「教えるパターン」『わたしに従ってきなさい—初等協会用:教義と聖約 2021年』
「教えるパターン」『わたしに従ってきなさい—初等協会用:2021年』
教えるパターン
このリソースでは,各概要において,「分かち合うよう招く」,「教義を教える」,「家庭で学ぶよう励ます」という3つのパターンが繰り返し用いられています。多くの場合,教える中でこのパターンの各要素を同時に取り入れることも,順序を入れ替えて用いることもあるでしょう。例えば,次のことを考えてみてください。分かち合うことは教義を教える機会であり,教義を教えることは分かち合うよう招くことにつながっていくはずです。同様に,家庭で学ぶよう励ますことは,クラスで話し合う中でいつでも起こり得ます。あなたが教える子供たちの必要に合わせて,御霊の促しに従いながら,このパターンへの調整を自然に行うようにしてください。
分かち合うよう招く
毎回のレッスンの一環として,あなたが教えている原則に関し,自分の気持ちや考え,経験や証を述べるよう子供たちに勧めます。家庭で学んだときの経験もあるでしょう。また先週学んだことを復習し,それによって生活にどのような変化があったかを尋ねることもできます。
教義を教える
『わたしに従ってきなさい—個人と家族用』は,子供たちに教える教義を理解するのに役立ちます。子供たちが福音の原則を学び,実践するのを助けるうえで,どのような聖句や言葉,経験,質問,その他のリソースを分かち合えるか検討してください。子供たちが学んでいる事柄を楽しめるように,工夫を凝らしましょう。
家庭で学ぶよう励ます
家庭は福音学習の中心であるため,初等協会教師としてのあなたの役割の一つは,家庭での学習を促すことです。子供たちがクラスで学んだことを家族に分かち合えるよう助けるには,どうすればよいでしょうか。また子供たちや親が家庭において教義と聖約を学び続けられるよう,どのように励ますことができるでしょうか。