「2月22-28日 教義と聖約18-19章:『人の価値〔は〕……大いなるものである』」『わたしに従ってきなさい—初等協会用:教義と聖約 2021年』
「2月22-28日教義と聖約18-19章」『わたしに従ってきなさい—初等協会用:2021年』
2月22-28日
教義と聖約18-19章
「人の価値〔は〕……大いなるものである」
教義と聖約18-19章から,子供たちにとって特に意義深い原則を見つけることができるよう,天の御父に祈り求めてください。
印象を書き留める
分かち合うよう招く
教義と聖約18:2を読んでください。聖文が真実であることをオリバー・カウドリが知ることができるよう御霊が助けたことを説明します。聖文が真実であると御霊があなたに証したときのことを子供たちに話します。聖文が真実であると感じたときのことを子供たちに話してもらいます。
教義を教える:年少の子供たち
わたしたち一人一人は神にとって大いなる価値がある
天父のすべての子供たちは,天の御父から愛されていると分かると,自信が増し,人々に対してもっと親切になります。
活動案
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教義と聖約18:10をあなたと一緒に数回繰り返して言ってもらいます。「人」というのは神のすべての子供たちを指すことを説明します。今回,10節の「人」と言う部分を子供たちの名前に置き換えて子供たちと繰り返し言います。(今週の活動のページも参照)
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価値があると思われているものを子供たちが思い浮かべられるよう助けます。そして,順番に鏡を覗き込んでもらいます。そうしている間,一人一人の子供が神の子供であり,大いなる価値があることを伝えます。天の御父にとって子供たちは,彼らが先ほど思い浮かべたものよりもずっと価値があると思っておられることを証します。
福音を分かち合うことは,喜びをもたらす
子供たちをどのように促せば,彼らはほかの人々がキリストのもとに来て,大いなる喜びを感じられるよう働きかけることができるでしょうか。
活動案
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あなたに喜びをもたらすものについて子供たちに話します。喜びをもたらすものについて,子供たち一人一人に話してもらいます。教義と聖約18:13,16を読みましょう。主に喜びをもたらすものは何でしょうか。わたしたちに喜びをもたらすものは何だと主はおっしゃっていますか。
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伝道活動に関する歌を歌います。例えば「宣教師になりたいな」(『子供の歌集』90)などです。子供たちが家庭などで福音を分かち合う方法について考えられるよう助けます。あなたが福音を分かち合ったときのことについて話します。そして,子供たちにも自分たちの経験を分かち合ってもらいます。
イエス・キリストは困難なときでさえも天の御父に従順であられた
「その苦い杯を飲〔み〕身を引〔かず〕」(18節)という救い主の意志は,わたしたち全員にとって,天の御父の御心に従うという模範です。子供たちにイエスの模範に従うように促す方法を考えてください。
活動案
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イエス・キリストがゲッセマネで苦しまれている絵を見せます(『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』の今週の概要を参照)。子供たちに,この絵で起こっていることについて知っていることを話すように言います。御自分の苦しみについて救い主が教義と聖約19:18-19で述べられたことを,自分の言葉で要約します。わたしたちの罪のために苦しむということは,誰も経験したことのないこの上なく困難なことでしたが,イエスは御父とわたしたちを愛しておられたため,神の御心に従われたということを強調します。わたしたちはどのように天の御父に従うことができるでしょうか。
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教義と聖約19:23に出てくる語句に合う簡単な動作を子供たちに考えてもらいます。子供たちが動作をしている間,この聖句を何回か繰り返し言います。キリストに学び,主の言葉を聴く方法を子供たちに考えてもらいます。
教義を教える:年長の子供たち
わたしたち一人一人は神にとって大いなる価値がある
自尊心の低さに悩む人々は大勢います。一方では,自分と違った特徴を持つ人々に対して親切になれない人もいます。教義と聖約18:10に含まれた力強いメッセージは,自分自身や自分の周りの人々への見方を変えることができます。
活動案
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一人一人の子供に,一枚の紙に自分の名前を書いて順に回すように言います。紙を受け取ったら,そこにその人の好きなところを書いてもらいます。優しい,思いやりのある意見を書くよう勧めます。その後,教義と聖約18:10-12を子供たちに読んでもらいます。神がわたしたちについてどのように感じておられるか,学んだことを分かち合ってもらいます。わたしたちは神の子供なので,神にとって皆大いなる価値があることを説明します。
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あなたにとって非常に価値のあるものを子供たちに見せます。価値のあるものをわたしたちはどのように扱うでしょうか。一人の生徒に教義と聖約18:10を声に出して読んでもらいます。わたしたちの目に「〔彼らの〕価値が……大いなるものである」ことを人々に示すにはどうすればよいでしょうか。
イエス・キリストはわたしのために苦しまれた
イエス・キリストが彼らの罪のために代価を払われたことを聖霊が子供たちに証されるよう,クラスに敬虔な御霊を招くにはどうすればよいでしょうか。
活動案
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イエス・キリストがわたしたちの罪のために苦しまれた物語を分かち合います。(「だい51しょう—イエス,ゲツセマネのそのでくるしまれる」『新約聖書ものがたり』129-132,または該当するChurchofJesusChrist.orgのビデオを参照)この物語をもう一度自分の言葉で子供たちに話してもらいます。それから,救い主が御自身の経験を教義と聖約19:16-19でどのように説明されたか読んでもらいます。この説明からどのような教訓が学べるでしょうか。
1:57 -
あなたが教義と聖約19:16-19を読んでいる間,子供たちには目を閉じてもらいます。そして救い主について感じていることを考えてもらいます。イエス・キリストについて彼らが感じている気持ちを表す助けとなる『賛美歌』や『子供の歌集』を子供たちが探せるように手伝います。彼らが選んだ歌を歌ってもらい,証を述べてもらいます。
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子供たちが信仰箇条の第3条を暗記できるよう助けてください。
神の祝福は地の宝よりも大きい
モルモン書の印刷にかかる費用は高額で,ジョセフ・スミスが工面できるものではありませんでした。主は,印刷業者に支払うため,マーティン・ハリスに,「〔彼の〕財産の一部」すなわち彼の広大な農場を「分け与えなさい」と命じられました。(34節)マーティン・ハリスやそのほか多くの人々の犠牲のおかげで,わたしたちは非常に多くの祝福を受けています。
活動案
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子供たちが教義と聖約19:26,34-35,38を理解できるよう,以下のような質問をホワイトボードに書きます:主はマーティン・ハリスに何をするよう命じられましたか。主はなぜそうするよう彼に命じられたのでしょうか。その報いとして主はどのような約束をされましたか。子供たちには二人組になってもらい,これらの聖句から答えを見つけてもらいます。自分がもしマーティン・ハリスだったら,どのように感じるか尋ねます。
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モルモン書を子供たちに見せ,モルモン書について好きなところを子供たちに話します。モルモン書についてどのように感じているか,子供たちに話してもらいます。モルモン書が印刷できるようにマーティン・ハリスが払った犠牲について短く話します。(Doctrine and Covenants Stories, 33)マーティンが忠実かつ従順になれるように,どのような言葉を主は教義と聖約19:38でマーティンにかけられましたか。神に従ったり,神の業を助けるために犠牲にすることのできる事柄を子供たちに考えてもらいます。
家庭で学ぶよう励ます
例えば,わたしたちは神にとって皆大いなる価値があるなど,教義と聖約18章または19章で学んだ事柄から,助けられそうな人を思い浮かべてもらいます。その人に学んだ事柄をどのように分かち合うか,計画を立てるよう勧めます。