「1月20-26日 1 ニーファイ11-15章:「義と神の力とをもって武装する」『わたしに従ってきなさいー初等協会用:モルモン書 2020年』 (2020年)
「1月20-26日 1 ニーファイ11-15章」 『わたしに従ってきなさいー初等協会用:モルモン書 2020年』
1月20-26日
1 ニーファイ11-15章
「義と神の力とをもって……武装する」
あなたが教える子供たちを思い浮かべながら1 ニーファイ11-15章を読み,受けた印象を書き留めます。
印象を書き留める
分かち合うよう招く
命の木についてのリーハイの示現の絵を見せて,先週この示現について学んだことで覚えていることを子供たちに発表してもらいます。その後,それについて新たに何か学んだか,子供たちに尋ねます。
教義を教える:年少の子供たち
天の御父はわたしを愛しているため,イエス・キリストを地上に送ってくださった
ニーファイは示現の中で,イエス・キリストの生涯と教導の業を見ました。クラスの子供たちが1 ニーファイ 11章から何を学べるか,よく考えます。
活動案
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それぞれの子供に,預言されていた,救い主にまつわる出来事を示す絵をわたします。1 ニーファイ11:20,24,27,31, 33の中から選びます(『福音の視覚資料集』 30,35,39,42, 57番参照)。これらの節を読むときに,絵と一致する節が聞こえたらその絵を掲げるよう子供たちに言います。
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イエス・キリストが生涯の間に行われるとニーファイが知ったことの中から幾つかを子供たちに話し(1 ニーファイ11:16-33参照),これらの出来事の絵を幾つか見せます(例えば,『福音の視覚資料集』 41,46,47,49,56,57,58,59番参照)。救い主があなたにしてくださったことについて話します。神の愛を伝える方法について子供たちが考える助けとして,絵を見せます(『福音の視覚資料集』 109,110,115参照)。
モルモン書は貴い真理を教えてくれる
あなたはなぜモルモン書に感謝していますか。モルモン書についての証をどのように子供たちに伝えるか考えましょう。
活動案
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ホワイトボードに絵を書き,変更を加えたり絵の一部を消したりして,子供たちに絵を変えてもらいます。この絵のように,聖書の一部は時を経て変えられ,抜き取られたことを子供たちが理解できるよう助けます。1 ニーファイ13:40の中から,モルモン書(ニーファイはモルモン書を「それら後の方の記録」と呼んでいる)が,聖書から失われた分かりやすくて貴い部分を理解するうえでどのように役立つかを教えている箇所を読みます。
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モルモン書の中で明らかにされている福音の真理を表す絵を教室に隠します。例えば,バプテスマ,聖餐,復活などです。子供たちに絵を探してもらいます。モルモン書のおかげで失われた福音の真理が戻されたことを説明します。
神の御言葉はわたしに力をくれる
どのように鉄の棒という概念を使って,子供たちに神の言葉がもたらす強さと守りと力について教えられるでしょうか。
活動案
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リーハイの夢の絵を掲示します。例えば,先週の概要(『わたしに従ってきなさいー初等協会用:モルモン書 2020年』)の絵を使うとよいでしょう。絵の中から鉄の棒を探すよう子供たちに言い,神の言葉にしっかりつかまることにより,どのように守られるかを子供たちが理解できるよう助けます(1 ニーファイ15:23-24参照)。あなたが 24節を読んでいる間に,パイプや棒など,鉄の棒に似た,つかめる物を子供たちにわたします。神の御言葉はどこにあるでしょうか。神の御言葉を日々の生活の一部とするには,どうすればよいでしょうか。
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子供たちが今週の活動ページに色を塗り,完成することができるよう助けます。どのように神の御言葉に「しっかりつかまる」ことができるでしょうか(1 ニーファイ15:24)。
教義を教える:年長の子供たち
天の御父はわたしを愛しているため,イエス・キリストを地上に送ってくださった
ニーファイは示現の中で,わたしたちのために備えられた天の御父の計画を目にしました。この示現の中心となっていたのは,イエス・キリストです。
活動案
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1 ニーファイ11:16-33の節と,その節の内容を描いた絵を子供たちに組み合わせてもらいます(例えば,1 ニーファイ11:20,24,27,29,31, 33など。『福音の視覚資料集』 30,35,38,39,42, 57を参照)。子供たちは,これらの節と絵からキリストについてどのようなことを学ぶでしょうか。
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イエス・キリストがなぜ自分にとって大切か,子供たちに尋ねます。救い主についての歌を歌い(「主はみ子をつかわし」『子供の歌集』 20など),この歌はイエスについて何を教えているか,子供たちに尋ねます。今週,イエス・キリストについて考える時間を取り,翌週のレッスンでそのときの経験について発表するよう言います。
モルモン書は貴い真理を教えてくれる
子供たちは背教についてどのようなことを知っていますか。背教の間に失われた福音の真理を回復するうえでモルモン書が重要であることを子供たちが理解できるよう,どのように助けられるでしょうか。
活動案
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1 ニーファイ13:26-29を一緒に読み「分かりやすくて貴い」福音の真理がないときに人々がどのようになるかを探すよう,子供たちに言います。主は,失われていた真理をどのように回復されましたか(35-36, 40節参照)。モルモン書から学んだ真理についての証を子供たちにしてもらうか,あなた自身が証を述べます。
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ビデオ「モルモン書—神からの書物」(ChurchofJesusChrist.org)を見せて,聖書とモルモン書が一体となって真理を教えていることを説明します。複数の証人がいると役立つのはなぜですか。ホワイトボードに点を書き,「聖書」と書き添えます。その点を通る直線を子供たちに一本ずつ書いてもらい,聖書しかない場合には,聖書の教えは何通りにも解釈することができることを説明します。線を消してもう一つ点を書き足して,「モルモン書」と書き添えます。二つの点を通る直接を一人の子供に書いてもらい,聖書とモルモン書を併用することにより,福音の解釈は一つに定まることを示します。
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子供たちが信仰箇条の第8条を暗記できるよう助けてください。
神の言葉は,誘惑に抵抗する力を与えてくれる
あなたが教える子供たちが聖典についての証を深められるよう,どのように助けられるでしょうか。1 ニーファイ15:23-25を読みながらこの質問について考え,以下の活動を使ってあなたのアイデアを補ってください。
活動案
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命の木の示現を要約するよう子供たちに言います(1 ニーファイ8; 11章参照)。人々が木にたどり着くうえで妨げとなったものは何ですか。たどり着けるよう助けたものは何ですか。子供たちに1 ニーファイ15:23-25を読んでもらいます。鉄の棒は,人々が暗黒の霧を通り抜けるうえでどのように役立ちましたか。神の言葉を読むことは,今日の誘惑や暗闇に抵抗するうえでどのように役立つでしょうか。
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子供たちと一緒に活動ページを完成させます。子供たちが活動ページに取り組んでいる間,子供たちが直面している誘惑について話し合ってもらいます。どうすれば,日々鉄の棒にしっかりとつかまることを覚えておけるでしょうか。この活動の一部として,「鉄の棒」(「『賛美歌』176番 )を歌います。
家庭で学ぶよう励ます
活動ページを使って作った「鉄の棒」を家族に見せて,聖典を読むことによりどのように鉄の棒につかまることができるかを話すよう子供たちに勧めます。