければ，そうなるまで祈りなさい。」（『歴代大管長の教え—ブリガム・ヤング』〔1997年〕47）

永遠の視点から概念や疑問について調べる

• 天の御父とイエス・キリストについてあなたが知っていることで，この疑問や懸念に関連することは何ですか。

• 2ニーファイ32：8－9にある永遠の真理で，この疑問や懸念を抱いている人の助けとなる真理は何でしょうか。

信仰をもって行動する

• その人がイエス・キリストを信じる信仰をもって行動できるように，あなたならどのようなことを提案しますか。それはなぜですか。

• その人が信仰をもって行動する助けとなるように，あなたならその人に何を覚えておくように勧めますか。