「12月30日-1月5日『モルモン書—イエス・キリストについてのもう一つの証』序文『わたしに従ってきなさいー初等協会用:モルモン書 2020年』(2020年)
12月30日-1月5日モルモン書の序文『わたしに従ってきなさいー初等協会用 2020年』
12月30日-1月5日
モルモン書の序文
「イエス・キリストについてのもう一つの証」
準備をするに当たり,まずモルモン書のタイトルページと序文,三人の証人の証,八人の証人の証,預言者ジョセフ・スミスの証と『モルモン書』についての概説を読んでください。子供がモルモン書から学ぶ意欲を持てるよう,どのように助けられるか考えます。
印象を書き留める
分かち合うよう招く
『福音の視覚資料集』 の67-86番の絵,またはあなたが持っているほかの絵を使って,知っているモルモン書の物語を子供たちに話してもらいます。
教義を教える:年少の子供たち
モルモン書は,わたしがイエス・キリストを信じる信仰をもてるよう助けてくれる
モルモン書の目的は,イエス・キリストについて証をすることであるということを,子供たちが理解できるよう助けます。
活動案
-
モルモン書を掲げて,副題「イエス・キリストについてのもう一つの証」に注意を向けさせます。子供たちに,「イエス・キリストについてのもう一つの証」と順番に言ってもらいます。モルモン書によって,イエス・キリストを信じるあなたの信仰がどのように強められてきたかを簡潔に子供たちに話します。
-
イエス・キリストについて教えているモルモン書の話をします。例えば,レーマン人サムエルがキリストについて預言する話(ヒラマン14-16章)や,救い主が子供たちを祝福される話(3 ニーファイ17 章),ヤレドの兄弟がイエス・キリストにまみえる話(エテル2-3章)などです。『モルモン書ものがたり』の各章(および,ChurchofJesusChrist.orgの該当するビデオ)が役立つでしょう。これらの物語からイエスについて分かることを子供たちに指摘します。今年,モルモン書からイエス・キリストについて多くのことを学ぶということを子供たちに伝えます。
-
モルモン書についての歌を歌います。例えば,「『モルモン書』の物語」(『子供の歌集』 62)など。何度か一緒に歌を歌い,歌っている間,子供たちに順番に救い主の絵を持ってもらいます。
モルモン書はわたしたちの宗教のかなめ石である
トーマス・ S・モンソン大管長はこのように説明しています。「モルモン書が真実であれば,ジョセフ・スミスは……預言者であるということになります。そしてわたしは,モルモン書が確かに真実であることを厳粛に証します。……末日聖徒イエス・キリスト教会は地上における主の教会であり,神の聖なる神権が,……回復されているのです。」 (「モルモン書の力」『リアホナ』2017年5月号,86-87)
活動案
-
モルモン書の序文に含まれているジョセフ・スミスの次の言葉を子供に読んで聞かせます。「『モルモン書』は,わたしたちの宗教のかなめ石である。」かなめ石が,アーチを構成するほかの石を一つにまとめているのと同様に,モルモン書についての証は,ジョセフ・スミスや福音など,ほかのものについての証を支え,強めることを説明します。
-
1人の子供の親を招き,どのようにモルモン書についての証を得たかを話してもらいます。『モルモン書』の序文の終わりにある招きの言葉を子供たちと一緒に読み,子供たちが自分の証を得るためにできることを実行に移せるよう助けます。
モルモン書は神の力によりわたしたちに与えられた
ジョセフ・スミスの証は,モルモン書の神聖な目的を子供たちが理解する助けとなるでしょう。
活動案
-
「預言者ジョセフ・スミスの証」の中で述べられている,モルモン書が出てくる経緯を簡潔に子供たちに話します。「1 :モルモン書のしゅつげん」(『モルモン書ものがたり』2-4か,ChurchofJesusChrist.orgの該当するビデオ)を使ってもよいでしょう。あなたが話を繰り返し,子供たちが何回か話の場面を演じられるよう助けます。
NaN:NaN -
金版の文字の絵を子供たちに見せます。神は,それらの文字をわたしたちが読んで理解できる言葉にジョセフが翻訳できるよう助けてくださったことを説明します。
教義を教える:年長の子供たち
モルモン書はイエス・キリストを信じる信仰をもつ助けとなる
モルモン書について子供たちに教える目的は,子供たちが救い主を信じる信仰を育むことであることを心に留めておきましょう。
活動案
-
クラスの生徒に,二人一組になってもらいます。それぞれのペアに,モルモン書のタイトルページの二段落目を読み,モルモン書の目的について述べている箇所を探してもらいます。その後,ペアごとに答えを発表してもらいます。
-
子供たちが,タイトルページの中から「ユダヤ人と異邦人に,イエスがキリストであ……ることを確信させるもの」と書かれている箇所を見つけられるよう助けます。モルモン書は,どのようにイエスがキリストであることをわたしたちに確信させることができますか。子供たちに,キリストを信じる信仰を強める助けとなったモルモン書にある話を分かちあってもらうか,あなたが,自らの信仰を強める助けとなったモルモン書の話を分かち合います。
モルモン書はわたしたちの宗教のかなめ石である
モルモン書の証を得ることは,末日聖徒イエス・キリスト教会が神のまことの教会だと子供たちが知る助けになるでしょう。
活動案
-
あなたがモルモン書について一度も聞いたことがないと仮定するように子供たちに伝えます。パートナーと協力してもらい,モルモン書がどのような書物であり,どこから来たのかを,序文の詳しい内容を使ってあなたにどのように説明するかを考えてもらいます。それから,それぞれのペアに,順にあなたを教えるように言います。The Bible and the Book of Mormon Testify of Christ (ChurchofJesusChrist.org) の絵も役立つでしょう。
-
1人の子供に,序文の6段落目のジョセフ・スミスの言葉を読んでもらいます。今週の活動ページを使って,かなめ石がどのようにアーチを支えているかを説明します。モルモン書が真実だという証を得ると,ほかにどのような事柄を理解できるようになると序文の最後の段落には書いてあるでしょうか。
わたしは,モルモン書の証人になれる
子供たちがモルモン書についての自分の証を得てそれを伝えられるよう,どのように助けることができるでしょうか。
活動案
-
クラスのほかの人が見たことがなく自分だけが見たことのある物について,子供たちに説明してもらいます。モルモン書には,モルモン書が翻訳される元となった金版を見た,ジョセス・スミス以外の11人の人の証が含まれていることを説明します。 証を一緒に読みます。これらの証人は,なぜ自分の証をほかの人々に知って欲しかったのでしょうか。
-
モルモン書が真実だと知るようになった経緯について,子供たちの中で話してくれる人がいるか,尋ねます。モロナイ10:3-5を皆で一緒に読み,今年モルモン書を読んで,それが真実だという自分の証を得る,もしくは,すでに持っている証を強めるよう,それぞれの子供に勧めます。あなたがモルモン書についての証を得た経緯を子供たちに話します。
家庭で学ぶよう励ます
可能であれば,それぞれの子供が自分のモルモン書を持っていることを確かめ,一人で,また家族とモルモン書を読み始めるよう勧めます。