教義と聖約 2021年
7月12-18日。教義と聖約77-80章:「わたしがあなたがたを導いて行く」


「7月12-18日。教義と聖約77-80章:『わたしがあなたがたを導いて行く』」『わたしに従ってきなさい—個人と家族用:教義と聖約 2021年』(2020年)

「7月12-18日。教義と聖約77-80章」『わたしに従ってきなさい—個人と家族用:2021年』

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イエスに従う羊

「家路」Yongsung Kim画

7月12-18日

教義と聖約77-80章

「わたしがあなたがたを導いて行く」

主はジョセフ・スミスに,「〔彼〕の耳に知恵の言葉を語る」と言われました(教義と聖約78:2)。教義と聖約77-80章を研究しながら,どのような知恵の言葉を受けましたか。

印象を書き留める

イエス・キリストの教会が回復されて2年しないうちに,会員は2000人を超え,急速に拡大していきました。1832年3月,ジョセフ・スミスはほかの教会指導者たちと会い,「教会の取り組むべきこと」,つまり啓示を出版する必要性,集合のための土地の購入,貧しい人の世話について話し合いました(教義と聖約78章,前書き参照)。それらの必要を満たすため,主は少人数の教会指導者を召し,共同商会を組織しました。それは,主の「大義を推し進める」ために力を合わせるための団体でした(4節)そのような管理運営に関する問題においても,主は永遠の事柄に焦点を当てられました。印刷所や倉の目的も,最終的には,神の王国におけるほかのことと同じで,「日の栄えの世界で一つの場所」と「永遠の富」を与えられるように神の子供たちを備えることなのです(7,18節)。日々忙しい生活を送る中で,今それらの祝福について考えることが難しいとしても,主は,「元気を出しなさい。わたしがあなたがたを導いて行く」,と安心を与えてくださっています(18節)。

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個人の聖文研究のためのアイデア

教義と聖約77章

神は奥義を知りたいと求める者に明らかにしてくださる。

ヤコブ1:5にある「神に,願い求める」ようにという招きは,最初の示現から12年後,ジョセフ・スミスが知恵に不足しているときに引き続き導きを与えました。彼とシドニー・リグドンが聖書の霊感訳の作業をしているときに,「ヨハネの黙示録」について疑問があり,ジョセフは自然と神に知恵を求めました。教義と聖約77章を読みながら,「黙示録」の該当する章に洞察を記録するとよいでしょう。

加えて,聖文を研究するとき,どのように預言者ジョセフ・スミスの模範に従うことができるか深く考えてください。天の御父に,「何を理解すべきですか」と尋ねるとよいかもしれません。

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読書するジョセフ・スミスとシドニー・リグドン

「聖書の翻訳」リズ・レモン・スウィンドル画

教義と聖約78章

「共同商会」とは何だったのでしょうか。

「共同商会」は,オハイオとミズーリにおいて教会の出版と商取引を管理運営するために組織されました。ジョセフ・スミスとニューエル・K・ホイットニー,そしてほかの教会指導者が,発展する教会の物質的な必要を満たすために,資産を持ち寄りました。残念ながら「共同商会」は負債に陥り,続けることが困難になった1834年に解散されました。

ニューエル・K・ホイットニーと共同商会『啓示の背景』;「共同商会」教会歴史のテーマ,ChurchofJesusChrist.org/study/church-historyも参照してください。

教義と聖約78:1-7

わたしは教会の「大義を推し進める」助けができる。

主はジョセフ・スミスやほかの教会指導者に,倉や印刷所を管理運営することは「あなたが支持してきた大義を推し進める」ことだと言われました(教義と聖約78:4)。教会の「大義」とは何だと思いますか。教義と聖約78:1-7を読んで深く考えてください。これらの節について考えると,教会の召しの果たし方や家族への奉仕の方法に影響を与えることでしょう。あなたの奉仕はどのように主の「大義を推し進める」助けになるでしょうか。それはどのように,「日の栄えで一つの場所」を得る備えとなりますか(7節)。

教義と聖約78:17-22

主がわたしを導いてくださる。

「まだ理解していない」または「耐えることができない」事柄があるために,自分が幼い子供のように感じたことはありますか(教義と聖約78:17-18)。そのようなときに「元気を出〔す〕」助けとなる勧告を(18節),これらの節から見つけてください。なぜ主は信者を「幼い子供」と呼ばれることがあると思いますか(17節)。また,主がどのように「導い」てくださることがあるか深く考えることができます(18節)。

教義と聖約79-80章

神に仕えるよう召されるということが,どこで奉仕するかよりも大切である。

教義と聖約80章に関して,デビッド・A・ベドナー長老はこのように教えています。「恐らくこの啓示の中で救い主が教えておられる教訓の一つは,特定の場所で働くようにという割り当ては,肝心で重要ではあるが,この業に対する召しに勝るものではない,ということでしょう。」(「主の業に召される『リアホナ』20017年5月号,68)自分が今受けている,または過去に受けた教会の召しについて考えてください。ベドナー長老の言葉をが真実であることを学ぶのに,どのような経験が助けとなったでしょうか。教義と聖約79章-80章には,新たに召しを受けた人にとって助けとなる,どのようなほかの教訓があるか見つけてください。

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家族の学習アイコン

家族の聖文研究と家庭の夕べのためのアイデア

教義と聖約77:2この節を読んだ後,神によって創造された「獣と這うものと空の鳥」のうち,家族各自が好きなものの絵を描くことができます。この節から神の創造物についてどのようなことを学ぶことができますか(教義と聖約59:16-20も参照)。「天のお父様の愛」(『子供の歌集』16-17)など神の創造物に関する歌を歌い,この概要に添付されている絵を見せることもできます。

教義と聖約77:14この節は,ヨハネが巻物を食べたことがイスラエルを集めるという彼の使命を表していることを説明しています。イスラエルの集合においてわたしたちが役割を果たす,または,主が望まれているほかのことを行ううえで,食べるという象徴はどのようなことを示唆していますか。真理を教えるために食べるということが使われている聖句を幾つかあげます:ヨハネ6:48-512ニーファイ32:3モロナイ4章。家族の好きな料理を作って,この話し合いをしながら一緒に食べるとよいでしょう。

教義と聖約78:17-19家族が感謝している,神が与えてくださった祝福の絵を描くことができます。それらの感謝を表すためにわたしたちは何をしているでしょうか。「すべてのことを感謝して」受け入れるという勧告に,どのように従っているかについて話し合うこともできます(19節)。その勧告に従う者に主は何を約束しておられるでしょうか。

教義と聖約79:1あなたが教会の召しに任命されたり聖任されたときに受けた「力」について,証を分かち合ってください。あなたが仕えるにあたり,具体的にどのような賜物や導きが与えられましたか。

子供を教えるためのそのほかのアイデアについては,『わたしに従ってきなさい—初等協会用』今週の概要を参照してください。

歌の提案:「み恵み数え上げ」『賛美歌』153番。

教え方を改善する

絵を描く。家族で聖文を何節か読み,時間を取って,読んだ内容に関連した絵を描いてもらうとよいかもしれません。学んだ原則を忘れないように絵を家に貼っておきましょう。

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動物のいる園

「神の園」 サム・ローラー画

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