新約聖書 2023年
1月22日イエス・キリストはどのようにわたしの人生の光であられるだろうかヨハネ1章


「1月22日イエス・キリストはどのようにわたしの人生の光であられるだろうかヨハネ1章」『わたしに従ってきなさい—アロン神権定員会と若い女性クラス用:教義のテーマ 2023年』

「1月22日イエス・キリストはどのようにわたしの人生の光であられるだろうか」『わたしに従ってきなさい—アロン神権定員会と若い女性クラス用:教義のテーマ 2023年』

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「あなたがたは世の光である」Simon Dewey画

「あなたがたは世の光である」Simon Dewey画

1月22日

イエス・キリストはどのようにわたしの人生の光であられるだろうか

ヨハネ1章

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ともに評議する

クラスまたは定員会の会長会の一員が司会をする:約10-20分

集会のはじめに,若い女性のテーマまたはアロン神権定員会のテーマを斉唱します。それから救いと昇栄の業についての話し合いを主導します。以下の質問から一つまたは複数,あるいはあなた自身の質問を使いましょう(「総合手引き—末日聖徒イエス・キリスト教会における奉仕」10.211.2参照)。話し合ったことに基づいて行動する計画を立てます。

  • 福音に従って生活する。最近,わたしたちの証を強めた経験にどのようなものがあるでしょうか。

  • 助けの必要な人々の世話をする。わたしたちの助けや祈りを必要としている人はだれでしょうか。その人たちを助けるために,何をするべきだという印象を感じますか。

  • 福音を受け入れるようすべての人を招く。わたしたちと同じ信仰を持っていない家族や友人の光となるには,どうしたらよいでしょうか。

  • 家族を永遠に結ぶ。家族にもっと愛を示し,彼らを支え,家庭に前向きな変化をもたらすにはどうしたらよいでしょうか。

レッスンの終わりに,必要に応じて次のことを行います。

  • 教えられた原則について証する。

  • クラスや定員会のメンバーに,集会中に立てた計画や招きについて再確認する。

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教義を教える

成人指導者または青少年が司会をする:約25-35分

自分自身を霊的に備える

使徒ヨハネは,自分の福音書の冒頭でイエス・キリストを「やみの中に輝いている」光にたとえました(ヨハネ1:5)。あなたのクラスや定員会のメンバーは,霊的な暗闇の時代の中で成長して大人になろうとしています。しかし同時に,物事をはっきりと見て,道を見いだすのを助けてくれる,救い主の「驚くべきみ光」が与えられている時代でもあります(1ペテロ2:9)。

今週,ヨハネ1章を読みながら,光が欠かせないものであるのはなぜか,そして救い主がどのようにあなたの人生の光であられるかを深く考えてください(ジョセフ・スミス訳ヨハネ1:1-34〔『聖句ガイド』内〕も参照)。主の光はあなたが教える人たちをどのように祝福するでしょうか。主の光の中を歩むよう,彼らをどのように鼓舞することができるでしょうか。これらの質問について深く考える助けとして,教義と聖約88:5-13,6793:2-9,およびシャロン・ユーバンク姉妹のメッセージ「キリスト—暗闇の中に輝く光」(『リアホナ』2019年5月号,73-76)を研究するとよいでしょう。

一緒に学ぶ

話し合いを始めるとき,クラスや定員会のメンバーに個人の聖文研究で学んでいることについて話す機会を与えると有益なことがよくあります。例えば,今週はヨハネ1:1-17から,救い主について何かを教えている言葉を分かち合ってもらうとよいでしょう。なぜその言葉を選んだか,またその言葉がイエス・キリストについてどのようなことを教えているかについて話してもらいましょう。イエス・キリストがどのようにあなたの人生の光であられるかを分かち合ってください。次の活動が,話し合いを続けるのに役立ちます。

  • あなたが教える人たちが救い主の光に感謝の気持ちを抱けるように,クラスや定員会のメンバーに,暗闇の中にいるとどのような気持ちがするかを分かち合ってもらうとよいでしょう。ティモシー・J・ダイクス長老のメッセージ「光は光に結びつく」(『リアホナ』2021年5月号,112-15)の冒頭に,参考になる話があります。人々が時々暗闇を恐れるのはなぜでしょうか。わたしたちに光が必要なのはなぜでしょうか。なぜイエス・キリストは世の光と呼ばれるのでしょうか。青少年に,「ここで,次のように自問していただきたいと思います」から始まるダイクス長老のメッセージを研究するよう勧めてもよいでしょう。自分の生活の中に救い主の光をさらに十分にもたらすためにできることを探してもらいます。

  • サポート資料」に挙げられている聖句は,イエス・キリストが与えてくださる光についてクラスや定員会のメンバーが理解を深めるのに役立ちます。最初に示されている聖句の幾つかをクラス全体で読み,話し合うとよいでしょう。その後,「わたしたちの生活の中に救い主の光をもたらすにはどうすればよいでしょうか」とホワイトボードに書き,2番目に示されている一連の聖句から見つけた答えを挙げてもらいます。青少年を二人一組にし,自分の生活の中でイエス・キリストがどのように光となってくださってきたかを互いに分かち合ってもらうとよいでしょう。

  • シャロン・ユーバンク姉妹は次のように述べています。「わたしたちが成長するうえで基本的に必要なことの一つは,光の源であるイエス・キリストにつながり続けていることです。」(「キリスト—闇の中に輝く光」73)このことを実物を使ったレッスンで説明してもよいでしょう。例えば,懐中電灯や携帯機器を見せ,その電源が重要なのはなぜかを話し合うことができます。次に,クラスや定員会のメンバーにユーバンク姉妹のメッセージを読んでもらい,サタンがどのようにして「〔わたしたちの〕電源を切〔ろうとする〕」かを見つけてもらいます。わたしたちはどうすればイエス・キリストとの強いつながりを保つことができるでしょうか。ユーバンク姉妹のメッセージの中に,どのような助言があるでしょうか。

  • 主は光」や「取り巻く闇の中を」(『賛美歌』47番,52番)などの賛美歌は,イエス・キリストがわたしたちの光であられることを証しています。これらの賛美歌(またはあなたの知っているほかの賛美歌)を一緒に歌い,イエス・キリストがどのような点で光のようであられるかを教えている言葉を見つけるとよいでしょう。これまでどのようにほかの人々があなたの生活の中に救い主の光をもたらしてくれましたか。わたしたちはどのように主の光をほかの人たちと分かち合うことができるでしょうか。

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「光の贈り物」Eva Timothy画

「光の贈り物」Eva Timothy画

信仰をもって行動する

クラスや定員会のメンバーに,今日受けた印象に従って行動するために何をするか深く考えて書き留めてもらいます。希望があれば,自分の考えを分かち合ってもらってもよいでしょう。印象に従って行動することで,天の御父やイエス・キリストとの関係がどのように強まるかについて考えるよう促します。

サポート資料

救い主の方法で教える

クラスや定員会のメンバーの生活に起きている事柄に注意を払うとき,あなたは教えるのに最適の機会を見いだすでしょう。学んでいる人たちが意見を述べたり,質問したりするときも,教える機会になることがあります。

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