「学習評価5:モーサヤ18章-アルマ16章」『モルモン書 教師用手引き』(2024年)
「学習評価5」『モルモン書 教師用手引き』
学習評価5
この課は,モルモン書の研究で自分が設定した目標とこれまでの成長を,あなたが自己評価するのに役立ちます。
学習活動案
振り返り,前進する
ハイキングやサイクリング,または遠出したときのことを考えてください。前方を見ながら移動を始めると,ほとんど進んでないように感じるかもしれません。でも,ひと休みして,進んで来た場所を振り返るとどうでしょうか。思っていたよりも遠くまで来たことに気づくでしょう。
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これまでの自分の歩みと,これからどこへ向かうのかを知ることの利点は何でしょうか。
人生は旅にたとえることができます。旅の途中に,今自分がどこにいて,どこに向かっているのかを確認することは,個人的成長の目標について定期的に反省することに似ています。
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自分の目標と進捗状況を評価する時間を取ったことで,良かったことは何ですか。
この課は,あなたのイエス・キリストの弟子としての旅で達成した進捗状況を評価するのに役立ちます。自分の進捗状況を振り返るときは,聖霊の霊感を求めましょう。
イエス・キリストの弟子となる
聖約の道と,あなたのイエス・キリストの弟子としての旅を表す道を描いてください。道の終わりには日の栄えの王国を表現してください。道の真ん中にあなた自身を描いてください。
モルモン書と学習帳を見て,自分が研究したことを振り返り,学んだことを思い出してください。絵に描いた自分の背後に,モルモン書前半の研究で学んだことのうち,イエス・キリストの弟子となるうえで役立ったことを書いてください。あなたが得た知識,育んでいる態度や意欲,実行したことなどを含めるとよいでしょう。
学習帳に描いた絵をもう一度参照してください。自分を表す人物の前に続く道の上に,イエス・キリストのようになる努力をするうえで取りたい,あるいは取り続けたいと思う行動を書いてください。
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モルモン書の残り半分の研究で,どのようなことをほかに学びたいですか。
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モルモン書の後半部分の研究の結果として,今年の終わりまでに,何を知り,何を感じ,何をするようになっていたいですか。
心の変化を経験する
あなたはこのところ,心の変化を経験した多くの人について読んできました。例えば,息子アルマやモーサヤの息子たちなどの人々の変化は,たちまちにして起こり,劇的なものでした。一方で,アミュレクやリムハイの民などの人々の心の変化は,時間の経過とともに生じました。
アルマはゼラヘムラの民に問いました。「あなたがたは心の中に,この大きな変化を経験したか。」(アルマ5:14)そして,もしそうなら,「今でもそのように感じられるか尋ねたい」(アルマ5:26)と続けました。あなた自身の心の変化の進行を深く考えてください。主が自分の変化をどのように助けてくださっているかを認識することが,時に難しくありませんか。研究した話の中に,自分自身をどのように重ねましたか。
アルマ5:14-19,26-29を読み,アルマの質問を祈りを込めて深く考えてください。
初めてこれらの聖句を研究したとき,アルマの質問に対するあなたの答えを学習帳に記録したことでしょう。そのとき書いたことと,今ならこの質問にどう答えるかを比べてください。どのようなことに気づきましたか。自分の答えを比較してみて,天の御父はあなたが何を認識し,何を感じ,何をするよう望んでおられると思いますか。
新しい答えや自分の進歩についての感想を記録しておくとよいでしょう。
イエス・キリストの贖罪の教義を説明する
イエス・キリストの贖罪について知ることが,だれかの助けになるシナリオまたは状況を一つ書いてください。例えば,自分が赦されるか心配している若い女性,あるいは試練の中で孤独を感じている若い男性などです。または,状況の代わりに,救い主の贖罪について自分やほかの人が持つかもしれない質問を書いてもかまいません。
モルモン書を研究して,イエス・キリストの贖罪について学んだことを考えてください。印をつけた聖句や学習帳のメモを見てください。あなたは,モーサヤ26章またはアルマ7章(2ニーファイ9章;モーサヤ14-16章も参照)の研究で,幾つかの聖句に印をつけ,メモを取ったことでしょう。
この状況または質問に対する回答として,あなたなら何と言うかを書いてください。イエス・キリストの贖罪の教義を理解することが,この状況や質問に答えるうえで,どのように助けとなるかを説明してください。なるべく,モルモン書から一つ以上の聖句を使ってください。