「2月15-21日。教義と聖約14-17章:『証人になる』」『わたしに従ってきなさい—初等協会用:教義と聖約 2021年』(2021年)
「2月15-21日。教義と聖約14-17章」『わたしに従ってきなさい—初等協会用:2021年』
2月15-21日
教義と聖約14-17章
「証人になる」
福音の証人となるよう,子供たちをどのように助けられるでしょうか。この概要に記載の活動がアイデアをもたらしてくれるでしょう。
印象を書き留める
分かち合うよう招く
何人かの子供に,家庭や初等協会で今週学んだことを分かち合ってもらってもよいでしょう。真実だと思った事柄について話してもらいます。
教義を教える:年少の子供たち
わたしは主がその業を果たされる助け手となることができる
デビッド・ホイットマーに対する主の言葉は,子供たちが神の業に携わる方法について理解するうえでどのような助けとなるか考えてもらいます。
活動案
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ホイットマー家に関する詳しい情報を幾つか簡潔に伝えます(『聖徒たち』第1巻, 第7章もしくは『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』の今週の概要参照)。例えば,デビッド・ホイットマーがどのような人物であったか,またジョセフ・スミスがモルモン書を翻訳するときに,デビッドとその家族がどのような助け手となったかについて分かち合います。
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畑で働くことと,神の「大いなる驚くべき業」(1節)に携わることを比較して理解できるように子供たちを助けてください。例えば,収穫物を刈り取ることは,人々をキリストのもとに導くことを象徴することができます。農家の絵または写真を見せる,農作業用の服を持って来て子供たちに着てみてもらう,あるいは農家が果たしている日々の仕事内容について話し合うことができるでしょう。デビッド・ホイットマーは農夫であり,主の助け手となる方法について知りたいと願っていたことを説明します。教義と聖約14:3-4を子供たちに読み聞かせ,主がデビッド・ホイットマーに行うよう告げられた事柄を見つけてもらいましょう。わたしたちは,どのようにして主の業を助けることができるでしょうか。
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永遠の命という神の賜物について子供たちに教えるのに,プレゼントを用いるとよいでしょう。例えば,「永遠の命」と書かれた紙の入ったプレゼントを子供たちに見せてください(教義と聖約14:7)。一人の子供にプレゼントを開けてもらい,また教義と聖約14:7を声に出して読んでもらいます。永遠の命とは,神とともに永遠に暮らし,神のようになることであると伝えます。戒めを守り,永遠の命を授かる祝福に関して,あなたの証を分かち合いましょう。
わたしは人々がイエス・キリストに近づくのを助けることができる
ジョン・ホイットマーとピーター・ホイットマー・ジュニアは,デビッド・ホイットマーの兄弟です。デビッドと同じく,彼らは主の助け手となる方法について知りたいと願っていました。主は彼らに,「人々を〔御自分〕のもとに導〔く〕」よう求められました。
活動案
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子供たちに,自分にとって大切な,あるいは価値のある事柄について説明してもらいます(おもちゃ,本,ゲームなど)。教義と聖約15:6または16:6を読み,子供たちに「最も価値のある」という主の言葉が聞こえたら手を挙げてもらいます。
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子供たちと一緒に,だれかがイエス・キリストに従うのを助ける方法のリストを作ります。例として,人々と友達になる,友達に聖句を分かち合う,困っている人のために祈るといったことが挙げられるでしょう。子供たちがアイデアを得られるように,教会機関誌または『福音の視覚資料集』から,関連のある絵や写真を見せることもできます。子供たち自身に絵を描いてもらってもよいでしょう。今週,リストにある項目のどれかを試してみるよう子供たちに勧めてください。
わたしは神が自分にしてくださった事柄の証人となることができる
デビッド・ホイットマーは,モルモン書の三人の証人の一人となりました。また,デビッドの兄弟のうち4人は,八人の証人の中にいます。デビッドと兄弟たちのように,わたしたち一人一人は真理の「証人にな〔る〕」ことができます(教義と聖約14:8)。
活動案
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子供たちに,三人の証人と八人の証人について話します(「だい7しょう:金ばんを見た人たち」〔『教義と聖約物語』31-33〕,またはChurchofJesusChrist.orgの関連ビデオを参照)。子供たちに,金版を目にした証人たちの絵を描いてもらいましょう。
25:5 -
子供たちに,今週の活動ページの色塗りをしてもらい,その絵を使って三人の証人の話を伝えてもらいましょう。
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モルモン書を一冊掲げ,教義と聖約17:6の最後の部分を子供たちに読み聞かせます。「あなたがたの主,あなたがたの神が生きているように確かに,その書は真実である。」あなたがどのようにしてモルモン書が真実だと知っているか,子供たちに話します。子供たちに,モルモン書を読み,それが真実であるかどうか知るために祈り,それから人々に自分の証を分かち合うことによって,モルモン書の証人となるよう勧めます。
教義を教える:年長の子供たち
わたしは主がその業を果たされる助け手となることができる
ホイットマー家の兄弟たちに与えられた啓示について話し合うとき,主が御自分の業の助け手となるようわたしたち一人一人をどのように招いておられるか分かち合うとよいでしょう。
活動案
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デビッド・ホイットマーとその家族に関して,子供たちを鼓舞すると思われる話を分かち合ってください(『聖徒たち』第1巻,第7章参照)。御自分の王国を築く助けをするうえで,主はどのようにホイットマー家を用いられましたか。
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教義と聖約14-16章を基に,簡潔な質問とその参照聖句を紙切れに書き出します。例として,次のような質問が考えられるでしょう:「神の言葉とはどのようなものでしょうか」(14:2),「神の最も大いなる賜物は何ですか」(14:7),「神が最も価値あると言われたことは何でしょうか」(15:6;16:6)。子供たち一人一人に質問を選んでもらい,聖句の中から答えを見つけてもらいます。
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ホワイトボードに次の二つの表題を書きます:「農業」と「主の業」。子供たちが教義と聖約14:3-4から農業に関連する言葉を探し,最初の表題(「農業」)の下に書き出せるように助けてください。これらの言葉は,神の業についてどのようなことを教えていますか。子供たちの答えを,二つ目の表題(「主の業」)の下に書き出します。わたしたちは,どのようにして主の業を助けることができるでしょうか。
わたしは神が自分にしてくださった事柄の証人となることができる
教義と聖約17章で,主はオリバー・カウドリ,デビッド・ホイットマー,およびマーティン・ハリスに対し,彼らがモルモン書の三人の証人となるであろうと告げておられます。同じように真理の証人となるにはどうすればよいか,子供たちが学べるように助けてください。
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一人の子供に,三人の証人の話を分かち合う準備をしてきてもらいます(「だい7しょう:金ばんを見た人たち」〔『教義と聖約物語』31-33〕,またはChurchofJesusChrist.orgの関連ビデオを参照)。この話から,勇敢な証人となる方法について何を学べますか。ビデオ“A Day for the Eternities”から,一部を見せてもよいでしょう(ChurchofJesusChrist.org;三人の証人に関する内容は15:00辺りから開始)。
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子供たちと一緒に教義と聖約17:1-3にある主の約束を読みます。またモルモン書の「三人の証人の証」から,それが成就したことを子供たちが見つけられるように助けてください。
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教義と聖約17:3-5を一緒に読み,オリバー・カウドリ,マーティン・ハリス,およびデビッド・ホイットマーが金版を目にした後に果たすよう求められた事柄を探します。わたしたちが証できる真理には,どのようなものがあるでしょうか。あなたが人々に証を分かち合った経験を伝え,子供たちにも同じような経験を分かち合ってもらいましょう。
家庭で学ぶよう励ます
今日クラスで学んだ事柄の証人となるよう,子供たちに勧めます。次週のクラスで,どのように証人となったかを分かち合ってくれるよう子供たちにお願いしておきます。