旧約聖書 2022年
2月13日邪悪な世にあって,どうすれば救い主に忠実でいられるだろうか創世12-17章;アブラハム1-2章


「2月13日邪悪な世にあって,どうすれば救い主に忠実でいられるだろうか創世12-17章;アブラハム1-2章」『わたしに従ってきなさい—アロン神権定員会と若い女性クラス用:教義のテーマ 2022年』(2021年)

「2月13日邪悪な世にあって,どうすれば救い主に忠実でいられるだろうか」『わたしに従ってきなさい—アロン神権定員会と若い女性クラス用:教義のテーマ 2022年』

研究している若い女性

2月13日

邪悪な世にあって,どうすれば救い主に忠実でいられるだろうか

創世12-17章アブラハム1-2章

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ともに評議する

定員会またはクラスの会長会の一員が司会する:10-20分

集会のはじめに,若い女性のテーマまたはアロン神権定員会のテーマを斉唱します。それから救いと昇栄の業についての話し合いを主導します。以下の質問から一つまたは複数,あるいはあなた自身の質問を使いましょう(『総合手引き—末日聖徒イエス・キリスト教会における奉仕』10.211.2ChurchofJesusChrist.org参照)。話し合ったことに基づいて行動する計画を立てます。

  • 福音に従って生活する。わたしたちはどのようにして救い主に近づいてきたでしょうか。わたしたちはどのようにしてもっと主のようになろうとしているでしょうか。

  • 助けの必要な人々の世話をする。最近気になっている人はだれでしょうか。その人たちをどのように助けられるでしょうか。

  • 福音を受け入れるようすべての人を招く。教会について友人から受けた質問に,どうすれば友人が救い主を信じる信仰を強められるような形で答えることができるでしょうか。

  • 家族を永遠に結ぶ。祖父母やいとこなど,親族とのつながりを深めるには,どのような方法があるでしょうか。

レッスンの終わりに,必要に応じて次のことを行います。

  • 教えられた原則について証する。

  • クラスや定員会のメンバーに,集会中に立てた計画や招きについて再確認する。

教義を教える

成人指導者または青少年が司会する:25-35分

自分自身を霊的に備える

邪悪な世にあって義にかなった生活をするのは容易ではありません。アブラハムの場合,神に背を向けさせようとする圧力は外部の世界から来るものだけではありませんでした。アブラハムの父親でさえ主を捨てていたのです(アブラハム1:5-122:5参照)。アブラハムとサラは苦難に直面しましたが,それでも主の約束を信頼し,「それを望み見て喜び,そして,地上では旅人であり寄留者であることを,自ら言いあらわし」ました(ヘブル11:13)。

クラスや定員会のメンバーが,主の標準に従って生活しているために世の中で自分は「旅人であり寄留者である」ように感じるとき,彼らが忠実であり続けるのをどのように助けることができるでしょうか。主に忠実に生活する中で雄々しくあるよう,彼らをどのように鼓舞することができるでしょうか。教える準備をするために,ヨハネ15:18-20と,ニール・L・アンダーセン長老のメッセージ「世に打ち勝つ」(『リアホナ』2017年5月号,58-62)を読むとよいでしょう。

湖を見つめる若い男性

イエス・キリストの弟子は,反対に遭っても忠実に生活することで平安を見いだすことができます。

一緒に学ぶ

クラスや定員会のメンバーは,今週,創世12-17章アブラハム1-2章を研究する中で,アブラハムの模範に霊感を受けたかもしれません。彼らに,アブラハム1:1-19を読んで,アブラハムの模範のどのようなところに霊が鼓舞されるかを分かち合ってもらうとよいでしょう。アブラハムが直面した困難と,わたしたちが今日直面する困難とは,どのような点が似ているでしょうか。以下の活動から一つ以上選んで,どうすればどんな状況でもイエス・キリストに忠実であり続けられるかについての話し合いを促してください。

  • 主とその預言者たちは自分が教える人々に対し,周囲が悪い状態であるとしても忠実に生活するよう度々促してきました。サタンが現代の若者に神の戒めを破らせようと誘惑する方法にはどのようなものがありますか。「サポート資料」に挙げられている聖句を幾つか読んでもらうとよいでしょう。たとえ世の中からやめるよう誘惑されたり,あざけられたりしても,キリストに忠実であり続けるということについて,学んだことを話し合ってもらいます。それぞれがこれまでに見いだした,ほかの人たちがそうしないときにも忠実に生活するための方法を分かち合ってもらうとよいでしょう。わたしたちや,わたしたちが知っている人がこれを実践することができたときの例として,どのようなものがあるでしょうか。「サポート資料」にあるビデオを一つまたは複数見せてもよいでしょう。

  • クラスや定員会のメンバーが,どのようにして世に打ち勝ち,そうすることによってもたらされる祝福を受けるかを理解するのを助けるために,ホワイトボードに「世に打ち勝つとは___」,および「世に打ち勝つならば___」と書きます。次に,ニール・L・アンダーセン長老のメッセージ「世に打ち勝つ」を読むよう青少年たちに言います。これらの文をどんな言葉で完成させられるかを見つけるよう促し,学んだことをホワイトボードに書いてもらいます。見つけたことについて話し合ってください。だれか一人に事前に話をして,イエス・キリストが反対に遭っても御父に忠実であり続けられたことを示す話を分かち合う準備をしてきてもらいます(例えば,マタイ4:1-11ルカ22:39-44参照)。救い主の模範は,世に打ち勝つことについてわたしたちがどのようなことを理解する助けとなるでしょうか(ヨハネ16:33参照)。

  • イエス・キリストの弟子は,「世にあって世のものとならない」よう求められています。「世にあ〔る〕」ことは,わたしたちの標準に従って生活するときに反対に遭うことを意味するかもしれません。しかし同時に,これはわたしたちがほかの人たちに良い影響を与えられることも意味しています。この原則を教えるために,だれか一人に事前に話をして,ボニー・H・コードン会長のメッセージ「彼らにも見えるように」(『リアホナ』2020年5月号,78-80)から,話を一つまたは複数分かち合う準備をしてきてもらうとよいでしょう。これらの話から,わたしたちの光を用いてほかの人たちがイエス・キリストに近づけるよう助けることについて,何を学べるでしょうか。コードン会長のメッセージから,邪悪な世にあってほかの人たちの光になるよう鼓舞してくれる文を探すよう促します。その文を声に出して読み,何をするよう促しを感じるかを分かち合ってもらいます。

信仰をもって行動する

クラスや定員会のメンバーに,今日受けた印象に従って行動するために何をするか深く考えて書き留めてもらいます。希望があれば,自分の考えを分かち合ってもらってもよいでしょう。印象に従って行動することで,天の御父やイエス・キリストとの関係がどのように強まるかについて考えるよう促します。

サポート資料

救い主の方法で教える

救い主は「あなたがたはわたしをだれと言うか」と尋ねることによって,ペテロに証をするよう促されました(マタイ16:15)。これに答えたとき,ペテロの証は強められました。どのような質問をすれば,証をするようあなたが教える人たちを促すことができ,御霊が彼らの証を強めてくださるでしょうか。