「1月18日-1月24日。教義と聖約3-5章:『わたしの業は進み行く』」 『わたしに従ってきなさい—初等協会用:2021年 教義と聖約』
「1月18日-1月24日。教義と聖約3-5章」 『わたしに従ってきなさい—初等協会用:2021年』
1月18日-1月24日
教義と聖約3-5章
「わたしの業は進み行く」
教義と聖約3-5章を研究する際に,あなたが教える子供たちが理解する必要のある事柄について促しを受けるかもしれません。この概要の活動も,アイデアを得るうえで役立つでしょう。
印象を書き留める
分かち合うよう招く
『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』の今週の概要に載っているジョセフ・スミスの絵を見せて,その話について知っていることを子供たちに話してもらいます。マーティン・ハリスがモルモン書の翻訳の最初の数枚の原稿をなくした話を思い出せるよう,子供たちを助けます(「だい4しょう:マーティン・ハリスとうしなわれたページ」 『教義と聖約物語』18-21または 『聖徒たち』第1部,40-51参照)。
教義を教える:年少の子供たち
ほかの人が自分に間違ったことをさせようとしても,正しいことを選ぶことができる
子供たちが,ジョセフ・スミスが学んだことを学べるよう助けます—天の御父を信頼すれば,御父は「苦難のときには,いつも……ともにい」てくださります(教義と聖約3:8)。
活動案
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マーティン・ハリスと失われた原稿についての話を復習します(『教義と聖約物語』18-21または, ChurchofJesusChrist.orgの該当するビデオを参照)。正しくないと分かっていることを行うよう誘惑される,ありがちな状況を子供たちに伝えます。天の御父は,わたしたちが正しいことを選べるよう,どのように助けてくださるでしょうか(教義と聖約3:8参照)。
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教義と聖約3:8の次の言葉を読みます。「神はその腕を伸べて……あなたを助けたであろう。」あなたがこの部分をもう一度読む間,子供たちに,立って腕を広げてもらいます。人に悪いことをさせられそうになるときに,主が腕を広げて助けてくださる方法を幾つか伝えます。子供たちに,順番に腕を広げながら,主が腕を伸ばして助けてくださる方法にはどのようなものが挙げられるか発表してもらいます。
主は,主の業を行うためにわたしを必要とされる。
子供たちは,様々な方法で「神の務めに出で立〔つ〕」ことができます(教義と聖約4:2)。また,将来さらに与えられる機会に,今から備えることができます。
活動案
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教義と聖約4:1を子供たちに読み聞かせます。神の末日における驚くべき業業が現れている絵,あるいは写真を持って行きます(例えば,宣教師や神殿,モルモン書の写真など)。子供たちに,順番に絵,または写真を一枚ずつ選んで,それについて話してもらいます。主の業があなたにとって驚くべき業である理由を話します。
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子供たちに,「あなたがたの心と,勢力と,思いと,力を尽くして神に仕え〔る〕」(教義と聖約4:2)という言葉が指している行動を考えてもらうか,絵を描いてもらいます。あなたの知っている人がその方法で神に仕えている例を挙げます。
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伝道に関する歌を一緒に歌います。「宣教師になりたいな」(『子供の歌集』90)などがよいでしょう。神が御業を行われるのを助ける方法について,歌はどのようなことを教えているか話し合います。
わたしたちは,ジョセフ・スミスを通して神の言葉を授かってきました
ジョセフ・スミスを始めとする全ての預言者が神の言葉を教えてくれることについて子供たちが証を強められるようどのように助けることができますか。
活動案
教義を教える:年長の子供たち
わたしは,人を喜ばせることよりも神を喜ばせることを大事にしなければならない
子供たちは,ジョセフ・スミスがモルモン書の翻訳原稿をなくした経験について学ぶときに,不従順であるようだれかに誘惑されても忠実であり続けようと思うでしょう。
活動案
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レッスンの数日前に,一人の子供に,ジョセフ・スミスとマーティン・ハリスがモルモン書の翻訳原稿の最初の数ページを失った話をする準備をするよう勧めます(『教義と聖約物語』18-21または『聖徒たち』第1部,40-51参照)。一緒に教義と聖約3:5-8,5:21-22を読み,神に忠実であり続けるときに受ける祝福を探してもらいます。
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子供たちが,友達に何か間違ったことをさせられそうになる状況について考える時間を取ります。そのような状況で助けとなる言葉を,教義と聖約3:5-8;5:21-22の中から子供たちに見つけてもらいます。幾つかの例のロールプレイをします。
主は,主の業を行うためにわたしを必要とされる
教義と聖約4章は,主の「驚くべき業」(1節)の一端を担いたいという気持ちを子供たちに起こさせてくれます。
活動案
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ホワイトボードに「 神に仕える」と書きます。子供たちに,教義と聖約4章を調べ,神に仕えるとはどういことかについて分かったことを挙げてもらいます。子供たちに,「勇気あるしもべになろう」(『聖徒の道』1996年9月号)または神に仕えることに関するほかの歌から分かることをリストに追加してもらいます。
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畑で働くときに使う道具(または道具の写真)を持って行きます。これらの道具はどのように役立つでしょうか。子供たちが,教義と聖約4:5-6の中から,神の御業を行うための道具になりそうなものを見つけるのを助けます。
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専任宣教師またはワード宣教師を招き,教義と聖約4章の中で,神の御業を行いたいという気にさせてくれたことについて発表してもらいます。わたしたちは,神の御業を助けるために何ができるでしょうか。
わたしは,モルモン書が真実の書物であることの証人になることができる
マーティン・ハリスは,忠実であるならば金版の見証者の一人になることができると約束されました。わたしたちはマーティンのように金版を見ることはできませんが,モルモン書の霊的な証を受けることはできます。子供たちがモルモン書についての証を育み,それを伝えられるよう,どのように助けることができるでしょうか。
活動案
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次のような質問をホワイトボードに書き,子供たちが教義と聖約5:1-3,7,11から答えを見つけられるよう助けます。「 マーティン・ハリスは何を知りたいと望みましたか。 」「 ジョセフ・スミスは金版をだれに見せることができましたか。 」「 だれかに金版を見せても,モルモン書が真実だと納得させられない可能性があるのはなぜでしょうか。」
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証人とは何か,また証人はなぜ大切か,子供たちに尋ねます。マーティン・ハリスは,金版の証人となるために何をする必要がありましたか(教義と聖約5:23-24参照)。わたしたちは金版を見たことがありませんが,モルモン書の証人になるために,何ができるでしょうか(教義と聖約5:16;モルモン10:3-5参照)。
家庭で学ぶよう励ます
子供たちに,モルモン書の証を書いて,知っている人に読んでもらうよう勧めます。