「3ニーファイ28章:人々をキリストのもとに導きたいと願う」『モルモン書 教師用手引き』(2024年)
「3ニーファイ28章」『モルモン書 教師用手引き』
3ニーファイ28章
人々をイエス・キリストのもとに導きたいと願う
イエス・キリストと主の贖罪によって与えられた祝福をほかの人々が受けるのを助けることは,わたしたちが人生で持つことができる最も大いなる願いの一つです(教義と聖約15:6参照)。ニーファイ人の弟子たちのうち3人は,主の再臨まで地上にとどまり,人々をイエス・キリストのもとに導くことを望んだときに,このことを独特な方法で示しました。この課の目的は,人々をイエス・キリストのもとに導きたいという望みを高めることです。
学習活動案
あなたが願うことは何ですか。
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イエスがあなたの前に姿を現し,「あなたはわたしに何を願うか」とお尋ねになったら,どのように答えますか。
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なぜそのような回答を選びましたか。
ニーファイ人の間で務めを果たされたとき,救い主は,弟子たちにこの質問をされました。(3ニーファイ28:1参照)。
3ニーファイ28:2-6を読み,ニーファイ人の弟子たちが救い主の質問にどのように答えたか見つけてください。
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どのようなことが見つかりましたか。
6節では,ニーファイ人の弟子たちのうち3人が,愛弟子ヨハネが願っていたのと同じことを願っていると,救い主は述べておられます。教義と聖約7:1-3を読み,ヨハネの願いを見つけてください。
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これらの3人の弟子たちは,なぜ地上にとどまることを願ったのだと思いますか。
人々をイエス・キリストのもとに導きたいというあなた自身の願いについて考えてください。次の自己評価がこれを行うのに役立つでしょう。
以下の各記述に,「定期的に」「時々」「めったにない」のいずれかの答えで回答してください:
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人々にキリストについて伝える機会を探しています。
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キリストについて話せる人を見つける機会を祈っています。
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人々がイエス・キリストに従うのを助けたいと願っています。
人々がキリストのもとに来るのを助けたいという願いを高める
学習帳のページの中央に,人々と福音を分かち合いたいという願いを持っていない10代の若者を表す,小さな棒人間を描いてください。この10代の若者が福音を分かち合いたいと思わない理由を幾つか,その棒人間の周りのスペースに書いてください。今日の研究で学ぶ真理を書くスペースを取っておきましょう。
研究を続けながら,福音を分かち合いたいという思いを強めるのに役立つ教えを見つけてください。
3ニーファイ28:7-10を読み,人々を主のもとに導くために地上にとどまることを願ったニーファイ人の弟子たちに,主が約束されたことを見つけてください。
わたしたちの神権時代に,主は御自分のもとに人々を導こうとする者に祝福を約束されました。教義と聖約18:15-16を読み,イエス・キリストのもとに人々を導くことで経験できる祝福を見つけてもらいます。
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イエス・キリストのもとに人々を導こうとするとき,わたしたちがどのように祝福されるかについて,これらの聖句から学ぶことのできる真理は何ですか。
これらの聖句から学ぶことができる一つの真理は,イエス・キリストのもとに人々を導こうと努力するとき,わたしたちは喜びを経験することができる,ということです。描いた絵に,この真理を書き加えるとよいでしょう。
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なぜイエス・キリストのもとに人々を導くことが,喜びの源になるのだと思いますか。
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この真理を理解することは,福音を分かち合いたいという願いをさらに高めるうえで,どのような助けとなるでしょうか。
福音を分かち合いたいという願いを高めるのに役立ちそうな聖句や教会の指導者の言葉を,ほかにも探してください。「福音トピックス」や『聖句ガイド』などの研究ツールを使って「伝道活動」などの項目を調べたり,以下の聖句の一部または全部を研究したりするとよいでしょう。見つけた真理を学習帳の絵に書き加えてください。
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あなたが見つけた,福音を分かち合いたいという願いを高めるのに役立つ教えには,どのようなものがありますか。これらの教えが役立つのはなぜだと思いますか。
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福音を分かち合うときに受けられる祝福を理解するうえで,これまでどのような経験が助けとなりましたか。
伝道活動を通じて人が祝福された方法の例を見るには,ビデオ「あなたの伝道のための日」(3:31)または「小さくて簡単なことから-福音を分かち合う」(3:19)を見るとよいでしょう。どちらもChurchofJesusChrist.orgにあります。
今日学んだことや感じたことの中で,人々がキリストのもとに来るのを助けたいという自分自身の願いに影響を与えたと思われることについて,考えてください。学習帳に,あなたが得た考えや霊的な印象を記録し,その印象に従って行動する計画を立ててください。