新約聖書 2023年
1月8日イエス・キリストについてのわたしの証によってどのようにほかの人たちを祝福できるだろうかマタイ1章;ルカ1章


「1月8日イエス・キリストについてのわたしの証によってどのようにほかの人たちを祝福できるだろうかマタイ1章;ルカ1章」『わたしに従ってきなさい—アロン神権定員会と若い女性クラス用:教義のテーマ 2023年』

「1月8日イエス・キリストについてのわたしの証によってどのようにほかの人たちを祝福できるだろうか」『わたしに従ってきなさい—アロン神権定員会と若い女性クラス用:教義のテーマ 2023年』

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「お言葉どおり」Elspeth Young画

マリヤは救い主の使命について力強い証を述べました(ルカ1:46-55参照)。「お言葉どおり」Elspeth Young画

1月8日

イエス・キリストについてのわたしの証によってどのようにほかの人たちを祝福できるだろうか

マタイ1章ルカ1章

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ともに評議する

クラスまたは定員会の会長会の一員が司会をする:約10-20分

集会のはじめに,若い女性のテーマまたはアロン神権定員会のテーマを斉唱します。それから救いと昇栄の業についての話し合いを主導します。以下の質問から一つまたは複数,あるいはあなた自身の質問を使いましょう(「総合手引き—末日聖徒イエス・キリスト教会における奉仕」10.211.2ChurchofJesusChrist.org参照)。話し合ったことに基づいて行動する計画を立てます。

  • 福音に従って生活する。前回,わたしたちは何を話し合い,どのような招きや割り当てが行われたでしょうか。わたしたちはそれらの招きや割り当てに従って行動するために何をしてきましたか。

  • 助けの必要な人々の世話をする。孤独を感じている人や,天の御父からの距離を感じている人に手を差し伸べるために,どのようなことを言い,行うことができるでしょうか。

  • 福音を受け入れるようすべての人を招く。ほかの人たちがイエス・キリストの愛を感じられるよう助けるには,どのような方法があるでしょうか。

  • 家族を永遠に結ぶ。家族を強めるのを助けるために,互いにどのようなアイデアを分かち合えるでしょうか。

レッスンの終わりに,必要に応じて次のことを行います。

  • 教えられた原則について証する。

  • クラスや定員会のメンバーに,集会中に立てた計画や招きについて再確認する。

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教義を教えるアイコン

教義を教える

成人指導者または青少年が司会をする:約25-35分

自分自身を霊的に備える

当時の忠実なユダヤ人の多くがそうであったように,マリヤはメシヤの来臨を切に待ちわびていました。その切なる望みが間もなくかなうことと,自分が約束された贖い主の母となることを天使から教えられた後,マリヤは「救主なる神」について美しい証を述べました。この証はルカ1:46-55に記されており,世界中のクリスチャンに愛されています。これらの節を読みながら,あなたのクラスや定員会の人たちについて考えてください。彼らはマリヤのように,イエス・キリストの来臨に備えているのであり,この度は,主の栄えある再臨に備えています。そしてまたマリヤのように,彼らの証には周りの人々の信仰に強い影響を及ぼす力があります。

あなたが教える人たちは,イエス・キリストについてどのように感じているでしょうか。主についての彼らの証は,どのようにほかの人たちを祝福できるでしょうか。教える備えをする際,2ニーファイ25:23-26と,ニール・L・アンダーセン長老のメッセージ「キリストのことを話す」(『リアホナ』2020年11月号,88-91)も研究するとよいでしょう。

一緒に学ぶ

青少年がイエス・キリストについての自分の証について考えるのを助けるすばらしい方法として,ルカ1:46-55に記されているマリヤの証を一緒に調べるとよいでしょう。マリヤが救い主について何を信じ,何を感じていたかを表している言葉を,互いに分かち合うことができるでしょう。これらの言葉のうち,主に対するわたしたちの気持ちも表しているものはどれでしょうか。例えば,わたしたちの霊に「神を〔たたえる〕」よう促すものは何でしょうか(47節)。主はわたしたちのためにどのような「大きな事」をしてくださったでしょうか(49節)。主はわたしたちの生活の中でどのように御自分の力を示してこられたでしょうか(51節参照)。次の活動のアイデアをきっかけとして,キリストについてのわたしたちの証がほかの人たちをどのように祝福するかについて話し合うとよいでしょう。

  • ニール・L・アンダーセン長老のメッセージ「キリストのことを話す」は,わたしたちが救い主についてもっと率直に話すべきである理由と,それをどのように実践できるかを説明するのに役立ちます。アンダーセン長老のメッセージの一部を一緒に読むとよいでしょう。クラスや定員会のメンバーで,イエス・キリストについての証を分かち合うべきである理由としてアンダーセン長老が挙げていることと,その方法に関する助言について話し合うとよいでしょう。キリストについてもっと率直に話すために,具体的にどのようなことができるでしょうか。

  • 末日聖徒イエス・キリスト教会の会員として,わたしたちはイエス・キリストについて分かち合うことのできる大切な真理を知っています。青少年がこれらの真理について考えるのを,あなたはどのように助けられるでしょうか。「生けるキリスト:使徒たちの証」を個人またはグループで研究してもらい,次の質問への答えを探してもらいます。「救い主についての真理で,あなたにとって特別な意味を持っているものは何ですか。」見つけた真理を分かち合ってもらい,なぜその真理が意義深いものなのかを説明してもらいます。その際,聖句や,彼ら自身の経験を分かち合ってもらうとよいでしょう。その後,救い主についてのどの真理をソーシャルメディアで分かち合えるか,また証を得るのに苦労している友人や,教会員でない人と分かち合えるかについて話し合うこともできます。

  • ルカ1:46-55に加えて,聖文にはイエス・キリストについて自分が知っていることを分かち合うようにわたしたちの霊を鼓舞してくれる聖句が,ほかにもたくさんあります。「サポート資料」に幾つかの例が挙げられています。これらの聖句を一緒に読むとよいでしょう。イエス・キリストについての証をほかの人と分かち合う方法について,これらの聖句はどのようなことを教えているでしょうか。これらの聖句からほかにどのようなことを学べるでしょうか。クラスや定員会のメンバーに,自分の知っている人でイエス・キリストへの信仰を惜しみなく分かち合っている人から学んだことを分かち合ってもらってもよいでしょう。

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聖文を研究する若い女性たち

救い主を知り,愛するようになるとき,わたしたちは救い主についての自分の証を分かち合う方法を見いだすことができます。

信仰をもって行動する

クラスや定員会のメンバーに,今日受けた印象に従って行動するために何をするか深く考えて書き留めてもらいます。希望があれば,自分の考えを分かち合ってもらってもよいでしょう。印象に従って行動することで,天の御父やイエス・キリストとの関係がどのように強まるかについて考えるよう促します。

サポート資料

救い主の方法で教える

参加者に証をするよう促すような質問をすると,御霊を招く力強い手段となります。次のような質問をするとよいでしょう。「イエス・キリストがあなたの罪を贖ってくださったことを,どのようにして知るようになりましたか。」または「救い主がゲツセマネでわたしたちのためにしてくださったことを,どのようにして感謝するようになりましたか。」

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