教義と聖約 2021年
4月26日-5月2日教義と聖約45章:「約束が果たされる」


「4月26日-5月2日教義と聖約45章:『約束が果たされる』」 『わたしに従ってきなさい—初等協会用:教義と聖約 2021年』

「4月26日-5月2日教義と聖約45章」 『わたしに従ってきなさい—初等協会用:2021年』

神殿の外にいる青少年

4月26日-5月2日

教義と聖約45章

「約束が果たされる」

教師として,最も大切な準備は霊的に備えることです。教義と聖約45章を読み,聖霊の導きを求めて祈ることから始めます。この概要に載っているアイデアは,あなたの役に立つかもしれません。『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』今週の概要,または『リアホナ』『フレンド』からアイデアを見つけることもできるでしょう。

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分かち合うアイコン

分かち合うよう招く

今週聖典から学んだことを分かち合ってくれるか子供たちに尋ねます。分かち合ってもらう子供を選び,ほかの子供たちには,もし似たようなことを学んだ場合は手を挙げるように言います。

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教義を教える:年少の子供たち

教義と聖約45:32

わたしは「聖なる場所に立つ」ことができる

教義と聖約45:32で,主にとって特別な場所である聖なる場所に立つことにより,御自分の弟子たちは末日において安全を見いだせることを主は教えられました。子供たちが生活の中で聖なる場所を認識できるよう,どのように助けられるでしょうか。

活動案

  • 家庭,教会の建物,神殿の絵をそれぞれ教室の違う所に置きます。これらの場所を表すヒントを与えて,あなたのヒントが表している絵の近くに立つよう言います。教義と聖約45:32の最初の行を読みます。わたしたちが,家庭や教会の建物,神殿などの聖なる場所で時間を過ごすときに祝福を受けることを証します。これらの聖なる場所にいるときにはどのような気持ちを感じるか子供たちに話してもらいます。

  • 子供たちに今週の活動ページを完成させてもらいます。「わたしは家庭を聖なる場所にするよう助けることができます」や「教義と聖約45:32」という言葉を,子供たちの絵に書いてもらいます。家庭を聖なる場所にするよう助けるために,子供たちは何ができるでしょうか。

  • 「動かされない」とはどういう意味か子供たちが考えるのを助けるために,子供たちに1分間動かずにじっと立っておくように言います。教義と聖約45:32の最初の行を読みます。「聖なる場所に立ち,動かされない」とは,何が起きても常に正しいことを選ぶという意味であることを子供たちが理解できるよう助けます。正しい考えや行動から「動かされない」よう子供たちに勧めます。

教義と聖約45:44-45

イエス・キリストは再び来られる

オハイオ州カートランドにいた聖徒たちは,教義と聖約45章で述べられている終わりの時や救い主の再臨についての啓示を聞いたとき,喜びをもってその啓示を受け入れました。子供たちが再臨に向けて喜んで準備できるようにするには,どうしたらよいか考えます。

活動案

  • 祖父母や友達など,だれか特別な人が来てくれると知ったとき,どのような気持ちがするか子供たちが考えられるよう助けます。その訪問に向けて,子供たちはどのように備えるでしょうか。救い主の絵を見せ,教義と聖約45:44-45の一部,またはすべてを読みます。救い主が再び来られることについてあなたがどのように感じているか子供たちに伝え,子供たちの気持ちを分かち合ってもらいます。

  • 救い主の再臨の絵(『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』今週の概要参照)を見せて,その絵を見てどのように感じるか子供たちに分かち合ってもらいます。イエス・キリストが再び来られることについてのあなたの証を述べます。

  • 「主の来られる時」『子供の歌集』46-47)など,救い主の再臨に関する歌を歌います。この曲を使って,主の御心を行うことや,わたしたちの光を人々の前に輝かすことなど,イエスの再臨に備える方法について話し合います。

教えるアイコン

教義を教える:年長の子供たち

教義と聖約45:3-5

イエス・キリストは,御父に対するわたしたちの弁護者であられる

イエス・キリストが子供たちの弁護者であられるという信仰を子供たちが強められるようどのように助けることができるでしょうか。あなた自身はどのように学びましたか。

活動案

  • 教義と聖約45:3-5で書かれている幾つかの言葉を,それぞれ別々の紙に書きます。子供たちに1分間これらの聖句を勉強する時間を与えます。その後,聖典を閉じてもらい,紙に書かれている言葉を聖句どおりの順番に並べてもらいます。これらの聖句によると,救い主はわたしたちを弁護するために天の御父の前で何と言われるでしょうか。

  • 子供たちが弁護者という言葉の意味を定義できるよう辞書を引いてみるなどして助けます。わたしたちの弁護者となれるように,救い主は何をなさいましたか。イエス・キリストがわたしたちのために行ってくださったことについてあなたが感じることを分かち合い,子供たちにも気持ちを分かち合ってもらいます。

教義と聖約45:9

イエス・キリストの福音は世の光である

福音が救い主の再臨に向けて世界を備える方法について,あなたの教える子供たちが考えられるよう助けます。

活動案

  • 光や旗の写真を見せる,またはホワイトボードにこれらの絵を描きます。子供たちに教義と聖約45:9を読んでもらい,福音はどのように光,旗,使者のようであるのか考えてもらいます。古代,旗は戦闘に持ち込まれる目印だったことを説明するとよいでしょう。それは兵士たちが集まる場所やすべきことを知る助けとなりました。

    自由の旗を持つ司令官モロナイ

    「自由の旗」Larry Conrad Winborg画

  • ホワイトボードに9節を書き,言葉を短く区切って消していくことで,子供たちが聖句のすべてまたは一部を暗記できるよう助けます。

教義と聖約45:37-38

イエス・キリストは再び来られる

救い主の再臨の前に起こると預言されている戦争や,悪事,破壊について読むのは子供たちにとって怖いことかもしれません。子供たちがこの約束の日を喜んで心待ちにできるようどのように助けられるでしょうか。

活動案

  • 新しい季節が近いことをどのように知ることができるか子供たちに尋ねます。どのようなしるしを探すでしょうか。新しい季節のしるしがあるように,再臨にもしるしがあることを説明します。教義と聖約45:37-38を一緒に読みます。イエスは,再臨のしるしはどのようなものになるだろうと言われましたか。わたしたちが探すべき再臨のしるしを子供たちが見つけられるように,それぞれの子供たち(またはグループ)に,教義と聖約45章からしるしについて説明している数節を読むよう割り当てます。例として26-27節,31-33節,40-42節を用いてもよいでしょう。子供たちに見つけたことを分かち合ってもらいます。今日,これらのうちのどのしるしが成就しているでしょうか。

  • 別々の紙に,45章で見つけた将来の出来事に関する幾つかの約束を書きます。これらの約束の例として44-45節,51-52節,55節,58-59節,66-71節から幾つか見つけることができます。約束が書かれている聖句をホワイトボードに書き出します。子供たちに紙を渡し,聖典を使ってホワイトボードに書かれている聖句と,紙に書かれている約束が一致するよう組み合わせてもらいます。これらの約束の意味について話し合い,救い主の再臨を楽しみにさせてくれるのはどの約束か分かち合ってもらいます。

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家庭で学ぶよう励ます

子供たちに今日クラスで学んだことの中から,家族に分かち合うことのできることを一つ考えてもらいます。数人の子供たちに,家庭で分かち合いたいと思っていることを発表してもらいます。

教え方を改善する

子供たちが御霊を認識できるよう助けてください。子供たちを教えるときに,あなたが聖霊を感じた場合はそれを子供たちに伝えてください。聖霊がおられることをあなたがどのように感じ取るのかについて話してください。例えば,救い主についての歌を歌うときに平安な気持ちや喜びを感じるかもしれません。これらの気持ちを識別することは,子供たちが御霊を感じていることに気づく助けとなります。