「4月13-19日モーサヤ1-3章:「神とすべての人に対する愛で満たされる」『わたしに従ってきなさい—初等協会用:2020年 モルモン書』(2020年)
「4月13-19日モーサヤ1-3章」『わたしに従ってきなさい—初等協会用:2020年』
4月13-19日
モーサヤ1-3章
「神とすべての人に対する愛で満たされる」
モーサヤ1-3を読みながら,ベニヤミン王が教えた重要な真理を子供たちが理解するために,どのように助けることができるかについて祈りましょう。御霊からくる洞察を書き留めましょう。
印象を書き留める
分かち合うよう招く
『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』から,今週の概要に掲載されているベニヤミン王が教えを説いている絵を見せます。子供たちに,この絵について知っていることを分かち合ってもらいます。
教義を教える:年少の子供たち
人に奉仕するとき,わたしは神にも仕えている
人に奉仕することは神に仕える方法でもあるということを子供たちが理解できるよう助けるため,どのようなことができますか。
活動案
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子供たちに,順番に冠(今週の活動ページに例がある)を被って,椅子または台に立ってもらいベニヤミン王のふりをしてもらいます。あなたがモーサヤ2-3章にあるベニヤミン王が民に教えた事柄を分かち合っている間に,そうしてもらうとよいでしょう。「だい12しょう:ベニヤミン王」(モルモン書ものがたり32-35または該当するChurchofJesusChrist.orgのビデオ)も参照。
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以下の文を短く区切り,区切りごとに手をたたくよう勧めます:「あなたがたが同胞のために務めるのは,とりもなおさず,あなたがたの神のために務めるのである」(モーサヤ2:17)。子供たちが幾つか,あるいはすべての言葉を学ぶまで繰り返します。人を助けるとき,わたしたちは天の御父とイエス・キリストを助けていることになり,お二方が喜んでおられることを証します。子供たちに,どのような方法で人を助けられるかを尋ねます。
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子供たちに紙に自分たちの手の形をなぞらせ,家族に仕えるためにできることを絵に描くよう助けます。「お手伝い」(『子供の歌集』108)など,奉仕についての歌を一緒に歌います。
すべての祝福は天の御父から来ている
すべての祝福の源は神だということに気付くときに,子供たちは謙遜になり,感謝するようになります。
活動案
わたしはイエス・キリストを信じている
天使はイエス・キリストの人生と務めについて,重要な真理をベニヤミン王に伝えました。これらの聖句から,子供たちが学ぶ必要があると感じるイエスについての真理を探しましょう。
活動案
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モーサヤ3:5-10(例として『福音の視覚資料集』 30番,41番,42番,57番, 59番参照)に記載のある幾つかの出来事の絵を見せます。これらの絵で何が起こっているのか子供たちに尋ね,必要に応じて子供たちを助けます。ゆっくりとモーサヤ3:5-10を読み,子供たちに絵の中の出来事について読んでいるときは手を挙げるよう勧めます。子供たちに,イエスが地上におられたときに行ったほかの事柄について知っていることを分かち合ってもらいます。
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ホワイトボードの上部に天を表す太陽を描きます。ホワイトボードのいろいろな場所へ続く道を複数描きますが,天へ続く道は一つだけ描きます。子供たちにその道を見つけてもらい,そこにイエスの写真を貼ってもらいます。モーサヤ3:17を読み,天の御父のみもとへ帰る唯一の道筋はイエス・キリストに従うことだと証します。
教義を教える:年長の子供たち
人に奉仕するとき,わたしは神にも仕えている
子供たちがベニヤミン王の奉仕の模範から学ぶのを,どのように助けられるでしょうか。
活動案
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民に教えを説くベニヤミン王の絵を子供たちに見せます。(『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』の今週の活動ページまたは『福音の視覚資料集』 74番参照)子供たちが,モーサヤ2:11-18からベニヤミン王が奉仕するためにしたことを見つけられるよう助けます。なぜ彼は自分の民に仕えたのでしょうか。なぜわたしたちは互いに奉仕すべきなのでしょうか。
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モーサヤ2:16-17から幾つかの言葉が抜けたフレーズをホワイトボードに書きます。その抜けた言葉を見つけるため,子供たちに聖典から探してもらいます。彼らにとって,これらの聖句はどんな意味をもっているのか尋ねます。だれかが彼らに奉仕をしてくれた,あるいはだれかに奉仕をした経験について話してもらいます。そのとき,どのように感じましたか。
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細長い紙切れを子供たちに配り,家族に奉仕できる方法を書いてもらい,その紙を入れる袋を一人一人に渡します。毎日その袋から紙を取り出し,書いてある奉仕をだれかのために行うよう励まします。
わたしは自分が行う奉仕や良い行いについて,自慢すべきではない
奉仕は人や神に対するわたしたちの愛に触発されてするものだと子供たちが理解できるようを助けるには,どうしたらよいか考えましょう。
活動案
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子供たちに,自慢という言葉の定義を分かち合ってもらう,あるいは,辞書から定義を見つけられるよう助けます。彼らがモーサヤ2:15-24から,ベニヤミン王がほかの人に対する自身の奉仕を自慢しなかった訳を見つけられるように助けます。なぜわたしたちは他の人々に奉仕すべきなのでしょうか。子供たちが自分の考えを分かち合った後,わたしたちが人々に奉仕するのは,人々と神を愛しているためであって,人々によく思われるためではないことを子供たちが理解できるよう助けます。
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子供たちに,人が何かを鼻にかけたり,自慢したりするような状況を挙げてもらいます。それらの状況で自慢することは,なぜ間違っているのでしょうか。答えを見つけるために,モーサヤ2:15-24にあるベニヤミン王の説教の中の勧告を使うよう勧めます。
イエス・キリストはわたしを罪から清め,聖徒となれるよう助けてくださる
天の御父のような人になるために,わたしたちは罪から清められるだけではなく,心も変えられる必要があります。ベニヤミン王が教えたように,わたしたちは罪深い欲望を克服し,救い主の贖いを通して聖徒となる必要があるのです。
活動案
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ホワイトボードに二人の人の絵を描き,一人は「生まれながらの人」,もう一人は「聖徒」を表します。(これらの言葉の意味を明確にする必要があるかもしれません。)一緒にモーサヤ3:19を読み,子供たちに,生まれながらの人が聖徒になるために変えなければならない事柄を見つけてもらいます。ほかに,子供たちが意味を理解するのに助けが必要な言葉や語句はあるでしょうか。
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クラスの子供たちの中で,レシピを使いながら両親の食事の用意を手伝ったことのある子はいるでしょうか。もしもいる場合,モーサヤ3:19を使って,イエス・キリストのようになるための「レシピ」を考えてもらうとよいでしょう。イエス・キリストの贖罪が一番重要な「材料」なのは,なぜでしょうか。
家庭で学ぶよう励ます
子供たちに,今週の活動ページを使い,彼らがどのようにベニヤミン王の模範に従ってほかの人に奉仕するつもりか,家族か友人と分かち合うように勧めます。